∀ガンダム(ターンAガンダム)

題名・内容
 
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第1話〜第11話(その1)
∀(ターンA)ガンダムの題名及び内容概略一覧です。
 
月からの先遣部隊、ロラン、キース、フランの話。
マウンテンサイクルからの∀ガンダムの発掘。
ディアナ=カウンターの飛来とディアナの降臨。
そしてノックスの崩壊とグエンの失脚。
この内容を概要版としてお届けします。
(その2へ)


話数 題名 内容概略
第1話 月に吠える 月から降りてくる地球先遣降下部隊のフラット数機。
ロラン、キース、フランドールの3人はビシニティへと降り立った。
地球人の格好をしてそれぞれ思い思いの道を進む3人。ロランは別れた後にコヨーテに襲われていた。
逃げるロランと追うコヨーテ。
そんなロランを飛行船から銃で威嚇してくれたのはグエン・ラインフォードであった。コヨーテは去り、
ロランは命びろいをする。
しかしその後、川遊びをしている最中に、流されたおもちゃを拾おうとして溺れてしまう。
そこを救ったのは水で体を清めていたハイム家の姉妹達であった。
妹のソシエはロランに興味津々の様子。そして姉、キエルの口利きでハイム鉱山で働ける事となった。
その夜の成人式のお祭りを見に行くロランとソシエ。潜り込んだ聖なる山で見たのは巨大な「ホワイト
ドール」だった。

数年後、鉱山で働いていたロランは突如ハイムの旦那に呼び出される。要件は運転手の見習いである。
近々始まるであろうガリア大陸との戦争に備えての配慮でもある。そしてグエンの手伝いの為にも。。
そしてグエンはロランの事を「ローラ」と呼ぶ。腕を試されるロラン。
ハイム家のお抱え運転手としての生活をおくるロラン。たまたまの買い物で立ち寄った町の中でキース
に出会う。フランの連絡先も一緒に教えてもらう。
ある日、ロランはキース、フランドールとのおしゃべりに興じていた。こっそりのぞき見をするソシエ。
ロランにフラットの様子を見てくる様に頼む2人。
ある夜、フラットの様子を見にトラックで出かけるロラン。こっそりつけるソシエ。
フラットを掘り返して無事なのを確認したロランは、その上で大の字に寝っ転がっている。
「みんな地球ってとってもいいところだぞ。早く戻ってこい。」
「地球はとってもいいところだ!早く戻ってこい!」月に向かって叫ぶロランであった。

 
第2話 成人式 天文台からのグエンへの報告。月からの来訪者が来る兆しがあるようだ。
ロランとソシエはミリシャの飛行機乗りを目指していた。
ミリシャのパレードの日と成人式が重なり嘆くロランとソシエ。パレードの早まったのは月からの侵略が
ありそうだからである。
ノックスでパレードを見ながら自分たちの行く末を話すロラン、キース、フランドールの3人。
場所は変わり園遊会、グエンはロランにシドを手伝わないかと言う。

パーティー会場での事。グエンは地下での無線機をキエルに見せ、「ムーンレイカー」の存在を話す。
そんな時に突如ジャミングが起こる無線機。ビシニティの飛行場に鳴り響く警報。
一方代表となったロランとソシエは、ホワイトドールの前で聖痕の儀式を行っていた。聖痕をつけるのが
蛭だということがわかりたじろぐロラン。
そんなときノックスの方が明るくなっているのに気づく。
ノックスでミリシャの戦闘機部隊がまさに戦闘中であった。時折発光するビーム。
そんなとき突如崩れ始めるホワイトドールの石像。そこから現れたのはコックピットである。乗り込むロ
ランとソシエ。そして勝手に動き始める「モビルスーツ」。そしてビーム兵器を放つモビルスーツ。
一時撤退するディアナカウンターのモビルスーツ。しかし町の方々で火の手があがっていた。

 
第3話 祭の後 何とか動かそうとするロラン。マニュアルを探している。
ノックスの町はディアナカウンターに蹂躙されていた。予想外の地球人の抵抗にとまどうディアナカウン
ター。そして侵略されているのが約束と違うと抗議するグエン。
一方ロランはコックピットからマニュアルらしきものを探し当てていた。少しずつだが動かし始めるロラ
ン。一応ハイム鉱山に隠し、ソシエと町の様子を見に山を下る。そしてその様をグエンに報告するシド。
ハイム家は焼け落ちており、ハイムの旦那は亡くなっていた。気が動転するソシエ。
しめやかに行われるハイムの旦那の葬式。そんな所に現れるキース。キースはディアナカウンター
と合流するかどうかを話す。そしてホワイトドール(モビルスーツ)を動かせる様にしておけとアドバイス
を受ける。

ホワイトドールはミリシャの手で整備されつつあった。そしてロランはミリシャの軍のパイロットとして
ホワイトドールの操作をグエンより任される。
いじっている内に「ヘッドインジケータ」が降りてくる。そこに敵をキャッチしたロランはホワイトドールを
動かしてみる。

 
第4話 ふるさとの軍人 ホワイトドールに向かってくるディアナカウンターに対しミリシャ部隊とロランは先に出ることにした。
ロランはウォドムと接触し、戦いをやめさせる事を画策していた。
ディアナカウンターは地球人への攻撃を回避する事を優先している為、ミリシャの攻撃に撤退をせざ
るを得ない。

ハイムの奥さんは夫の死を知らされショックで倒れてしまう。
ディアナカウンターの第2次降下部隊が到着する一方、ソシエは未だにショックで寝込んでいた。し
かしメシェーの「父の仇がとれる」の言葉に作戦に協力しようと起きあがる。
ハイム家の裏にホワイトドールを隠したロランは、何か捜し物をしているウォドムに接触しようとした。
そして降下部隊のキャンプに潜り込むロラン。そしてロランはみんなの前でホワイトドールについて
話を始める。そしてシドの発掘作業についても。。

グエン達とムーンレイスの接見会議場。顔合わせの会議が始まった。
しかしアジ大佐の殺害より会議は決裂する。
一方シド爺さんはモビルスーツの発掘に成功していた。
 
第5話 ディアナ降臨 飛行船でキエルやハイム夫人はビシニティに帰ろうとしていた。
その飛行船の下でミリシャが作戦を展開中。ソシエとメシェーの飛行機もその作戦に参加している
様子。ロランはその飛行機に飛び乗ろうとはしごを垂らした。そして何とか飛行機に飛び移る。
ミリシャの作戦はモビルスーツの奪取を目的としている様であった。キャンプを襲うミリシャ軍。
そして民間のモビルリブを奪取しようとかなづちでコックピットを叩くメシェー。結局ウォドムに捕まって
しまうメシェー。その様子は会議中のグエンとハリー中尉に伝えられた。
ロランはメシェーを助ける為にビシニティに戻り、ホワイトドールを起動させる。
メシェーは取り調べを受けている最中だったがそこに現れたのがホワイトドールであった。ロランがス
ピーカーで訴えている隙をついてメシェーは脱走。しかしポゥ中尉のウォドムに捕まってしまう。右手で
つままれている格好のメシェー。しかしわずかの隙を見てロランはホワイトドールの手刀でウォドムの
手を叩き落とす。そしてその手を拾って逃げていった。

グエンはモビルスーツ、カプルの発掘を聞き、ディアナ・ソレルの降下時に見せつける事を提案する。
そしてロランのホワイトドールについても当然見せつけようとする。
ソレイユにて地球に降下してくるディアナ・ソレル。そしてその姿を直接グエンの前に現すのであった。
 
第6話 忘れられた過去 ミハエル大佐はボストニア城に入ってディアナ・ソレルの動きを探っていた。ミリシャ軍も同じように動い
ている。
ディアナとグエンの乗るリムジンが突如ミリシャに襲われる。リムジンは目立つと歩いてボストニア城
へ入る事を提案する。ミラン執政官の制止を妨げグエンの言うことに従うディアナ。
ハリー中尉はディアナを見失っており必死で探していた。その時前に立ちはだかるロランのホワイトドー
ル。しかし戦いが始まる寸前にグエンとミラン執政官が止めに入る。そしてディアナが姿を現す。
グエンを左手に乗せたホワイトドールとディアナを左手に乗せたスモータイプはそろってボストニア城
へ。そしてディアナの姿をこっそり望遠で録画するロランであった。
ノックスから撤退を命じられるミリシャ軍。そしてロランも合流をしてきた。
そんなところにシド爺さんがマウンテンサイクルの発掘を手伝って欲しいとやってきた。
一方ロランはキースを訪ねてパン屋に来ていた。落ち込んでいるキースを慰めるロラン。そしてその足
で取材中のフランを訪ねる。
グエンとディアナの会議ではムーンレイスに「北アメリア大陸」を譲渡する事を希望するが話は平行線
である。
シド爺さんの発掘場所にウォドムが接近してきた。しかし発掘現場から目をそらす為にもメシェーとソシエ
のカプルが出撃する。ロランはホワイトドールの武器を探していた。突然地図が現れそこに向かって走
るホワイトドール。広場の中心に来たとき、突然足場が地下に沈む。そこはホワイトドール用の武器庫
であった。しかし古くて崩れ落ちてしまう銃。唯一使えそうなハンマーを取り出すロラン。カプルと交
戦しているウォドムの所にハンマーを引きずって来るホワイトドール。加速をつけてハンマーを投げつけ
る手で押さえつけるウォドム。しかしハンマーが回転し、一撃を加える事が出来る。撤退するウォドム。
地球での戦争を避けてくれる様にとディアナに祈るロランであった。。。
 
第7話 貴婦人修行 カプルが故障しどうしようかと途方にくれているメシェーとソシエ。ロランに「ソシエが見直した」という話
をした所、ロランの「月の女王さん」に会ってみたいという考えを聞いて今度は笑い飛ばす2人。
ディアナは月と地球が戦争にならない様にと「親睦パーティー開催」の提案をする。
キースはお店にいても売れなくなったパンを売りに外に出る。ムーンレースのキャンプでパンが全部売
れた事に気を良くする。さらにはパーティー用のケーキの発注も受ける。
ロランはグエンに呼ばれ、パーティーへの参加を強制される。それも女性としてである。グエンは「ホ
ワイトドール」の様な機械人形が地球にもあり、それを女性が動かしているという事を見せたい様子で
ある。そして「レディー」としての立ち振る舞いを身につけ、ダンスを踊れる様にする為に、キエルか
ら猛特訓を受ける。

さてパーティーの当日。写真を撮ろうとしたフランはホワイトドールのパイロット「ローラ」を見て、
「ロラン」ではないかと疑いを持つ。そしてほぼ同時に到着したハリー中尉に挨拶するロラン。
舞踏会会場。月と地球の人々がお互いに様子を伺っているだけで雰囲気があまり良くない。きっかけ
を作る為にハリー中尉が地球の人々にダンスの申し出をする。キエルに突き飛ばされてハリーの
申し出を受けることとなってしまうロラン。それをきっかけにようやくダンスパーティらしくなってきた。
さてグエンはロランをディアナに紹介する。ロランはディアナに「月と地球が戦争して欲しくない」と
いう思いをぶつける。そしてディアナは交渉再開の申し出をグエンに告げる。
そしてクライマックスの「月と地球」のケーキの入刀の瞬間、台座が割れ、中からミリシャの兵士が現
れる。騒然となるパーティー会場。そしてミラン執政官はグエンに「交渉はもう無理である」事を告げ
る。反乱者を追うためにホワイトドールに乗るロラン。捕まえようとするが結局逃げられてしまう。
しかしそこに落としていったのは「携帯用酸素呼吸器」であった。犯人が「ムーンレース」である事に
気づくハリー中尉。
ミラン執政官はグエンに交渉再開を理由もなく告げる。不思議がるグエンとキエル。
ハリーに対し、ムーンレースの反乱者の存在への対策を告げるミラン。そして何かに考えを巡らせる
ハリーであった。
 
第8話 ローラの牛 キエルの元にソシエが報告をしに来た。まあミリシャの軍配置をグエンに報告しに来たのだが。
ロランはグエンの命令でムーンレースの居留地の警備にホワイトドールで出発した。
居留地で地球の住民と軍の人間がいざこざを起こしていた。そこに割って入ったロラン。
たまたまフランが通りかかり、地球の人々にムーンレースの事を書いてくれる様に嘆願される。
キースはたまたまパンを売った帰りにムーンレースの人々に、「こちらにもパンを売って欲しい」と言わ
れる。そこにクーエンが軍に抗議をしている現場にでっくわす。ムーンレースの人々の貧困生活が浮き
彫りとなる。キースはフランに「豚や鶏」が手に入らないかを相談する。
「それは自業自得」とムーンレースの事をなじるソシエ。そしてロランとキースとフランの仲を疑うソシエ。
何とか話をまとめてクーエン一家の救助作戦を進めようとするキース。
グーエンは居留地から抜け出し、ロラン達の手伝いする。ソシエとフランはトラックにいる時に母豚に襲
われる。そしてキースは蜂の大群に襲われている。
「なぜここの人たちはいないのか?」の問いにロランはディアナカウンターの空襲が恐ろしかった事を
話す。そんなときに「雌牛」がいるのを発見。ロランはホワイトドールで牛を動かす事を思いつく。
まずホワイトドールでソシエとフランを助け、牛を運ぼうとクーエンの元に急ぐロラン達4人。しかしポー
少尉のワッド部隊が突然攻めて来た。トラックを盾にするワッド。投降勧告をするポー。
しかしそこに割って入るハリー中尉。クーエンはハリー中尉へ生活改善の直訴をする。
さて牛達を連れて戻ってきたロラン達とグーエン。しかしその光景を見て文句を浴びせる地球の人達。
ロランはその暴言に耐える事ができなくなる。そしてロランは告白する。
「皆さん、僕はねムーンレースなんです。ムーンレースなんですよ。」
「僕は2年前に月から来ました。けど月の人とも戦います。だけども地球の人とも戦います。人の命を
大事にしない人とは僕は誰とでも戦います。」
フランの写真に記事がつく「地球人とムーンレースの友好の架け橋を目指すホワイトドールのパイロッ
トはミリシャのローラローラであった」と。
そしてソシエはロランをぶつ。「嘘つきロラン」という叫び声と共に。。
 
第9話 コレン、
ガンダムと叫ぶ
ムーンレースの居留地に降り立った物資輸送船。そこに一緒に潜り込んでいたのはコレンナンダー独
立部隊。なんとも厄介な人間達が送り込まれてきたらしい。。
ロランの記事を読むグエン。しかしローラとロランが同一人物である事を知っている者が少ない事を利
用できるのではと考えていた。
しかしソシエはロランに守ってもらう事、そしてロランに騙されていた事をどうしても許せない。グエン
の「ホワイトドールに乗ってみれば」という言葉に敵討ちの為にも乗る事を決意する。
一方ロランはハリー中尉の前に引っ張られてきた。そしてロランはハリー中尉の手によって監禁されて
しまう。
カプルの操作訓練の場所ではコレンがホワイトドールを誘き出すために暴れていた。カプルは全て倒さ
れてしまう。
ロランは「ホワイトドールの事」を教えるべきがどうかを悩んでいた。
そのころキースはミハエル大佐に会っていた。キースはミハエルに自分達が地球降下の際に乗ってき
た「フラット」を売り、そのお金で「パン工場」を作ろうと考えているようだ。
コレンの問題について話しているディアナ、ミラン執政官そしてハリー中尉。ハリー中尉はコレンを任
せてもらうように進言し、そしてロランを利用しようと考えロランを釈放する。
ロランはソシエのホワイトドールでの出撃を聞き、その現場へ急ぐ。
コレンは「ガンダム出てこい」と叫びながらミリシャ軍を蹂躙する。そこに現れるソシエのホワイトド
ール。しかし明らかにそれは前に出過ぎであった。コレンと戦い始めるソシエ。武器を探すソシエ。そ
して偶然に肩のビームサーベルを見つける。しかし操作しきれずそのまま倒れ込む。
そんなときに駆けつけるロラン。気絶したソシエを降ろし、コレンとの戦いを再開させる。急に動きの
良くなったガンダムにとまどうコレン。そしてビームサーベルで斬りつけられ、重力にめまいを起こし
たコレンは撤退をする。
「ビームサーベルか、それが肩の後ろに2つある。けどこんな兵器使っていいモのじゃない。ディアナ
カウンターは戦乱を呼ぶと思うな。」悩むロランの姿がそこにあった。。
 
第10話 墓参り ホワイトドールを操れない事にふてくされるソシエ。何よりもムーンレースであるロランに助けられる
のがなおさら気に入らないようである。シド達と合流したロランはビームサーベルの発見について話す。
一方グエンとキエルはディアナの所に呼ばれていた。戦場視察の名目で飛行船に乗ってみたいという
ディアナの迎える準備が整うまでディアナとキエルは2人きりでお茶の時間を過ごしていた。鏡に映った
様にキエルの仕草を真似してみせるディアナ。そしてよく似ている事に2人して笑う。
キースの情報により発見されたフラットの発掘現場。キースは約束通りお金をもらっていた。そして心の
中でロランとフランにわびるのであった。
再びディアナとキエル。ディアナはキエルに自分の服を着せ、「自分の後ろ姿はこのようなものなのか」
と関心する。ディアナの真似をしてみせるキエル。それを見て素直に喜ぶディアナ。そんな時、ミラン司
政官が入ってくる。成り行きでキエルがディアナに、そしてディアナはキエルとして振る舞う事になる。
さて飛行船に乗り込む2人。そしてグエンとミラン執政官。キエルはディアナに
「もっと尊大な言葉使いで」
とこっそり注意する。そして一緒に乗り込んでいたロランとソシエに会ってしまう。何かと気を使い始め
るロラン。風景を眺めながら「ぼろ」が出そうになるとお互いにうまくかばい合う2人。しかしディアナ
の服が目立つ事を気にするグエンは、キエルに成り変わっているディアナをキャビンに連れ出し、服の
相談をロラン、ソシエも交えて行う。しかしソシエは感情を爆発させる寸前まで至ってしまう。それを目
の当たりにするディアナ。
飛行船はビシニティに到着し、車2台に分乗しハイム家へ。そして母親の見舞いをするディアナ。しか
し本当に見舞いをしたいキエルは感情を出すことすら出来ない。。父親の墓の前でも見守るだけのキ
エル。しかしディアナはその墓の前で今まで来れなかった事の詫びを言い、泣いて謝るのであった。そ
の姿に感謝し、涙を流すキエルであった。
 
第11話 ノックス崩壊 未だ入れ替わったままのディアナとキエル。それぞれ入れ替わったままディアナはビシニティにキエル
として暮らし続ける。ビシニティからの夜明けの風景を見て素直に感動し、自然の空・雲・風を感じ続
ける事に感激を覚える。
ミリシャのミハエル大佐は、グエンに月との戦闘をどう考えているのかを問いただす。しかし停戦中で
あり、月の技術をうまく活用しようと考えているグエンは、ミリシャの攻撃を許そうとはしない。
マウンテンサイクルでの発掘作業は継続。そんな中ムーンレースであるロランが発掘作業に係わる
事を快く思わないジョゼフは、ミハエル大佐の命令でミリシャの駐屯地にパイロットとして異動する。
ディアナカウンターの駐屯地では、コレンが不穏な動きを始めていた。ヒル大尉の所に暴れ回れる事
を認めてもらう為に直談判をしに行く。月での計画されている降下部隊増強計画が実施される前に、
何とか結果をあげておきたい様子である。
ディアナとして暮らすキエル。しかしミランの「サンベルトへの移動」提言で事態が変わってくる様子。
それはディアナとしての生活からますます逃れられなくなる事を意味している。「帰還民の安全の保
障」を優先すべきとのキエルの言葉に、ハリーもグエンとの交渉を再度行うべきだと提言する。そし
てそのついでに「秘書官キエル嬢」との打ち合わせのセッティングを願い出るキエル。
コレンの不穏な動きと同様、ミリシャでもその動きは顕著なものになっていた。ついにミハエル大佐
は、グエンの許可なくソレイユへの攻撃を命令した。意気揚がるミリシャ。そしてその攻撃が始まる。
「フラット」を売った事について話していたキースとフランの目の前に上がる煙。最初に攻撃された
のは入植地であった。緊急に移動を開始するソレイユ。しかし軍は動かずマウンテンサイクルへの陽
動作戦を開始。コレンは「軍」扱いされずに、勝手にノックスを攻撃し始めた。コレンの攻撃により
崩壊するノックス。ソレイユに対しても大飛行機部隊が爆撃を開始した。自ら先頭に立って指揮をす
るディアナ(キエル)。これで良かったのかを心の中でディアナに問うキエルであった。
コレンの攻撃で「ボストニア城」が崩れ落ちた。そしてイングレッサ領主であるグエンは完全に失脚
する。そして崩壊したノックスで「ガンダムが出てこない」事を嘆くコレン。
飛び立ったソレイユの牽制をする為、シールドを発掘したばかりのロランに出撃命令が出る。キエル
(ディアナ)も一緒に連れてってくれと頼む。そこに現れるウォドム部隊。ヒル大尉はどうしてもマウ
ンテンサイクルへの砲撃をやらねば気が済まない様子。ウォドムのメガ粒子砲一斉攻撃が始まる。そ
の様子をソレイユのモニターから見つめるキエル。
そしてコレンはガンダムが出てこなかった事を嘆き悲しむのであった。
 


99. 7.17 Update

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