夜景の撮影というのは、ちょっと難しそうに思うが、やってみると実に簡単だ。むしろ昼間の撮影より、余計なものが写らない分、撮りたいものが明確になる。
他の写真と同じだが、一番の問題は「何をどう撮るか」だろう。その点、港町ヨコハマなら、被写体に困らない。
ただしカメラはマニュアルモードか、夜景撮影のモードがあるものでないとダメ。
もちろん、ストロボをたくなんてとんでもない。ストロボの光が届く範囲はせいぜい数メートル、目的の被写体は真っ暗になってしまう。
この日本丸は、かつて海の男たちの練習船として活躍した帆船。現役引退後は、みなとみらい21地区のシンボルとして静かに暮らしている。
月に一回、あるいは特別な記念日には「総帆展帆」(そうはんてんぱん)と言って、全ての帆を張るイベントがあるそうだ。
総帆展帆もなかなか豪快で良いが、帆を畳んでゆったりと佇む姿もまた美しい。
夜ともなると、本格的な機材を揃えたカメラマンが何人も登場する。
こちらは手持ち撮影の安価なデジカメ。しかし恥ずかしがる事は何もない。
何度も言うが、要は何をどう撮るかだ。写真の良い悪いは、見る人が決めたらいいのだから。
Original pictures were exposured on October 31, 2001 by KODAK DC4800.
This page was updated on Saturday, November 10, 2001
Copyright©2001 Toshiyuki Kato