コンピュータ室運営日誌


1999年

3月後半のできごと


予算の組み方(3月18日)
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 予算の組み方(3月18日)
 
 年度末を迎え,コンピュータ室は連日フル稼働状態です。

 そんな中,ついに2台のプリンタ(CANON-BJ210)の調子がおかしくなってしまいました。

 コンピュータが導入されてまだ2年半が過ぎたばかりです。それにしては壊れるのが少々早すぎるような気もしますが,考えてみれば,私たちの学校では,子どもたちの表現活動のツールとしてコンピュータを活用する方向で進めているので,プリンタはかなり使われています。

 本年度だけでも,プリンタ5台で,カラーインクが約50本,用紙が3000枚ほど使われていますから,計算するとプリンタ1台あたりで10本のインクを消費し,600回の印刷が行われていることになります。

 そうするとプリンタ1台あたりの印刷回数の累計は計1000回を軽く超えていると考えられます。

 これじゃ仕方ないか。

 しかしながら私たちの学校のプリンタは,いわゆるネットワークプリンタではなく,コンピュータ4台ごとに1台のプリンタを共有するかたちで接続されています。1台のプリンタが壊れてしまうと,4台のパソコンからの印刷ができなくなってしまうわけで,大変困った事態です。


 直してもらえるのかなあ。何しろお金がないのです。

 前回,クライアントのHDが壊れた件では,学校の予算をすでに使い果たしてしまっていたために,教員委員会の予算を使って直していただいたのですが,噂によると教育委員会の予算もついに底をついたらしいのです。


 私が勤務するM市は,中学校では全教室にコンピュータが配備され,校内LAN及びインターネットが導入されているなど,全国的にも先進的な設備が整えられているというのに,その一方で,消耗品費や修理費などは,2学期後半からすでに不足しているのです。

 アピール度の高い目玉事業には莫大な予算を投入しているのに,日頃のメンテナンスはほとんど考慮されていないらしいのです。

 予算の組み方にかなり問題があるのではないでしょうか。予算担当者のセンスを疑ってしまいます。(問題発言か)




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