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ツーバイフォー98
設計図(98/04/29版)


昨年のレースでの走行距離は全然ダメでしたが,今年も懲りずにがんばります!!
車体の特徴は,木材を利用してどこまでやれるかです。また,レース後の車体ゴミ問題にも対応する,ひと味違った視点の2×4です。
エコランカーの製作は,大人のプラモデルみたいです。自作した車で,しかも,それに乗ってレースするなんて夢みたいで,おもしろいですよ。みなさんも参加されてはいかがでしょうか?


1.シャーシ部分をつくる。

・個人でレースするときは,やっぱりコストが大問題です。
・ある程度軽くて,丈夫,製作簡単,安価といえばやっぱり木材です。
・シャーシのフレームには,2×4木材を使用しました。
・値段は1,820mmのもので1本580円ぐらいで最高に安価です。
・みなさんも,気軽につくってみてはどうでしょうか?失敗したら机の材料なんにかにも変身!
・肉抜きしない状態で,重さは1本3kgぐらいです。
・すごく丈夫で,座ってもたわみません。
・なんといっても,木材ですので日曜大工で机などに再利用できます。
・レースが終わってからの車体の処分方法も考えておかないと,レースの目的が環境問題やエネルギー問題などをテーマとしていることでもあるし,処分できないゴミとなってしまっては矛盾する思いますが,どうでしょうか?

2.ステアリング部をつくる。

・昨年はアッカーマン式で部品が多くなり,重量の割には効果が感じられずやめました。
・今年はシンプルにしました。
横パイプには,最初は直径25mmぐらいのステンレスパイプを使用しました。
・手すり用で,長さ1mで500円ぐらい。しかし,一見丈夫そうに見えたが,走らせたら曲がってしまったため,MTB用のハンドルに変更する予定です。(2000円ぐらい。)
・縦のパイプにはイレクター(リンク参照)を使用しました。
・タイヤのハブとの接合には,BMX用?の足乗せ金具(なんという部品名か不明)を使用しました。(2,500円ぐらい。)
・縦と横の接合には,自転車ハンドル部分の金具を使用しました。(2,800円ぐらい。)

3.前輪のタイヤをつける。

・タイヤのホイールとハブはセットで自転車中古店で購入しました。(1本2,500円ぐらい。
・新品だと1万円ぐらいだとおどかされました。)材質はスチールです。
・タイヤセットの重さは1本2kgぐらいで,以外と重い。ここは改良が必要かもしれないです。
・タイヤは命ですので,上位チームのまねをして,20インチのミシュランにしました。
・型番は,20 x 1.75 (44-406) HI-LITE SUPER COMP HD 総幅 44mm 外径 494mm(1本7,000円ぐらい。)
・チューブは普通のものです。
・タイヤのハブとBMX用の金具を10mmのボルトで連結しています。(このボルトは,ハブについてきたJISでもISO規格でもないような細かいピッチなのでナットを買うとき注意が必要でした。)
・自転車のことはさっぱりわからないので,苦労します。
・ハブについているベアリングは両側のナットで締め付け具合を調整できるので,ガタのない程度にすると良いみたいです。
・ここの調整が曖昧で,もっと確実にロックできると良いのですが,自転車はこういうものかと我慢しました。
・値段の高いハブは,シールドベアリングを使っていますが,さわってみると回りがしぶいようでしたのでやめました。

4.後輪のタイヤをつけます。

・後輪のハブは,アルミのLアングルを利用して,つけました。(図では省略。)
・ハブはシマノのカセット用フリーがついたものを使用しました。
・最初にブレーキは,急ブレーキしてもロックしにくいようだったので,シマノのローラーブレーキにしようかと思いましたが,タイヤを回すと抵抗があるのでやめました。
・結局,ブレーキはTEKTROのVタイプブレーキにしました。(2,400円ぐらい。)
・ワイヤーの長さを調整できるブレーキレバーは1,000円ぐらい。
・スプロケットは,フリー用に合うものがなく,機械部品メーカーの汎用品スプロケットを穴加工してもらいました。
・ただ,値段はスチール製は以外と安いです。(材料費は2,000円ぐらい。
・穴加工の工賃の方が高いと思われます。(3,000円ぐらい。)
・スプロケットのピッチは自転車用の1/2インチではなく,5/8インチと思われる細かいものにしました。

5.座席やモータなどをとりつけます。

・モータは,心臓部なので今のところ秘密です。
・DCブラシレスでコントローラ付き48V100W。
効率は80%ぐらいです。
・座席はイレクターを使用してつくりました。

6.ボディー前部をとりつけます。

・ホームセンターなどで売っているポリプロピレンのボードを使用しました。(1,820×900で1,200円ぐらい。)
・ある程度丈夫で軽くて,ハサミで切れます。
・使用後は,子供の工作にも利用できます。
・塗装するときは,プライマー(たとえばラジコンなどで有名な京商製LSS用1本2,500円ぐらい。)のを使用するとペンキがはがれにくいです。
・塗装するときは,プライマー(たとえばラジコンなどで有名な京商製LSS用1本2,500円ぐらい。)のを使用するとペンキがはがれにくいです。

7.ボディー後部をとりつけます。

・同じくポリプロピレンです。
・黒色や白色は1,000円ぐらいで少し安価です。
・あとは電流計や配線が必要です。
・めでたく完成!!(実際はまだ完成してなーい)
・車体の総重量は肉抜きなどして,20〜30kgにする予定です。
・あとは試走して,ギア比の調整です。

重量の計算(予定)

   部品名    数量 単位  単位重量kg   合計重量kg     備 考   
フレーム 3.0 6.0  
タイヤ 2.0 6.0  
モータ,コントローラ   2.8  
12Vバッテリー 1.6 6.4 支給されるもの
ボディー他   3.8 予定
合 計       25.0 目標

費用の計算(予定)

部品名 数量 単位  単価(円)   合計(円)     備 考   
フレーム 580 1,160  
ホイール,ハブ 2,500 7,500 中古品
タイヤ 7,000 21,000  
ポリプロピレン 1,200 3,600  
プライマー   2,500  
ハンドルジョイント   2,800 特価品
ハブジョイント   2,500  
チェーン   1,220  
スプロケット大   5,460 穴開け工賃含む
スプロケット小   600 穴開け工賃含む
モータ,コントローラ   25,000  
座席のプレート   2,800  
イレクター他   3,000  
ペンキ   1,000  
レース参加費   27,000 レース代
保険料   7,130 レース代
48V5V,DDコンバータ   1,870  
電流計   2,000  
電圧計   2,000  
旅費   不明  
前輪用パイプ  1   2,100   
Vブレーキ  1   2,400  
ブレーキレバー   1,000  
合 計       125,640  

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