訪問者に優しいWebサイト作り

サイト内検索  

HOMEナビゲーション編→行き先を示す

行き先を示す

どこに行くのでしょうか?

ページに「Back」「戻る」というリンク。よく見かけますよね。この言葉は、

という、三つの意味合いがあります。

また、「Top」「トップ」というリンクもよく見かけます。この言葉は、

という、これまた三つの意味合いがあります。

「Back」「戻る」や「Top」「トップ」。サイトの構造を知っていれば、いずれの意味合いで使用しているか判りますが、そうでないと、どこにリンクをしているのかが判らないという状況になります。

私自身、つい最近まで個人サイトの方では、このようなナビゲーションをしていました。悪い例として取り上げます(別ブラウザ開きます)。
この例でのナビゲーションでは、前の話題へ戻るのに「Back」、コーナーのトップ(「FUMINGのこれだけは言わせろ!(ネットワーク編)」というコンテンツが個人サイトの方にあります)に戻るのに、「Top」という言葉を使ってナビゲーションをしていました。
初めて、このページを見たときに、「Back」「Top」のナビゲーションでどこに行くのか判りますか?

このように、行き先が2つ以上考えられるようなナビゲーションは訪問者にとって不親切ですし、サイト内迷子の原因となります。

行き先を明確にする

先ほどの例で使われていた、「Back」と「Top」と言うナビゲーション、次のようにしてみると行き先が少しは判るかと思います。 修正例へ
「Back」→「前(の話題)へ」「Prev」「Previous」
「Top」→「目次へ」「index」

「Back」「戻る」の意味合いが、前の話題に戻るであるのであれば、「前の話題へ戻る」等としてみる。一つ上の階層に戻るのであれば、「上へ」「○○(コーナー名)へ」等としてみる。直前に閲覧していたページであるのなら、その旨を記す。

つまり、言葉をちょっと付け加えてどこにリンクするのかを示す必要があります。

また、「Top」「トップ」の意味合いが、Webサイトのトップページ(=ホームページ)ならば、「ホームページへ」「Home」等とする。コーナーのトップページ(目次)であるのなら、「○○目次へ」「index」等と目次であることを示して、どこにリンクしているかを明確にすることが必要になります。

わかりやすさから言えば、日本語の方に分がありますが、野暮ったさもあります。英語だと、かっこよく見えますが、ターゲット層によっては理解してもらえなかったり、誤解を生む危険もあります。その辺はWebサイトの雰囲気とも相談になるかと思います。
サイト内のどこにリンクしているかがきちんと判るようなリンクにしましょう。

©Copyright 2001-2006 FUMING fuming@neko.chan.ne.jp

リンクに関してはご自由にどうぞ。