アート織田の週末画廊日記
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2008年3月15日

作家: 南たえ子
個展タイトル:見えない線
場所: アートスペース獏


(部分)会場にて (SoftBank 913SH (Full Face) VGA)

甲殻進化論
 左の白いのはサザエの貝殻を加工したもの。では右の黒いのは?
サザエの中身に見えた人は大正解。私もわかりました。ヽ(^。^)ノ
部屋を隔てて、沢山ならんでいます。ひとつひとつ、個性をもった殻と中身。それらをつなぎ合わせるのが見えない線か?
あるいは、サザエの殻が、だんだん丸くなっていくような過程、それが線なのか。
それにしても、誰でもが、いつも客観的な存在意義について悩んでいる。
果たして相対的な認識においてのみ存在はあるのか、思考そのものがゴーストなのか。(1.5買いま〜す)
全体の中で、何かしら見えない方向性(例えばこの展示のように、塗装が増えていくような進化)の中にあって、人生の目的もつかめないまま、皆が皆突然死ぬわけだ。
だけど、その全体の方向性は、たしかにあるようにも思えながら、つかめない。
私たちはどこへいこうとしているのか。
「そこはただ風が吹きすさむだけだった」と先生はいう。

レザー番長の「ちょっといいですか」
 突然ながら、どーも良いコーナーのシリーズを変えてみます。またぞろブーツを(ローンで)買ったからです。
 ところで最近、「教えてgoo」などを見ていると、「春だけどブーツはいていいですか」という愚問が目立つ。
 だから一言言わせてもらう。
 「まず、そんなこと聞くな!」
 ファッションとは自己顕示だ。お前のスピリットを世間に見せつけてやれ。真夏だろうが履きたいときにブーツ履け。ぶれるな。こびるな。合言葉は「バックラッシュ!」

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