キャットニップは「犬ハッカ」という和名もあるというミントの仲間で、マタタビのように猫が好むといわれるハーブです。
でも、実際の猫くん達への評判はいろいろなようです。私のある友人のところでは庭に植えたキャットニップが野良君に荒らされて駄目になってしまったそうですが、別の友人のところでは「猫またぎ」で全然お気に召さなかったそうです。そもそもミント系の香りは猫が好きな香りなのだという話もあります。ともあれ、マタタビほど強力な効果はないようです。
キャットニップの葉は、左にありますように、まあるく縁取られた淡くパステルっぽい緑色の葉です。茎も同じ色で、四角いのがちょっと特徴です。左の写真はかなり実物に近い色だと思いますが、どうでしょうか。全体に柔らかい感じの葉姿です。
我が家では、土があったのか、例年、こぼれ種から元気に育つのですが、今年はちょっと元気がありません。8月後半になってようやく元気が出てきたようです。
キャットニップの花は、夏に、茎の先に白い小さな花が房状になって咲きます。今年の開花はちょっと遅めでしたが、一番育ちの良い株は、左の写真のように、上から3節目まで花を付けました。
右は花のアップ。花のかたちをみると、ミントの仲間=シソの仲間、というのがよく判ります。
キャットニップは、フレッシュでもドライでもハーブティーとしていただけます。また一度、シソ(オオバ)の仲間と思い、大きな葉を天ぷらにしていただいてみたことがあります。オオバとほとんど差がなく、美味しくいただけました。
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