ART織田の


週末画廊日記


4月11日版

4月11日

渕上優子さんの個展に行った。アクアな雰囲気は落ち着く事このうえなし。


私にとって「アクア」とか「お魚」とかいうと、もちろんアクアゾーンだ。かなり横道にそれるがアートを語る前にまず水槽を語りたい
熱帯魚の水槽というのは、いかにイメージを凝縮させるかにある。アマゾン川の魚を飼うのだったら、アマゾン川の川底をイメージして水草やアイテムを配置する必要がある。ネオンテトラの水槽に風車小屋をおくなどもってのほかだ。そして出来上がった水槽に魚を放ち、イメージを大自然へと広げていく。これが水槽の楽しみ方というものだ。(私論ではありましたが)
さて、渕上さんの作品もそういう意味でアクアな作品だ。はるか海や河や湖を体感し、ずっと眺めていたい感じである。作品が長細い事、立体である事もとてもよいと思えた。もし私が海鮮レストランでもやるのだったら、これらを全部買い占めるだろう。すばらしい。

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