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    * TICA Cat Show

 
  TICA Cat Show
キャットショーでは、大きく分けて成猫のクラス ( チャンピオンシップ ) 、子猫のクラス ( ノンチャンピオンシップ ) 、
避妊・去勢猫 ( アルター )、家庭猫 ( ハウス・ホールド ) と分かれます。
この大きなクラス分けに基づいて各クラスのベスト・キャット10頭が選ばれます。
つまり、成猫のクラス ( チャンピオンシップ ) と子猫 ( ノンチャンピオンシップ ) 、避妊・去勢猫 ( アルター )、
家庭猫 ( ハウス・ホールド )のクラスと一緒に審査する事は無いという事です。

また、更に上記の各クラスは長毛 ( ロングヘアー *LH ) と、短毛 ( ショートヘアー *SH ) に分かれます。
※ 例えば成猫のアビシニアンは チャンピオンシップの短毛となります。 

実際に審査を行う時には、もっと細かく分けて、猫の種類 ( ブリード )、猫の毛色 ( カラー ) 毎に審査を進めて行きます。
ブリードの中でまずカラーに分けて審査を行い、ブリード内の順位を決めます。
ここまでが一般審査です。

そして最終的にブリード毎の上位入賞猫を選んで、各クラス毎にその日のベストキャットを10頭選び、最終審査 ( ファイナル ) を行います。ファイナルでは10位から発表し、ロゼットという大きなリボンを表彰していきます。
※ 出陣頭数によっては10頭以下になることもあります。

また、ジャッジはオールブリードジャッジ ( *AB ) といって、各クラスのファイナルを、長毛 ( ロングヘアー *LH )、
短毛 ( ショートヘアー *SH ) と分けずに10頭の猫を選出し表彰するジャッジと、スペシャリティジャッジ ( *SP ) と言って、
長毛 ( ロングヘアー *LH ) の中で10頭、短毛 ( ショートヘアー *SH ) の中で10頭と選び、ファイナルを行うジャッジがいます。
※ 出陣頭数によっては10頭以下になることもあります。



  一般審査
アビシニアンの成猫クラス ( チャンピオンシップ ) の審査です。
短毛 ( ショートヘアー *SH ) のクラスになります。
今回 ( 2006年10月 ) のショーにてのアビシニアンのチャンピオンシップの出陳頭数は6頭でした。
カラーで分けるとルディが3頭、シナモン ( レッド) が3頭でした。

まず、審査ケージにナンバーが立ち、アビシニアンがジャッジのケージに入ります。
最初にカラーごとに審査を行います。
シナモンの猫から審査されます。次がルディです。



審査の際にはケージから猫を出し、必ずジャッジ台の上に猫を降ろして審査を行います。
ブリード ( 猫の種類 ) によってチェックする箇所は異なってきますが、主に顔を含む頭部全体、毛質、毛色、体格などを見ています。

また、減点にあたる所はないか、失格になるような所はないか、
( 各ブリードのスタンダード=基準・標準による ) 審査をしています。
※カラーリボンがついています。
1位 ・・ 青リボン
2位 ・・ 赤リボン
3位 ・・ 黄色リボン
4位 ・・ 緑色リボン
5位 ・・ 白リボン

今回シナモンは3頭でしたので、青リボンと赤リボン、黄色リボンがつきます。同じカラーでの猫の出陳頭数が5頭以上の場合は、5位以下の猫にはリボンがつけられません。( ポイントになりません )
※得点表は下記を参照して下さい。




201番・202番・203番のシナモンの審査結果

203番 = 青リボン ( 1位 )
201番 = 赤リボン ( 2位 )
202番 = 黄色リボン ( 3位 )


205番・206番・225番のルディの審査結果

205番 = 青リボン ( 1位 )
225番 = 赤リボン ( 2位 )
206番 = 黄色リボン ( 3位 )

以上でカラー毎の審査が終わりました。



次にディビジョンの審査を行います。
ディビジョンというのは、毛のグループ分けです。 ( 縞模様の入った毛をしているグループであるとか、模様がなく単色のグループであるとかです。 )

アビシニアンのディビジョンは、タビーとシルバー・スモークですが、
ここではタビーについて説明します。
タビーというのは縞模様のことで、簡単に言うと茶色一色のアビシニアン、黒一色のアビシニアンはいないという事です。
アビシニアンは顔をご覧になって頂ければ分かりますが、M字の模様、目の下の縞などがあります。
一色であれば、縞は当然出来ません。

※シルバー・スモーク ディビジョンについては、
  Abyssinian Standard を参照下さい。

ディビジョンの後にブリードの審査が行われるのです。
猫種によって認められているディビジョンの種類は異なります。

ケージに沢山のリボンがついていますが、最初についたカラーリボンの色はここでは青、赤、黄色です。

ディビジョンのリボンの色は、以下の通りです。
1位 ・・ 黒リボン
2位 ・・ 紫リボン
3位 ・・ 橙リボン

つまり、ここのアビシニアンの審査は、シナモンのカラーの順位は、203番が1位、201番が2位、202番が3位。
ルディのカラーの順位は、205番が1位、225番が2位、206番が3位となりました。

そしてディビジョンは203番と205番のどちらが上のリボンをとるかとなりましたが、ディビジョン/ブリード審査は、下記の結果となりました。 タビーディビジョンのみの出陣でしたので、ディビジョン審査順位=ブリード審査順位となります。

1位 ・・ 203番 ( シナモン )
2位 ・・ 204番 ( シナモン )
3位 ・・ 205番 ( ルディ )

以上の厳しい一般審査を通って、ファイナル ( 最終審査 ) へと進みますが、必ずしもディビジョンをとったからと言って、ファイナルに残れるとは限りません。しかし、チャンピオン ( 等 ) 登録をする為に上記のリボンのポイント数は加算されます。
※下に得点表並びにチャンピオン登録資格を書き出しましたのでご覧ください。





  最終審査 ( *ファイナル )
各部リード別の一般審査が終了すると、ファイナル審査 (最終審査) が行われます。

ファイナルの様子です。SP ( スペシャリティ ) のファイナルです。
それぞれのジャッジが選んだ、そのクラス上位5頭の猫が審査ゲージに入っています。
※出陣頭数によって、ファイナルに残る頭数は変動します。

5位の猫ちゃんから表彰されます。
ディビジョンをとったアビシニアンもファイナルに残れました。
入賞した猫には素敵なロゼットが渡されます。
ロゼットには、主催クラブやクラス、順位が入っています。



  得点表・チャンピオン登録参加資格得点表
一般審査 ファイナル
順位 リボンのカラー Best Color 順位 All Breed Specialty
Best 25点 Best 200点 150点
2nd 20点 2nd 190点 140点
3rd 15点 3rd 180点 130点
4th 10点 4th 170点 120点
5th 5点 5th 160点 110点
6th 150点 100点
順位 リボンのカラー Best Division 7th 140点 90点
Best 25点 8th 130点 80点
2nd 20点 9th 120点 70点
3rd 15点 10th 110点 60点


チャンピオン登録資格得点表
CHAMPIONSHIP H.H.P TICA 条件
チャンピオン
CH
チャンピオンアルター CHA マスター
CH CHA MS 300点  4人の異なるジャッジから得点を得ること。
 ファイナル入賞1回
GRC GCA GRM 1000点  4人の異なるジャッジからファイナル入賞6回。
 ( そのうち3回はAB10位以内、またはSP5位以内 )
DGC DGCA DGM 2000点  GRC・GCA・GRMの資格を持ち、ファイナル入賞1回。
 ( AB10以内、またはSP5位以内 )
TGC TGCA TGM 3000点  DGC・DGCA・DGMの資格を持ち、ファイナル入賞1回。
 ( AB10以内、またはSP5位以内 )
QGC QGCA QGM 4000点  TGC・TGCA・TGMの資格を持ち、ファイナル入賞1回。
 ( AB10以内、またはSP5位以内 )
SGC SGCA SGM 6000点  QGC・QGCA・QGMの資格を持ち、ファイナルで、
 BEST CAT (*ベストキャット ) に選ばれること。









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