2001年8月4日(土)

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ブダペスト→ウイーン
「早起きのメリットって。」

やっぱり時間が有効に使えるって事ですよね。ブダペストの場合温泉は朝6時から開くところが多いので、そこに朝一で行けば、他の観光と時間をダブらせずに済ませられるので。で、朝5時半に目覚ましはかけたのですが、起きることができず結局7時前にしかホテルを出ることができませんでした(^^;;

今日行ったのは、写真を見てどうしても行きたかったゲッレルート温泉の温泉プールでした。温泉だけなら半額くらいらしいのですが、プールだけという料金設定は無いらしく、けっこう高い料金なんですよね(^^;;早起きできなかったこともあって1時間しか時間が無かったので、もったいないといえばもったいないのですが、屋内プールを見ないと意味が無かったので。

といいながら、水着に着替えて最初に向かったのは屋外のプールの方でした。とりあえず、一通り見ておきたかったので。で、屋外の浅いプールの方で、しばらくお湯につかってました。わかったのは、海岸リゾートとかと同じでビーチチェアで日光浴をしたりして、一日のんびり過ごすという感じの過ごし方をしてるということですね。屋外のプールの方はキャップをかぶる必要は無いみたいでした。

で、満を持して屋内のプールの方へ、写真で見るほど重厚な感じではないものの、歴史を感じるような彫刻が入った柱はやっぱり見所ですね。屋内とはいえ、夏で天気がいいせいか天井は開いてましたが(笑)想定してなかったのは、泳ぐ方のプールの一番深いところが200cmも水深があったことですね。泳ぐのが苦手なだけに、すこしあせってしまいました。ここでおぼれるわけにはいかないしというか、恥ずかしすぎるので。目の保養的には、この屋内のプールに若い東洋系の女性がいて、その女性がかわいくて、スタイルも良くて、そっちをつい見てしまってました(爆)

その女性がプールから上がったので、自分ももう一度屋外のプールに移動しました。屋外のプールの大きい方が波のプールになってたので、冷たかったけど思わず入ってしまいました。自分が入ってすぐ波は終わっちゃったのですが。波が終わっても、しばらく背泳ぎしながらぼーっとしてましたけど。

1時間しかないと言うのは、まだチェックアウトをしてなかったからで、9時前にホテルに戻り、朝食を食べて荷物をまとめて、10時にチェックアウトしました。勧誘の時は38ドルと聞いてたのですが、現地通貨が基本で、レートも悪くて結局40ドル強払わざるを得なかったのが、たいした金額じゃないけどいい気分では無かったです。

ウイーン行きの列車は全て予約が必要だと思い込んでいたので、今日のウイーン行きの予約をしに行ったら、必要ないといわれました。あとでトーマスクックを見たら、自分が乗る列車には確かに予約必須のマークは入って無かったですね。駅に行くことによって、20〜30分くらいはロスしたと思うので、もったいないことをしたかなとは思いますね。

で、観光モードに入ったのですが、結局行けたのは市民公園という公園の中にある交通博物館と西洋美術館だけでした。本当は国会議事堂にあるという王冠は見てみたかったのですが、時間的に無理になったので断念(^^;;交通博物館は文字通り交通の博物館で、基本的にはハンガリーの交通の歴史なのですが、高速鉄道を比較するコーナーでは、日本の新幹線やリニアモーターカーのことも書いてありましたね。

今日のメインはなんといっても、西洋美術館ですね。スペイン国外で最大のスペイン美術のコレクションというのが、一番惹かれたところですね。ま、他にもルノワールの画も1枚だけですが、展示してあるなどなかなか絵画だけでも充実してる美術館でした。で、事前には知らなかったのですが、エジプトやローマ文化の展示もかなり充実してる美術館でした。どの国にも自分の国の芸術を中心にした博物館・美術館はあるのですが、この美術館は規模といい東欧一と言ってもいいかもしれないですね。

その後、夕方の中途半端な時間ではあったのですが、世界三大珍味の一つらしいフォアグラを食べてきました。フォアグラはダチョウのレバーなのですが、ハンガリーではそんなに珍しいものではないみたいです。自分が行ったレストランではリゾットしかなかったので、リゾットで食べたのですけどね。食べた感じでは、そんなに特別では無かったですね。レバー系が苦手な人にはちょっと厳しいのかもしれませんが。

ウイーン行きの列車には、ベルリンやチューリッヒに行くクシェット(簡易寝台)も連結されてましたね。自分が乗った1等車はウイーンまでしかいかない車両でしたけど。コンパートメントだと1等も2等も1部屋6人ということが多いので、2等と間違えて乗ってる人もいたみたいです。窓口で予約しなくて良いと言われたように、1等だからかかなりガラガラでした。結局、誰も同じコンパートメントに乗ってこなかったですしね。

そうそう、忘れるところだった。今朝温泉に行くバスの中で、今回の旅で多分はじめて、検札をやってました。(いわゆる市内交通で初めてって事ね)切符を持ってない二人組のおばさんがいて、バスから降ろされてました。おそらく、降りたところで罰金を取られるものと思われます。やっぱり、チケットは持ってないといけないですね。検札にあう機会というのは、確率的には高くないのかもしれないですが、やっぱり正しいチケットをもって乗らないとね。