ART織田の


週末画廊日記


1月18日版

1月18日

ギャラリー源に清原司都子さんを見に行った。人間は液体に拡散していく。


まず絵をみた。とろけたような人間のフォルムが、アドバルーンのようにぷかぷか浮かんでいるような絵だ。 あるいは、人間がクラゲのようになって、潮に流されていくような感じもする。
大学を海辺で送った私は、「水死体」とかいう芸をやったものだ。波打ち際で力を抜いて横たわり、波にさらわれていく(OR打ち上げられる)という芸だ。砂といっしょに波に運ばれる感じがすごく心地よかった。 作品をみているとそんな無気力な心地よさと、根拠のない不安感を感じた。
清原司都子さんと少し雑談した。相模原近辺の事情その他その他。絵を買うお金を持ちあわせていないのはかなり残念。



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