《 守屋純子の略歴 》

 5歳からピアノを始め、早稲田大学“ハイソサエティーオーケストラ”でジャズを始める。卒業後渡米して、1993年ニューヨークのマンハッタン音学院の大学院を卒業。故John Stubblefield(ts)のグループで、スペインツアーに参加するなど、アメリカ・ヨーロッパ各地のジャズクラブに出演する。
 

 1997年 NYの第一線のミュージシャンと共演した“My Favorite Colors”(日本クラウン)を発表。
 2000年より、守屋純子オーケストラの公演が文化庁芸術文化振興基金の助成対象事業となり、2001年にはこのオーケストラでのリーダーCD “Shifting Images”(日本クラウン)を発表。
 2004年11月に海外交流基金の助成により自己のカルテットでインドツアーを行う。12月、ユーミンの楽曲をジャズ化したコンピレーションCD“Sweet Dreams”(ユーキャン)に自己のオーケストラによって10曲参加。
 2005年5月にオーケストラによる“Points Of Departure”(スパイス・オブ・ライフ)を発表。多くの専門誌、新聞、FM番組等で紹介され、演奏のみならず作・編曲でも高い評価を受ける。この作品が、2005年度ミュージック・ペンクラブ大賞(邦人ジャズアルバム部門)に選出される。スイングジャーナル誌の“日本ジャズ賞”部門でも第二位を獲得。
 9月、ジャズの分野では最も権威のある2005年度セロニアス・モンク・コンペティション作曲部門で、東洋人としてまた、女性として初の優勝の栄誉に輝く。ワシントンのケネディーセンターの授賞式に招聘されて受賞曲"Playground”を演奏し、日米で話題を呼ぶ。
 

 2006年12月、ルディー・ヴァン・ゲルダーの録音により、モンク賞にゆかりのライアン・カイザー(TP)、クリス・ポッター(TS)等NY第一線のミュージシャンと共演したCD"Playground”(スパイス・オブ・ライフ)を発表。
2008年 9月、米“モンタレージャズフェスティバル”に自己のカルテットで出演、その後、サンフランシスコ・ロサンザルスでも公演を行う。11月にはパリを中心としたフランス・ツアーを行う。2009年1月にオーケストラによる新作“Grooving Forward”を発表。2月にジャズに関するエッセイ集“なぜ牛丼屋でジャズがかかっているの?”(かもがわ出版)を発売。2009年7月トゥーロンのジャズフェスティバルを中心とした南フランス・ツアーを行う。
 

 現在都内のジャズクラブ・ジャズフェスティバル・コンサート・FM番組等を中心に活動中。また、尚美学園大学・昭和音楽大学・山野楽器等で後輩の指導にあたる他、“山野ビッグバンドコンテスト”“浅草ジャズコンテスト”等の審査員や、小中高生のためのビッグバンドの指導なども行なっている。また、“Jazz Life”“Swing Journal”等の専門誌や一般誌において執筆活動もしている。
 

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