その8 成田で飛行機に乗り遅れる!?@2003-9-30


葉県民を除いた人たちにとって成田空港への道のりは本当にツライ。

羽田が再び本格的な国際空港になればどれだけ便利なことか・・・と思う方は相当はず。

さらに鉄道会社に言いたいのは、とにかく電車の本数を増やしてほしいことと、所要時間ができるだけ短くしてほしいということ。

だって現行はJRの場合、特急が良くて30分に1本、普通は1時間に1本だからだ。

それに私の場合、何故か意外と19:30ごろに成田空港へ到着する飛行機に乗っていることが多い。

バンコク、北京、仁川(インチョン)@韓国、台北、香港などなど。

幸い上海からのフライトは福岡経由にしていたので、羽田から帰ることができることから、この時間帯に成田に到着する便はあるものの、利用したことがない。

羽田からだったらモノレールが3〜5分毎に走っているのでとっても便利だし、空港から2時間弱で家に着くことができる。

実はこの19:30ごろに成田に到着する飛行機って意外と多い。

なのに私がいつも利用しているNEXは19:45ごろの次は20:45ごろ。

19:30に到着すると19:45のNEXには絶対に乗れない。

まあ、それでもこの20:45ごろのNEXは一部高尾行きになるので、中央線にある私の最寄の駅を停車してくれるからまだましだが・・・。

それでも地元の駅に着くのは22:24とちょっとかかり過ぎ。 

だってなんやかんや言って、自宅に着くのが23:00前くらいになってしまい、成田に到着してから3.5時間もかかる計算になる。

20:05ごろの快速なんて利用しようもんなら、もうそれは大変。

通常空港第二ビル駅から東京駅までNEXだとちょうど1時間で行けるし、喫煙場所も車内にある。

しかし快速に乗ると1.5時間かかるのみならず、タバコは吸えないしジュースすら車内で売っていない。

挙句の果て快速とあって、頻繁に駅に停車する。冬なんかはドアが開くと結構寒いものだ。

で、最寄の駅に着く時間は22:15ごろで、結局10分程度しか変わらない、ブツブツブツ・・・・・・。

 おっと、話がまた大きく外れてしまいました。本題である、飛行機に乗り遅れる!?という経験の話に戻しましょう。

 その前にここで質問です。 あなたは国際線に乗るとき、どの位前に国際空港へ着くように家を出ますか?

普通は2時間前なんて言いますよネ! 私も最初のうちはそんな感じでした。

しかし私の欠点の一つである、ルーズさがいつの間にか2時間前を1.5時間前くらいにしてしまう。

例えばどの位ルーズかというと、

(1)  NEXのチケットは出発当日に東京駅で買う。 

これはもし前日までに買ったチケットが当日寝坊して乗り遅れてしまった場合を考えてのこと。

さらに地元の駅はいつも長蛇の列だし、最近自販機が別口であるが、窓口で買った方が早いからだ。

(2)  出張の支度は前日の夜中から始めて、しかもウダウダしながら支度するので、大抵3時間くらいかかる。

 何か切羽つまらないと何もできない性格なんです。

(3)  朝どんなに早く起きたとしても(というか、実際は起きれないんですが・・・)、家を出るまでに何度もトイレへ駆け込む。

 これは小さいときからの癖で、朝や食事の後の出発は大抵途中トイレへ行きたくなるんです。

 これで大学受験を何度も失敗しました。会社に入ってからはラッキーなことにフレックスなんてものができたので、安心して駅のトイレへ駆け込むことができる。

 それに一つ私の中で決め事があるんです。会社へ行く途中でもし3回トイレに行ったらその日は何が何でも会社を休んで家へ帰ること。

 幸い3回目のトイレが会社のビルの地下一階のトイレだったってことは何回かありましたが、そのときはちゃんと会社に行きました。

 そして先日まで働いた会社では途中トイレに3回行った理由で休むことになったことは幸いなことにありませんでした。

 

おっと、またまた話が外れてしまいました、話を戻しましょう。

こうしてだんだん慣れてくると、これが1.5時間前で良いだろうとだらけてくるんですネ、痛い目に合うまでは・・・・・・ネ!

それはバンコクへ出張するため、いつもの通り東京駅からNEXに乗る予定でした。

9:00東京発のNEXです。そしてフライトは10:50発のANA/タイ国際航空の共同運航便。

ただでさえこのNEXだと10:00に空港第二ターミナルへ到着するため、ギリギリというか危ないため、普通はその前のNEXである8:30の東京発を選択することでしょう。

さらに例によってNEXは当日東京駅で購入。 東京駅には8:50に到着したのでちょっと余裕があるなぁなんてのんきなことを考えながらNEXのホームへと向かった。

ところがこれに追い討ちをかけるような出来事が発生してしまった。

なんと、京浜東北線が大井町駅で人身事故を起こしてしまい、その隣の線路を走るNEXが止まってしまったというアナウンスが9:00直前に第一報として入った。

これには本当に焦った。 そう言えば東京駅への中央線に乗っていたとき、8:20ごろにこの人身事故の発生について車内アナウンスがあったなぁ・・・・・・。

でもそのときは京浜東北線のことしか言っていなかった。 でも今更そんなことを言い始めても何の意味もない。

とにかく駅員さんを探していたら、私と同じような状況の他の客が食いつくような怒りと航空会社への連絡を強要していた。

しかし、駅員さんからの言葉は、

(1)“NEXがどのくらい遅れて東京駅に到着するかわからない。”

(2)“航空会社とJRは何のつながりもないため、航空会社への連絡はできない。”

(3)“上野まで行って京急で空港まで行った方が早いかもしれない。ただ次の京急の成田行きの特急電車の時間はわからない。”

の一点張り。

何てこった、どうにもこうにも次の判断ができね〜じゃね〜か!!!!!!

下手に上野へ行ってタイミングが合わなかったら完全にアウトだし・・・・・・。 結局待てるだけ待とうと思い、東京駅で留まった。

幸いNEXは30分遅れで東京駅に到着し、空港第2ビルには25分遅れの10:25に到着した。

そこから猛ダッシュしたのは誰もが推測できるでしょう。

本当に恥ずかしながらも出国審査のところでは思いっきり頭を下げながら割り込みをさせていただいて、とにかく搭乗ゲートへ猛ダッシュし続けた。

運は私を見放さないでくれました、ゲート到着は離陸5分前の10:45、そして私の他にも3人同じような状況だった人たちがいたようだ。

機内のアナウンスで3人の乗客がJR線の遅れで現在搭乗手続きをしている最中だとのこと。

こうして飛行機は10分くらいの遅れで離陸していった。

 これ以来、私は初心に戻って2時間前には空港へ到着することを心に誓い、今日に至っている。

と言うか、このことがあってからは、極力成田ではなく羽田を使うように試みている。

でも羽田の国際線ターミナルも舐めてはいけない。

今からちょうど5年前になるのですが、同僚が羽田発台北(台湾)行きの飛行機に乗り遅れたことがあるからです。

ちょうどその時私は先にソウルへ出発し、彼とは当日台北で合流して同じフライトで高尾(台湾)へ行くはずだった。

後のフライトで到着した彼曰く、

“いや〜っ、羽田がこんなに広いとは思わなかったヨ!

何故なら空港に到着してから国際線ターミナルに着くまでバスで15分もかかったんだよね〜!”

と恥ずかしそうに言い訳していたからである。

今では羽田の国際ターミナルも楽になった。久しぶりに2005年1月に韓国へ出張する際、このターミナルを利用したからだ。

やっぱり羽田はいいなぁ!

あれっ、反省の話がいつのまにか羽田の便利さの話へと逸らしている。

いえいえ、そんなことはありません。 羽田にも国際ターミナルだったら2時間前、国内線だったら1時間前にはちゃんと到着していますヨ!

もちろん成田からの出発も2時間前には到着していますし・・・・・・。


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