その22 白夜のおかげでちょっと得した気分@2003-6-14
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週間に及ぶ欧州廻りがスタートした。
最初はイギリスに入り、一仕事して次なるフィンランドへ移動。
1週間も朝から晩まで英語を使い続けるっていうのは慣れるまで結構疲れる。
どんな感じかって?
最初の3日は自分自身の中では結構スムースにしゃべれる。
しかし4日目になると、だんだん自分の口がドロドロと疲れてきて発音がおかしくなってくる。
そして5日目には、このドロドロ感がだんだん上のほうに広がり、6日目とか7日目はもう脳みそまでドロドロになる。
だから週末はとにかく寝て体力の回復をはかる。
さてうわさでは聞いていたが、この時期の北欧は白夜で深夜0時でも外で新聞が読めるとのこと。
で、ホテルの窓にはカーテンのみならず板の扉がついており、寝るときはこの扉を閉めて暗くする。
フィンランド(ヘルシンキとカヤーニ)とスウェーデン(ストックホルム)にはちょうど1週間滞在したが、大体夜中の2時過ぎくらいまで外は真っ暗にならなかった。
そして夜が明けるのは4時ごろ。
つまり本当に一日2時間足らずしか真っ暗にならない、不思議な体験だった。
さて話を戻して土曜日はカヤーニで休日を過ごしたのだが、とっても小さな町なので何もない。
あるとすれば湖がいっぱいあるくらい。
だからではないが、疲れもあって夕方6時くらいまで爆睡していた、というか、起きたら6時だったと言った方が正しい。
東京ではちょうど暗くなっている時間ダ。
普段だったら“しまった、もう暗くなってしまった。 寝すぎた・・・。”と反省する。
とろこがここはフィンランド、曇りではあったものの思いっきり明るい。
何かちょっと得した気分。 まだまだ時間はあるゾ!っていう感じ。
ということで、ホテルの周りを散歩することができた。
1時間くらいで切り上げて夕飯食べようと思っていたのだが、途中道に迷ってしまい、3時間くらい費やしてしまったのはちょっと誤算。
途中人や車をほとんどみかけないし、思いっきり方向音痴の私としてはちょっとビビった。
挙句の果てにはトイレにも行きたくなってしまったし・・・。
ホテルを見つけたときは“良かった〜っ!”と心の底から思ったものだ。
もちろんちゃんと用はホテルのトイレで済ませることができましたが・・・。 (でも後15分はもたなかったなぁ、きっと・・・。)
そうそう話は飛ぶが、June Brideっていう言葉は有名だが、確かに日本と違ってこの時期はジメジメしないので気持ちが良い。
北欧への訪問はやっぱりこの時期が一番おススメです。 20日ごろの週末はこの地域は感謝祭があるし・・・。
もちろん冬のオーロラも大変良いですが・・・。 (私もオーロラを生きているうちに見たい!)