■第14章 元気のいいおばさん


ある朝、例のごとくガンジス河を眺めながらほえ〜っ!!としていた。Ozyはチャイ屋でチャイを飲みながら日本人と話している姿が見える。

連日睡眠が取れていないオレは、一日の中で一番気持ちがいい時間帯であるこの時は大の字になってうたた寝をしたりする。

しばらくすると、何やらOzy達はボートに乗るために値段交渉を始めた。オレは前日にボートに乗ったし、ほえ〜っとしたかったので遠慮した。そしてぼけ〜っと彼らを見ていると、目が覚めるような光景を目にした。なんとこのおばさん、ボートのオヤジと立派に交渉をしているではないか?

”No!!”とでかい声を張り上げてがんばっている。その姿、日本にはなかなかいない元気がよく、ハキハキとした、いいおばさんでした。

そしてOzyとKIDはおばさんの後に続いてボートへと向かっていった。

OzyとKIDがおばさんといっしょにボートへ乗るところ。値段交渉も無事に終わり、30分間の優雅な時間(ガンジス河から見たダシャシュアメードの立派な建物の見物)を楽しむこととなる。もしあなたもここバナラシへ行ったら、是非一度はボートに乗ってみては?

30分間で15〜30Rsです。

いざ出発。

おばさん、早速何か被写体を見つけたようだ。


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