4. 自作5台目 Pentium4 3.0GHzマシン製作

2004- 3-23初版   2008- 8-31更新

 1. 事前検討
 2. 秋葉原での買い物
 3. 作業状況
  3.1 PC組立て(準備、買い物、組立て)
      PC組立ての詳細(P4C800マザーボードのセットアップ)
  3.2 Windows XP Home Editionのインストール
  3.3 セキュリティ対策ソフト、ユーティリティ、アプリのインストール
 4. PCケース関係のセットアップ
 5. パフォーマンス チェック(HDBENCH)
 6. 静音CPUクーラー(冷却能力と稼動音)
 7. ソフト関係の設定
 8. その後

1. 事前検討

   HPのパノラマ画像を作るためのフィルムスキャナーでの処理時間がかかり過ぎになってきたのが気になり
  新しいフィルムスキャナーにして作業効率を上げないといけないと思うようになった。(そうでないと2004年の
  6-7月に北海道旅行へ出発できない)  そのためにはPCをUSB2.0つきの高速なマシンにしようと調査開始。
   CPUはPentium4 3GHzの価格が割安の24000円以下で購入が可能、HDDも価格が下がっていて新マシン
  を作るのに良い条件が揃ってきた。 インプレスPC Watchの記事を読むとPentiumがAMD64よりは僅差で
  ベンチマーク結果が良いような結果が出ていた。 前回はAthlonの高熱に悩まされたので今回は発熱低め
  のNorthwoodとした。 新しいPrescottより1割ほど発熱量が少ないので熱対策の上でも楽になる。
   マザーボードのメーカーはASUSがチップセットにファンが付いていないので静音化に向いている。 チップ
  セットはi365か新しいi375にしようと考えたがi375の方が高性能のようで秋葉原でも性能重視ならi375との話
  でi375のP4C800とした。 メモリはNT系OSなのでメモリ領域を有効に使えるので 512MBx2の1GBとした。
  (Photoshop Elements 2.0で大きなサイズのパノラマ合成する場合はメモリ量が多い方が早く処理できる)
 
2. 秋葉原での買い物
   こんなことを考えていたので確定申告が期限ぎりぎりの3月15日になってしまった。
   申告書を出してから主なパーツの安値情報を調べて秋葉原へ出掛ける。 丁度円安が始まった時期に当り
  HDDについては買いたい容量のものがなくなり仕方なく今まで使っていた容量と同じの120GBのものを買う
  ことになってしまった。(主な店で160GBの目当てのブランドのものの在庫がなかった、価格が同レベルで安め)
 (3月15日の購入品
  ・マザーボード: ASUS
P4C800 (Intel 375チップセット搭載)
  ・CPU: Intel
Pentium4 3.0GHz
  ・メモリ: 
PC3200  512MBx2 (デュアルチャンネル構成のためSAMSUNG純正品の相性保証付きを購入)
   HDD:Hitachi
HDS722512LSA80 (SerialATA/150、120GB) ・・・配線すっきり、新HDDの実力チェックも兼て。
                                (ヘッドロード/アンロード機構付きで信頼性向上にも期待)
   AGPカード: カノープス
Spectra Light G64 AGP(4770円、AKIBA PC Hotlineのお買得情報で見付ける)
                        (GPUの発熱が少ないためファンレス構成、ファンレスタイプを探していた)
   ソフト: OS: 
Windows XP Home Edition (新しいチップセットのマザーボードのため新しいOSでないとダメ)
           (注)できればOEM版を購入するのが安い、アップグレード版に近い価格で購入できます。
              しかも新規ライセンスなのでインストールも楽です。
   ディスク管理ユーティリティ: 
ノートンSystemWorks2004(特別優待版、私はNortn Utilitiesだけを使用
                    (2004年10月にデフラグ用に
Diskeeper7を導入、12月にDiskeeper8に更新)
 (
3月17日の購入品
  ・ケース: 星野金属工業製 
RA300(静かな350W電源付き、下の方に正面の写真あり)
 (
3月21日の購入品
  ・
CPUクーラー: 潟Aイネックス製  NEXUS PHT-3600 ・・・小型軽量でファンが 2400rpmのもの。
                                    (下の方にインテル純正クーラーとの比較写真あり)
  ・セキュリティソフト: 
RealSecure BlackICE PC PROTECTION ・・・ネットワークウイルスや不正アクセス対応。
                                    (特別優待パッケージ・・・ウイルス対策ソフトと併用)
  ・フィルムスキャナー: Nikon
COOLSCAN V ED (LS-50) ・・・これが本命だがPCが動かないことには。
 
3. 作業状況
 3.1 PC組立て(準備、買い物、組立て)
 ・16〜17日: ブック型PCに60GBのHDDを取付けてシステム全体の空きエリア最小の縮小版バックアップ。
          縮小版システム(HDD)は新しいPCへのデータ移行のために仮システムを動かすことが目的。
          マザーボードの基板を見ていたら12V電源コネクタがあるのに気付きショップの店員に確認
          すると350W以上の電源ならI/O電源の12Vを変換コネクタでつないで供給する方法があるが
          100%OKとは言えないとのこと。 USBコネクタを前面パネルに出したり、今までメインで使って
          いたPCを残すために、サブマシンとしていたPCからパーツ(CD-ROM、FDD)を外して新しい
          ケースを買うことに決め午後に購入。 夜には組立てが終わってハード的には動くようになる。
 
  (P4C800マザーボードのセットアップ)  
PC組立ての詳細 

 3.2 Windows XP Home Editionのインストール
 ・18〜19日: WinXPはアップグレード版の購入だがWin98を新PCに入れて動かすことが出来ず18日は終る。
          OSが入った古い方の環境だとWinXPはすんなり入ってくれるが、新しいハードにはWin98が全く
          入らず古い環境のHDDを新PCに入れてやるとOSレベルでの環境エラーとなる。
          製品版のWinXPならうまく行くかとも考えたがi375チップセット周りのサポートがないので結果は
          変わらないことに気付く。 問題はOSを入れる仕組みの部分にあるのでOSなしに入れる方法が
          ないと問題が解決しないという結論に到達する。 19日にマイクロソフトのHPで
起動用のFDが
          添付されていない
と従来からのOSとの相違点が書かれていた。(下記の青枠内を参照)
          
Win98の起動用FDでもインストールできるとあるのでやってみるがSMARTDRVというソフトがない
          ので時間がかかるとCD読込みの前に駄目押しをされる。(10分待っても処理が始まらず)
          Win95付属のMS-DOSにもsmartdrv.exeは入っていたのでファイルサイズが小さいことが分かる。
          Win98のCDの中にもsmartdrv.exeはあり、WinMeの起動ディスクへの追加はダメだが、Win98の
          起動ディスクへは追加できた。 smartdrv.exeを起動ディスクと一緒に読ませると(手順は
          マイクロソフトのHPにあり)処理速度は2桁以上に上がりWinXPのインストールに成功する。
          (smartdrv.exeを起動する以外はWin98のインストールと同じ)

最も簡単なWinXPのインストール方法
  2006-2-16追記

WinXPをCD-ROMからインストールするにはマザーボードのBIOSをCD-ROMブートに設定してから起動するとWinXPのセットアップに入れます。 WinXPのセットアップの最初にHDDパーティション作成の手順がありこの時にパーティションを作ってからWinXPをインストールします。(インストール前にパーティションを作っても良い)
(注) WinXPではHDDの複数パーティションすべてをNTFSプライマリ パーティションで使う設定が可能です。
   1つ目のCにWinXPをインストールし残りのスペースに[管理ツール]−[コンピュータの管理]−[ディスクの管理]からパーティションを作ることができます。

(次善の方法)
WinXPのサポートページの製品版XPを新しいハードディスクにインストールするにはMS-DOS、Win98/Meの起動ディスクを使用する場合が簡単な方法です。 説明は英語版DOSで書かれているが日本語版流で入力、 ポイントは次の通り。
  1.CD-ROMドライバを読込ませる(CD-ROMサポートを選択)、  2.smartdrv.exeを起動する、
  3.CD-ROMドライブへドライブを移動、   4.CD-ROMの中のi386のディレクトリへ移動、
  5.winntコマンドでシステムコピー、後はプロンプトに従って対応するだけ。
 (アップグレード版では以前のOSのCDをセットするように求められます)

 3.3 セキュリティ対策ソフト、ユーティリティ、アプリのインストール
  ・19日夜〜21日: NiftyのWindowsFAQを参考にWinXPの設定のカスタマイズと問題点の収集。
           セキュリティ関係が問題だと判明したので
BlackICEをウイルスバスターと一緒に入れることに
           する。 21日秋葉原でフィルムスキャナーの購入と一緒にBLACKICEと静音化対策用に
           CPUクーラーを購入する。 CPUクーラーの交換は当り!で純正クーラー(3150rpm、28dbA)
           から(2400rpm、19dbA)への交換のため大幅な改善となる。
  ・22〜23日: カスタマイズ、アプリのインストールとBlackICEのインストール。 BlackICEのセキュリティホール
           を狙ったウイルスの発表あり、嫌な感じ。(良く使われるソフトを狙うのはウイルス作成者の王道)
           23日夕刻にBlackICEの日本語版での対策ソフトが出たので再インストール。
           (それまでは暫定的に英語版ソフトを入れるように紹介されていた)

4. PCケース関係のセットアップ


 
ケース正面


・AGPスロットにビデオカードを挿しただけ。(他は空き)  
・ シリアルATAだとこのようにHDD周りの配線はすっきり。
赤いケーブルがシリアルATAの信号ケーブル。  
・前面のUSBとサウンドのケーブル接続の引き回し状況。


マザーボード上の純正クーラーと交換した静音クーラー(右側)
(これで冷え方はどちらもほとんど同じです)

5. パフォーマンス チェック(HDBENCH)
  Hdbenchについてはバージョン3.30ではCPUのHyper-Threadingの影響でグラフィックの表示が2分割表示に
 なったりおかしな数字が出たが、バージョン3.40β6を使うことによってまともらしい値になった。
  しかし、メモリ関連の項目ではReadとRead&Writeの数字が異常に高いのでデュアルチャンネル構成での測定
 数字が合っていないように思われる。 PC3200とPC2100の速度差が約1.5倍、デュアルチャンネルの効果で
 2倍の3倍位の数字ならば妥当な値の筈。 表示された値は更に2倍や3倍になっているのでおかしな数値です。
  演算性能はPentium4とAthlonのアーキテクチャの違いでAthlonの方がクロック数に比較して良い数字です。
  整数演算が1.72倍、浮動小数点演算が1.75倍で演算性能としては1.7倍強のアップでまあまあです。
  HDDのシリアルATA/150は数字ほどには早くないようです。 ATA/133よりも少し低い性能と考えた方が良い
 ようです。 バージョン3.30でのCopyは3800と1桁低い値でした。 別のHDDとのIDEバスレベルでのコピーも
 遅いというイメージでした。(SATAの出始めでIDEバスから変換したSATAのため効率の悪い方式だった)
  しかし、稼動音は全般的にMaxtorの6Y120P0よりも低く全体的に音が静かになったPCには合っていました。
  グラフィック関係は世代の比較的新しいAGPカードにしたので約5年前の旧VGAカードより良い数字になって
 います。 (ゲームをやらないのでグラフィック関係の性能は気にならず今まで古いVGAカードを使っていた)

 

   Pentium4 3.0GHzマシン 画面

 Athlon 1.33GHzマシン 画面

演算

メモリ

グラフィック

HDD

Integer

Float
   

ALL

92530

114312
   

56825

Read

Write

Read&Write
   

258354

87942

178718
   

Rectangle

Text

Ellipse

BitBit

DirectDraw

32800

30175

9700

272

259

Read

Write

RandomRead

RandomWrite

Drive

57951

46800

20932

21205

D:\100MB

Integer

Float
   

ALL

53795

65241
   

36869

Read

Write

Read&Write
   

21083

28458

34600
   

Rectangle

Text

Ellipse

BitBit

DirectDraw

20522

25326

14518

61

29

Read

Write

Copy

Drive
 

55083

55956

26362

C:\100MB
 

6. 静音CPUクーラー(冷却能力と稼動音)
 室温26℃のアイドル状態でBIOSでの値がCPU 40℃、マザーボード(以下 M/B) 32℃でした。
 M/BユーティリティのProbeではCPU、M/Bともに32℃、ウイルスバスターを動かすとCPU 35℃、M/B 33℃
 まで上がり、その後ウイルスバスターを止めるとCPU 30℃、M/B 33℃になった。
 (ProbeのCPU温度はBIOSより低めの表示になっています)
 Athlon側は現在55℃以上の表示なのでよく冷えています。(ヒートシンクがPentiumの方が大きく効率が良い)
 (稼動音)
 CPUクーラーの音が静か、またケースも前に使っていたものよりも電源ファンの音がはるかに静かなことで
 今までのPCの中で最も静かなマシンになった。(騒音レベルは前のマシンの1/3以下と思われる)
 (注) 電源ファンは900〜980rpmの回転数で前のPCのものよりも風量が少なく音がかなり抑えられています。
     電源ファンの回転数が低いので音が出ないのは当然です。(温かい空気が出てきます)
     ケース側のファンは2つとも2000rpm付近の静音ファンで他にはファンがなく稼動音はファンの回転音
     プラスアルファー程度です。(ケースの側板が共振する傾向があったので小さな重しをつけて対策)
 
7. ソフト関係の設定  参考:ニフティのWindows FAQ(当時は何でも調べられたが無くなった)
1) HDD領域設定
 HDD領域設定でCドライブを7GBに切っていたがWinXPをインストールしたら小さいことが分かった。 このため
 ・ページファイルPagefile.sys(仮想メモリ)はDドライブにメモリの2倍の2048MBを固定割付(最小=最大=2048)。
 ・ハイパネーションは使わないので不使用としてHiberfil.sysを削除。(メモリサイズ分の退避領域がとられます)
 ・大きなアプリケーションはDドライブに移動。 これらによってCドライブの使用領域が3.4GBまで下がった。
  (2006年1月現在で約3.6GBでSP2適用にも係わらずあまり増えていません)
2) WinXPのCドライブの中のファイル移動対策
 1)でCドライブ領域を大きくしたのはWinXPではファイル管理がかなり厳密に行われているが中でのファイルの
 移動も多いです。 Norton UtilitiesのSpeed Diskでマップ表示させると少し使っているとファイルがかなりバラけ
 てしまいます。 WinXPのファイル更新を楽にするには未使用領域をある程度確保してやる必要があります。
 (注) WinXPでファイルの削除をすると後のレジストリ チェックでレジストリ内でのリンク切れが検出されます。
    ファイル削除に対してレジストリ他のリンク情報が完全に削除されずに残骸が残るような感じです。
3) 不正侵入対策ソフトの導入
  WinXPはLANに常時接続して使うことが前提に作られています。 不正侵入対策にはパーソナルファイアウォール
 が設定できるようになっているが効果のほどはあまり期待できなそうなので
RealSecure BlackICE PC Protection
 を入れることにした。 このソフトは各プロトコルに対して細かなコントロールが設定でき、更に実行可能なアプリ
 ケーションをPCの中に登録されたものに制限する機能がある。(プロファイルを保存してプロファイルにないアプリ
 の実行を検出して音やメッセージを出す)
  このソフトは不正侵入対策を目的としたものでウイルス対策を目的として作られたものではありません。
  ウイルス対策にはウイルスバスターを使っています。(パーソナルファイアウォールはプロトコルによっては
  設定上でBlackICEとの併用には問題があるようです。 ウイルスバスター側のパーソナルファイアウォールの
  セキュリティレベルを下げています)
4) DiskeeperでCドライブを自動最適化 (04年10月に導入)
  2004年10月にDiskeeper7.1を導入し、04年12月Diskeeper8に更新、06年3月Diskeeper9に更新しました。
  
Diskeeper導入の理由はNorton SystemWorks2004のSpeed DiskとWindowsXPのディスク デフラグとの
 仕様の違いからファイル移動が多くなるため。 WindowsXPのディスク デフラグの開発元の
Diskeeper
 ディスク デフラグの上位ソフトとして動くため設定方法によっては完全にデフラグすることが可能です。
  Diskeeperの使い方についてはWindows XP設定情報の
ディスク管理ユーティリティを使うを参照下さい。
  Diskeeperは7.0SEバージョンから8.0バージョンになってまともに使えるものになった感じです。
   
WinXPのディスク デフラグ完了時の画面     Diskeeper8でのデフラグ完了時の画面
5) デスクトップのカスタマイズ  (その後、アプリ側での表示に不具合があるためWin9x方式表示へ戻した)
 ・
DeAiソフトでアイコンの下のテキストの背景を透明化。(文字の色を設定できます) (参考) 画面表示例
 ・スタートメニューはクラシックとして従来デザインの複数列表示で使っています。(沢山表示できるため)
  (注) その後、デスクトップの表示はデザインなしの無地にしました。 理由はPhotoshopで複数の画像を
      開いた時のタイトルバーのファイル名の表示文字数が不足して画像ファイルの識別ができなくなる
      ことが分かったため。(デザインなしの旧方式での表示の場合はWin9x方式での表示になります。
      DeAiソフトも不要になります) 
その後の画面表示例
6) タスクトレイからの画面の解像度変換
  WinXPではコントロールパネルの画面設定からタスクトレイへ入れる機能がありません。
  カノープスのAGPカード添付ソフトのユーティリティ(Screen Control U)を入れました。
  これで従来通りの操作で画面の解像度を変更できるようになった。
7) その他
  ニフティのWindows FAQのWinXP関係の記事を参考にカスタマイズ等を行いました
  WinXP初心者でこのようなページがあると助かりますね。 どこに問題があるかが初心者でも分かる。
  トラブルなどの情報交換にはマイクロソフトのニュースグループがあります。 Outlook Expressを設定して
  Windows XP(OS)のmicrosoft.public.jp.windowsxpを読めるようにすれば読めます。
  私も2度お世話になったことがあるがキチンと書込めばまともな回答が得られます。
  (投稿する場合はメールアドレスを公開しない場合の投稿専用アドレスあり。 投稿方法に説明あり)
 
 
. その後
  1) その後(1)  (2004-12-29)
   稼動音の静かさには変化がなく静かな環境で使っていて気分がいいです。
   9月、12月とBIOS更新して使ってきたが、9月の1017バージョンに更新した時は起動時の動作が安定
  する改善効果が見られた。 12月に1019バージョンに更新した時はBIOSの設定項目が増えた程度で
  ほとんど改善効果らしいものがなかった。 BIOS更新から2週間近く経った12月29日になってばたばたと
  再起動を起こすようになり調べるとウイルスチェックではウイルス検出しない。 何かにアクセスした瞬間に
  システムの再起動が始まるのでメモリがらみの問題らしかった。 メモリを交換しなければいけないかと
  BIOS設定を調べるとパフォーマンスアクセラレーションモードの項目をEnabledにしてパフォーマンスが上が
  るように設定していた。 設定の説明ではPC動作が不安定になったりフリーズすることもあり、その場合は
  初期値のAutoに設定するようにとの指示があったのでAutoに設定したらトラブル状況が解消した。
   半日以上もトラブり再起動を数回も繰り返してOSやソフトが壊れないかと心配させた。 お陰でCドライブの
  ルートにFILExxxx.chkのファイルを含むフォルダがいくつもできたのですべて削除した。(空き領域が2%ほど
  下がってしまったため。 FILExxxx.chkファイルはchkdsk で発見された破損ファイルの残骸)
  2) その後(2)  (2006- 2-28)
   04年9月にSP2に更新してからCドライブの空き領域が30〜25%になっていたが05年7月下旬になって
  空き領域が40%ほどに増えた。 最大41%になったが徐々に下がって8月17日には38%になった。
   その後、空き領域が37%まで下がったが8月19日になってファイル数が減り41%に回復した。
   空き領域については今までの所、25%程度に下がることもあるが時々ファイルが整理されて36%程度に
  回復することを繰り返している。(Cドライブについては余裕のある領域の確保が必要)
   06年1月末にファイルシステムを起動時間の短いFAT32からデフラグ処理の早いNTFSへ変換したら
  クラスタサイズが512バイトで変換されてファイルアクセスが遅くなったのを機会にHDDを160GBのものに
  交換しました。 Win XPを大容量HDDへコピー
   06年2月にシステムやファイルのバックアップのために外付けUSB2.0接続HDDを導入しました。
  3) その後(3)  (2006- 9-18)
   06年2月にFドライブ領域を増やすためにHDDをより大容量のものに交換、その時にCドライブ領域を
  約2倍に増やしたがCドライブの空き領域はほとんど増えず内部的に使われている模様。
   しかし、Cドライブの空き領域の変動幅は小さくなったようだ。
   FAT32よりもNTFSの方のデフラグ処理時間が短いのでD、E、FドライブをNTFSに、起動時間と起動状態
  が安定しているのでCドライブをFAT32に設定した。 しかし、Cドライブのデフラグ処理時間がかかるため
  06年6月にCドライブもNTFSに変更した。 起動時間がFAT32よりもかかるがデフラグの時間が早くなり
  使う上ではイライラ感が少ない。(Diskeeperによるデフラグ処理時間はNTFSの方がFAT32の10倍以上も
  早いのでHDDの機械的な負荷も少ないと思われる)
  (注) 06年2月の作業時にはOS起動時の状態が安定していなかったが、その後の設定等の見直しなどで
     CドライブをNTFSにして起動時の状態がおかしくならなくなった。(レジストリ、サービスなどを設定変更)
  4) その後(4)  (2007- 5- 5)
   07年3月にメモリ 1GB増設、4月にWinXPサービス設定の見直しにより操作レスポンスが向上した。
   07年5月にHDDの転送速度向上とFドライブ領域を増やすためにHDDをSATA 3.0Gb/s 320GBに交換、
  同時にCドライブ領域を拡張(今後変更の必要がないサイズになった)、Fドライブ領域は2倍になった。
   SATA 3.0Gb/s HDDになり転送速度は1.3倍以上に向上した。
  5) その後(5)  (2008- 1-13)
   07年11月末にゼンリン電子地図帳Zi10を入れた際にCドライブからDへパーティションサイズの移動が
  できなかったので、全パーティションをプライマリパーティションに設定変更して隣接パーティション間での
  容量調整を可能にした。
   08年1月に写真用パーティションのバックアップ用にデータ転送速度の早いeSATA接続での外付け
  HDDを作成した。 外付けHDDに使用するHDDはデスクトップPCの中に入っていた前のSATA 160GBを
  使用。 デスクトップPCの作業用には最初に使用していたSATA 120GBを使い、作業時点に使用中の
  HDDからゼンリン電子地図帳Zi10(約13GB)を削除して作業時点の写真データをすべて収容した。
  (SATA 120GB HDDだけでシステム起動可能にして現用SATAU 320GBを操作できるようにした)
  6) その後(6)  (2008- 8-31)
   08年8月末にソフト環境のバックアップ対策向上のためにHDDをSATA 3.0Gb/s 500GBに交換して
  Fドライブ領域を407GBに拡張。
   (外付けeSATA接続HDDのHDDをデスクトップPCの中に入っていた前のSATAU 320GBに換装)

   (終り)

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