●長崎の児童文学散歩●

 長崎ビードロ−ぽっぺん



長崎のみやげもの店には、きれいな「ぽっぺん」が並んでいる
 舟崎克彦氏の人気シリーズ「ぽっぺん先生」。ちょっとトボケたこの先生の名前の由来となったのが、ガラスの玩具「ぽっぺん」である。
 「ぽっぺん先生」はいつも皮製のつっかけをはいている。先生が歩くと、このつっかけのかかとの音が「ペコンペコン」と鳴り、まるでぽっぺんを鳴らす音そっくりだ、ということで、このあだ名が付いたのだ(「ぽっぺん先生の日曜日」に、これについての記述がある。
  写真は同書の表紙(左下)と、舟崎氏画による本文中の「ぽっぺん」の挿し絵
(右下)
 長崎ビードロは有名で、土産物屋の店先には色とりどりの「ぽっぺん」が並べられている(ぽっぺんではなく単にビードロと称しているものが多いようだ)。



舟崎克彦著
「ぽっぺん先生の日曜日」
(筑摩書房刊)

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