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○ウイスキー・・・・・・・・・・・・・・・ 40ml ○ドランブイ・・・・・・・・・・・・・・・ 20ml 氷を入れたロックグラスに注ぎ、軽くステア |
このカクテルはさびた釘色をしてるからね。そこから付いた名前だろうね。
ドランブイってのはイギリスのリキュールで、まあ簡単に言えばモルトウイスキーに植物の香りと蜂蜜を入れたものだよ。ご想像の通り、味はかなり癖があってそれで甘いんだよね。
ところでネイルって爪って言う意味もあるんだよね。うーん・・・・おねーさんきれいな爪してるねぇ。
おいおい、なにも隠すことはないだろう。別に食いついたりしないよ。
え?目つきがいやらしかったって?だから生まれつきだって(--;
○スコッチウイスキー ・・・・・・・・・ 1/2 ○黒ビール ・・・・・・・・・ 1/2 ジョッキにスコッチ、黒ビールの順に注ぐ |
このカクテルはうちのお客さん、かめさんのお気に入りだそうだ。
なんでもイギリスの労働者階級が飲んでいた物で、一口やればたちまち体が熱くなる。だから「ボイラーメーカー」というそうだよ。
上流階級の女にフラれた労働者が、行きつけのパブで失恋を忘れるために飲み始めたとも言われているらしいが。
かめさんはバランタインの安物とギネスビールの組み合わせが一番だと言っていたが、いろいろ試してみてもおもしろいらしいよ。
レシピはあくまでレシピ。自分にあう味を見つけるのもまたカクテルの楽しみだからね。
○ウイスキー ・・・・・・・・・ 2/3 ○スイート・ベルモット ・・・・・・・・・ 1/3 ○アロマチック・ビターズ ・・・・・・・・ 1dash ステアしてカクテルグラスに注ぎ、レッドチェリーを飾る |
さてマティーニがカクテルの王様なら、女王様はこのマンハッタンだろうね。
ニューヨークの摩天楼に沈む夕日を思わせる深みのある赤褐色をしたカクテルだよ。
その色の美しさもさることながら、甘めの味が女性に人気のある秘密なんだろうねぇ。
カクテルとしての歴史は以外に古くて、少なくても一世紀はたっているはずだよ。
ただアメリカの東部と西部ではカクテルの制作者が違っているんだ。
東部ではイギリスの首相だったチャーチル首相の母が作ったと言われているし、西部ではとあるバーテンダーが傷ついたガンマンの気付け用に作ったと言われているね。
さてさておねーさんならどちらの説を信じる?
○アイリッシュ・ウイスキー ・・・・・ 30ml ○赤ザラメ ・・・・・ 1tsp ○ホット・コーヒー(濃く抽出したもの) ・・・・・ 適量 ○生クリーム ・・・・・ 適量 細方のワイングラスに赤ザラメを入れ、コーヒーを7分目まで注ぐ アイリッシュ・ウイスキーを注ぎ軽くステアし、生クリームをホイップ |
さてこいつはうちのお客さんnobuさんのお奨めのカクテルだ。
アイルランドのシャノン空港のバーテンダーが作ったと言われるカクテルだよ。
もう一つの説はアイルランドで古くから飲まれているゲーリック・コーヒーが基になっているねというものだ。
ただこのカクテルの人気に火がついたのはアメリカはサンフランシスコで取り入れられたからなんだが、その時の名前がサンフランシスコ・コーヒーと呼ばれたから、アメリカの西部ではそちらの方で呼ばれている時もあるよ。
そうそう火がつく、で思い出したがアイリッシュ・コーヒーにはもう一つレシピがあるんだ。
初めにアイリッシュ・ウイスキーを入れて火を付ける。そしてその日が消えないうちに砂糖を入れてコーヒーを注ぎ、クリームをホイップする。
というのがそうなんだが、こいつはくらいところでやると非常にムーディーな感じになって良いね(^^)でもやけどしないように気をつけなよ
おねーさんも恋の炎に身を焦がさないようにね。(^^)
○ブランデー ・・・・・・・・・ 30ml ○ホワイト・ラム ・・・・・・・・・ 15ml ○砂糖 ・・・・・・・・・ 2tsp ○卵 ・・・・・・・・・ 1個 ○牛乳 ・・・・・・・・・ 適量 牛乳以外の材料をシェ−クし、タンブラーに注ぎ牛乳で満たす |
さてこいつもれいさんのお気に入りのカクテルだ。
もしくはただ単にエッグノッグとも言われるが、こういうとミルク・セーキの事を指すところもあるので、一応ブランデー・エッグノッグと言った方がいいよ。
このカクテルも古くは18世紀までさかのぼることの出来る非常に歴史のあるカクテルだね。
歴史が古いって事はバリエーションが結構あるということだ。またエッグノッグとはブランデーやラムなどのアルコールに卵と砂糖と牛乳を混ぜて作る飲み物のことを指すんだよ。
○アイリッシュ・ウィスキー ・・・・・ 2/7 ○レモンジュース ・・・・・ 2/7 ○フランボワーズ・リキュール ・・・・・ 2/7 ○ジンジャー・エール ・・・・・ 1 ジンジャーエール以外をシェークして氷を入れたタンブラーに注ぎ、ジンジャーエールを満たしてステア |
これはお客さんの石神さんに教えてもらったカクテルだ。
なんでももとは[映画仕掛のカクテル]という本に載っていたやつらしい。
が、わりとハードな中に甘酸っぱさがある味で、そこが気に入っているんだそうだ。
もちろんジンジャー・エールはウィルキンソンを使うよ。石神さんも味が格段に変わるといっていたしな。
○ブランデー ・・・・・ 適量 ○レモンスライス ・・・・・ 1枚 ○砂糖(上白糖) ・・・・・ 適量
リキュールグラスに砂糖を半分入れ、スプーンで押し固め、レモンスライスの上に固めた砂糖を逆さまにしてのせる。 |
さて、今日はちょっと珍しい作り方をするカクテルでもどうだい?
ブランデーベースでなぜかロシアっぽい名前のニコラシカというんだが、こいつの作り方はシェークでもステアでもビルドでもない。
って、なんかおねーさん凄い不思議そうな顔してないかい?(^^;
え?蘊蓄はいいから早く飲み方を教えろって?
はいはい、わかりました(-.-)語るのが楽しみなんだけどなぁ(ぶつぶつ)
さてこいつは口の中で作るという珍しいカクテルだ。
砂糖とレモンスライスをまず口の中に入れくちゅくちゅと噛んでから、ブランデーを流しこむんだ。
どうだい?不思議な感じがするだろう?
ところで・・・・・チェイサーはいるかい?(笑)
○ライ・ウイスキー ・・・・・ 3/4 ○チェリー・ブランデー ・・・・・ 1/4 ステアしてカクテルグラスに注ぐ |
さてお次はちょいと綺麗なカクテルを。
どうだい?深紅って感じではないが、割と綺麗な深い赤色をしているだろう?
こいつはハンターってのは狩人のカクテルって意味だよ。
ちょいと古いスタイルだが、日本では割と知られているカクテルらしいね。
味はまあ、ウイスキー臭くなくて割とさっぱりしていて飲みやすいよ(^^