訪問者に優しいWebサイト作り

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印象の悪いWebサイト

各種極悪テクニック紹介」では、特にトップページで使うと訪問者に逃げられる可能性が大きいテクニックについて話をしてきました。しかし、訪問者に逃げられる要素はテクニックだけではありません。サイトオーナーの態度にも、逃げられる要素は潜んでいますよ。

工事中の多いサイト

Webサイトを公開した直後のサイトに多いのですが、一部のコンテンツが工事中となっているサイト。ある程度のコンテンツが出来上がっていて、それでプラスαという要素での「工事中」なら、サイトの将来性に期待を込めて、また見に来ようかなと思います。

しかし、「工事中」が多いと話は別です。個人的見解から言うと、トップページの工事中コンテンツが、全体の3分の1以上もしくは3つ以上ある場合、あまり良い印象を与えません。この数をどう見るかはともかくとして、ともかく工事中の多いサイトが訪問者に良い印象を持ってもらうのは困難です。

工事中というのを表示するのであれば、いつ頃完成するかを表記しておいた方が、工事中のコンテンツを楽しみにしている訪問者にとっては親切だと思います。
制作者側から言うと、期限を設定することで、Webサイト更新へのやる気を起こさせるという効果もあるかと思います。

それよりも、工事中の多いサイトを平気で公開してしまうサイトオーナーの態度にも問題があります。そもそも、サイトを見るのに貴重な時間とお金がかかっているということを理解しているのでしょうか?そして、工事中が多いサイトでも見てもらえるだろうというおごった態度が見え見え。
Webサイトそのものが珍しかった時代ならともかく、現在では作るのであればそれなりの出来映えのものが要求されますよ。

お願い事の多いサイト

Webサイトの制作者なら、誰しも思うことだと思うのです。

「自分のWebサイトを見て欲しい」

そのために、いろいろと宣伝をしたり、訪問者の方へPRをしたりもするかと思います。でも、過度なものになると、、、印象の悪いサイトに。

個人的に見て、ちょっとこれはやりすぎじゃないのと思うものをあげます。思い当たる節のある方は要注意です。

お気に入り(ブックマーク)への登録を促す

訪問者がリピーターになってくれる。Webサイトを運営していて、これほどありがたいものはないですね。アクセス向上のためにも必要です。
Webサイトのリピーターになろうと思ったときに訪問者がとる行動は、自分が使っているブラウザの「お気に入り(ブックマーク)」に登録することですね。お気に入りに登録することで、ダイレクトにそのWebサイトを閲覧することができるのですから。

Windows版Internet Explorer4以上の訪問者を意識してか、わざわざお気に入りへ登録させるリンクやボタンを付けているサイトまでありますね。・・・でも、余計なお世話しかありません。押しつけがましいのです。
ブラウザのお気に入りやブックマークに登録するかどうかは、訪問者が決めることです。本当に「お気に入り」「ブックマーク」に登録したいと思わせるようなサイトであれば、訪問者としては、ほんの少しの手間は惜しまないと思います。

「お気に入り」へのリンクやボタンを付けるぐらいなら、自分のコンテンツをもっと良くする方向にそのエネルギーを向けて下さい。

バナー広告へのクリックを促す(個人サイト)

最近では、個人サイトでも、バリューコマース等のクリック広告を表示しているサイトも多いですが、Webサイトで、お小遣い稼ぎという感じなのでしょうか。Webサイトを作るにはそれなりのお金が必要なのは判りますし、他のことをするにしてもお金は必要。

しかし、現実はというと、バナー広告では収入を得ることは難しいと言われています。クリック数もかなり減っているとのことです。これは、サイト内容と、広告内容とのひどいミスマッチが引き起こした結果だと私は感じています。

しかも、バナー広告を表示することで、表示スピードが犠牲になってしまいますし、デザイン面でも、サイトの持つ雰囲気を壊しかねないという部分もあります。
個人サイトには、バナー広告は不要だと思うのですが、いかがなものでしょうか?

アクセスランキングやHPバトラーへのクリックを促す

そもそも、「アクセスランキングやHPバトラーにWebサイトの宣伝効果はあるのか?」というのが、私の一番の疑問です。

私見ですが、アクセスランキングやHPバトラーは参加しているだけで、他人のサイトを閲覧しようという気持ちがあまり働かないのではないかと。それに、アクセスランキングやHPバトラーに参加しているサイトに限って、アクセス数命!で、肝心のサイトの中身は・・・「内容が薄い、おそまつ」なものが多い。参加するだけ、自分のWebサイトのレベルが低いと暴露しているようなものだと思うのですが、ちょっと言い過ぎ?

アクセスランキングやHPバトラーに参加している暇があるのなら、コンテンツの充実に時間を使った方がよっぽど有意義だと思いますよ。

言葉遣いの悪いサイト

どこまで許容できるかは訪問者側の個人差にもよる部分が大きいので、一概には言えません。言葉遣いには、サイトオーナーの態度が出やすいので要注意。個人的に、こういう言葉遣いをしているサイトは苦手と言うのをあげておきます。

ほんのちょっとした言葉遣いでも、訪問者のWebサイトに対する印象ががらりと変わってしまうこともあります。ターゲットにあわせた言葉遣いを心がけていきましょう。

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