■第12章 Baba Guest House


ダシャシュアメードにあるゲストハウスの一つ。とにかく安いのが特徴だ。立地条件が他のゲストハウスと比べてあまりよくないからなのだろうか?とにかくビンボーなオレ達にとっては最高のアジトとなるはずだった。シャワーとトイレは共同でACなし、ここまではよかったのだが、何と部屋の中が暑く(朝:約32℃、昼:約36℃、夜:約32℃)、更にベッドが体温以上に熱い。夜は寝れたものではない。風通しも悪いため、朝から晩までずっと暑い。部屋に一日中いるとまるでローストビーフ、おっとここでは御法度、もといローストチキンになった気分が味わえる。したがって暑い時期はやめたほうがいいかもしれない。

何でそんなところに泊まったか?

前にも述べたが、熱射病にかかってしまったオレは他のゲストハウスを探すのが面倒だったためである。そして上記の最悪な状況にもかかわらず4日間ここで過ごしたのは、当然他のゲストハウスへ逃げるのが面倒だったからだ。まあ、4日間程度なら耐えればいいではないか?4日間くらい寝れなくても死にゃ〜しない。でもそれに近い状況にはなるのでご注意を。それから朝11時頃から昼3時頃まで停電になります。どうやら節電をしているようなのだが、このときは本当に暑くてつらい。シャワーも止まってしまうので、ただひたすら汗をかくしかない。まるで我慢大会のようだ。

部屋代は一人当たりRs50。2年前と比べてRs10上昇している。今回は偶然に前回と同じ部屋であった。

前回と違う点はビールが売っていることだ!Rs75で買うことができる。

また冷蔵庫には炭酸・ミネラルウォーター・ミリンダレモン・ミリンダオレンジ・ペプシもあり、みんなRs10。特にミネラルウォーターは朝一番に買うと、冷凍庫にしまってある凍ったものを先着2名様まで手に入れることができる。それに街ではミネラルウォーターはRs12するのが一般的だが、ここはRs2安い。Save Moneyだ!

そうそう、○○の歩き方'97〜'98版には出ていなかったが、最新の本にはこのゲストハウスが紹介されているらしい。何て書いてあるかは本を持っていないのでわからないが・・・。

おっと、それからマラリア蚊がいると思って蚊取り線香を日本から持っていったのだが、いなかった。でも訳のわからない虫はいるので、蚊取り線香はきっと役に立つでしょう!ちなみにインドで売っている蚊取り線香には殺傷能力がないし、すぐに消えてしまう。でもそう言えば日本の蚊取り線香と似たような形をしたものも売っていたが、きっと効かないでしょう!

ということで、バラナシでのゲストハウスは今回は失敗しました。

行き付けのチャイ屋の付近からガンジス河を背にするとこの光景が見える。ちょっと見づらいかもしれないが、写真中央の看板がある。ちなみにこのGuest Houseの屋上からガンジス河を眺めるのも結構よい。ただし野生の猿がよく遊びに来ているので注意が必要。まあ、朝方は来ないが、でも引っかかれたら大変だ!

Baba Guest Houseへ行くにはこの階段を上らなければならない。写真のように見た目はそんなに大したことはないのだが、実際上るときは一苦労。特に暑い時間帯などにこの階段は”心臓破りの階段地獄”となる。上りきった後は、いつも心臓がドクドク言っている。そこでどのくらいの階段なのかを紹介するために計ってきました。

階段の数は46、一段の高さと幅はそれぞれ20cm。どうだ、キミもこの階段を上ったらきっとぜぇぜぇ言うゼ!

これがゲストハウスの入口。そうそう、バスでカトマンズへ行きたい人はここでチケットを入手できるとのこと。


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