インターネット・サーベイを実施した経験から


ふだんの業務の中でインターネットを使って調査を実施した時に感じたことや問題点、ヒントなどを差しつかえない範囲でお伝えします。 出来上がったものから順次掲載します。

などを取り上げる予定です。



アンケート告知における「とくとくページ」 の影響力と利用法 Sep. 21. 1996

  • ウエッブ上にアンケートを設置したら、できるだけ多くの人に回答して欲しいのが人情ですから、多くのアンケートには景品や懸賞などのインセンティブがついています。しかしここで注意が必要です。先日実施したインターネット上の某アンケートでは、最初の1週間ほど回答者がさっぱりだったのに、ある日を境に突然10倍近いアクセスが得られるようになりました。当初、原因不明でしたが、どうやら「とくとくページ」に掲載されたためであることが判明しました。

  • ご存じ「とくとくページ」はインターネット上の懸賞や景品付きアンケート等を集めたサイトで、奈良市にお住まいの山本恭弘さんの個人ページながら、月間アクセス20万ヒット!。「NIKKEI NET」のホームページランキングでは「よく利用する」、「面白いと思う」の両部門でこのところずっとトップを独走していることからもその人気がわかります。ここは掲載を申し込むのではなく、山本さんへのメール投稿が情報源となっていますので、アンケート実施者が知らなくても(景品が魅力的なら)掲載されることになります。

  • したがって、アンケートを実施する場合は、その目的に応じて、以下ような「とくとくページ」対策をとる必要があります。

  • 「とくとくページ」は私個人的にはとても好きです。ここに書いたのはあくまでわれわれインターネットでアンケートを実施したい側の問題ですから、山本さんには是非これからも魅力的なページを創りつづけていただきたいと思います。


  • アンケート告知における「とくとくページ」 の影響力と利用法(続) Sep. 23. 1996

  • さて、上記記事をごらんいただいた「とくとくページ」の作者山本恭弘氏からさっそくコメントをいただきました。ポイントは以下の通りです。


  • 山本さんご自身、とくとくページへの掲載が与えるアンケート結果への影響に配慮されていることがよくわかります。要はアンケート企画側が目的に応じて利用方法を考えるべき、ということでしょう。

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