■第5章 Calcutta Guest House


チョーロンギー通り(Chowronghee Rd.)からサダルストリート(Sudder St.)へ入り、ハードフォードレーン(Hard Ford Lane)→コーウィレーン(Cowie Lane)を行くとこのゲストハウスがある(下の地図参照)。

サダルストリート付近にあるゲストハウスを探したが、どうも高い

オレ達が望んでいる部屋は

(1) トイレあり。

(2) 3人が泊まれる部屋。

(3) もしあればシャワー付。

であった。エアコン(AC)があると一気に料金が高くなる

確かに非常に暑いが、暑いのは現地の人達もいっしょ。そこで楽をしてはいけない。

結局、上記の条件を満たす部屋を探すと大体相場が一人当たりRs150〜Rs250と少々思っていたより高かった。てっきりぼったくりをしようとしているのだろうと思い、約1時間ほどあちこち探したが、どこも似たようなものだった。もちろんTaxはホテルによって要求されたりされなかったりする。このTaxがどうも怪しい。いろいろとホテル探しを手伝ってくれた子供{ホテルが決まった後でTipとして(ヒンズー語ではバクシーシー)Rs10払ってあげた}曰く、

子供:”Taxは大体部屋代の150% (one fifty percent) 程度だ!”

オレ:”は〜っ?、15% (fifteen percent) との間違いじゃ〜ないの?”

子供:”いやいや、150% (one hundred and fifty percent) だ。”

オレ:”は〜っ?、そんな高いTax払うなんて聞いたことがないぞ!何でそんなに払わないといけないの?オレ達はビンボーなんだゾ!。冗談じゃ〜ない”

子供:”だって警察がきちんと調べにくるからだ・・・。”

オレ:”そんなもの知るか!オレは絶対に払わないぞ!

そこで何事も交渉、値切りに値切って何とか一人当たりRs100ずつ、当然Tax免除でこのゲストハウスに泊まった。

ある機会があり、このゲストハウスに滞在している客はみんな一人当たりRs200〜250程度払っていることが分かった。そしてオレ達だけが一人Rs100で泊まっていた。ラッキー!!

もちろん交渉の中では、

オレ:”よし、もしこのゲストハウスがよかったらおれのHPで紹介しよう!”

が含まれていたので、一応紹介します。

ちょっと場所がわかりにくいかもしれないが、ぜひ泊まってみてください。ちなみに某歩き方には出ていません。

ゲストハウスの名刺。裏には地図が記載されています。

ハードフォードレーン(Hard Ford Lane)からコーウィレーン(Cowie Lane)を覗くとこんな感じに見えます。

そして下の写真のように水色部分が見えます。これが目印です。

この目印の方へ歩いていくと、ゲストハウスの入口であることがわかります。

入り口の上方にはこのような看板があります。

このゲストハウスのチェックアウトは正午で、これを超えると通常はもう1日分払わなければなりません。

でもほんの数時間だけオーバーしたい場合、オーナー(ボス)とちょっと交渉すると半日分で許してくれる。

しかし、もっとねばるとただにしてくれる。

どうすればよいか?

日本からのお土産を渡すのです。これにはお互い立派なメリットがあるからだ。

(1) インドではmade in Japanがあまり手に入らない。つまり珍しがられる。

(2) 日本からの観光客(多分他の国からもそうではないかと思うが・・・)がサダルストリートに着くのは夕方以降だから、その間はゲストハウス探しをする人はあまりいない

(3) オレ達観光客が飛行機または列車に乗る時刻が大体夕方か夜であるため、その時間まで荷物を持って出かけるのは危険だし、ましてやこの暑さの中で街を歩こうというのは自殺行為である。

では、オレ達の場合は何をあげたかって?

1回目(バナラシへ行く前)は1個200円くらいする面白い石鹸1個でした。

2回目(バナラシから帰ってきたとき)はいろいろと土産が残っていたのでいっぱいあげましたが・・・。当然2回目も一人Rs100で泊まりました。

そうそう、忘れていました。この当たりのゲストハウスでは夜10時を過ぎるとチェックインをしてくれなくなるとのこと。つまり10時までに泊まるところを探さなければならないらしい。

何故敢えてここで紹介するか?

実は日本からカルカッタへ到着するのは夜7時過ぎ。そして入国審査・ルピーへの両替・サダルストリートまでの移動をすると結構時間がかかり、下手にゲストハウス探しの前に夕飯を食べて時間を過ごしてしまうと、10時を過ぎてしまうのだ。これは要注意。ちなみにオレ達の場合は、夕飯を食べずにそのままサダルストリートに着いたのは9時少し前。そして部屋を決めたのは10時少し前、つまり時間内ぎりぎりだったのだ。

ということで、注意しましょう。

ついでですが、DumDum空港からバスと地下鉄を使ってサダルストリートへ行くのは結構時間的に大変ですのでこちらもご注意

まず空港から地下鉄のDumDum Stationまでのバスが夜7時で終わってしまうので、通常空港から駅までは白タクに頼らなければならない。こいつらは結構ボリます。でも背に腹をかえられない。他に手段がないのですから・・・。オレ達の場合はトータルRs200でした。もちろん帰りはサダルストリートから空港までタクシーでRs150以下で行けて安い。(Rs120くらいまでは何とかなりそう)。

さらに駅からPark Street station (サダルストリートの付近)への最終電車は8時20分ごろ。つまり時間的にあまり余裕がない。オレ達は何とかこの最終電車に乗ることができた。

ホテルの従業員たち。

結構いいやつらだ。非常に親切だし、いつもニコニコしている。ただし写真を撮るときは何故か恐い顔。きっと凛々しさをかもしだしているのだろう。いやいや、それとも緊張しているのかな?

以上、カルカッタでのゲストハウス紹介でした。


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