■第18章 最後に・・・


今回の旅は今までにないハードであった。しかしインドへ再び行けたことは非常に満足している。さて、目的についてまとめてみるとこんな感じになる。

(1) 再びガンジス河を一日中ほぇ〜っと眺め、時間過ごす。

昼間は外に出られる状況ではなかったため、一日中という訳にはいかなかったが、ぼけ〜っとできたため、ある程度は満足できた。

(2) 庶民が食べるカレーを再び食べたかった。

これは予想通り、普段食べているインドカレー(またはインド風カレー)に舌が慣れてしまったこともあり、”あれっ?こんな感じだったかなぁ?”と思うことがあった。

改めて感じたことは

慣れというのは非常に恐い。日本などで食べている高級インド(風)カレーとは異なり、現地の一般的で安い食堂の味はもっと質素であったことを忘れてしまうものだ!”

ということ。人間は贅沢をしてしまうと本質を忘れてしまうものだなぁ、あぁ恐いと改めて考えた。

(3) 友人達が無事なのかを確かめる。

ラジュ兄弟を始め、チャイ屋の家族やその他出会った人達、みんなみんな元気だった。良かった、良かった!

(4) カルカッタという街を観てみたい。

思っていたより栄えていて、街中はモノでいっぱいあふれている。そして物価も結構高かった。そして何より表通りは人に囲まれて物乞いをされることがなかったことは驚きである。

今回はとっても暑かったため、スラム街へは足を運ぶ余裕がなかった。だからカルカッタのヘビーさを知ることはできなかった。

(5) インド人と物々交換をしたい。

バナラシで本当はこれにチャレンジして交渉力アップしようとしたのだが、いかんせん猛烈な暑さと体の調子の悪さがたたり、交渉するためのパワーがなく、街中へはほとんど足を運ぶことができなかった。これは結構残念なことである。次回は・・・。

またこれとは別に旅の日程上、バラナシからカトマンズへのバスの旅ができなかったことも非常に残念である。いつかは是非このルートで出かけてみたいものだ。しかしその前にバナラシの居心地の良さを克服しないといつまで経ってもカトマンズへは行けない。オレには克服できるだろうか?


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