受験の際の参考資料 |
98年受験用として受講した講座についてです |
講座名 | 受講料 | 感 想 | 備 考 |
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通信講座 |
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受験必修講座・カセットテープ講座 (日本ライセンスセンター) |
\110,000 (※) |
○ (詳しい内容のテキストだけに、講座・テープでの補足が必要だと思われる。 テープは40時間、講義は倍の80時間。やはり講義をお薦めしたい。 カセットは繰り返し何回でも聴け、使い方によってはかなり効果的。 テキストだけの学習は、内容が高度なだけに「袋小路」に入る可能性大。) |
※受講生料金 |
法改正情報テープ講座 (日本ライセンスセンター) |
\17,000 (※) |
○ (ライセンスは法改正のフォローがしっかりしているが、それを更に掘り下げた のがこの講座。 改正の動向からかなり詳しい部分までの説明あり。これで1問救われた所があ り、「改正から出題される」というのを痛感させられた。 尚、テープスクーリングの法改正情報テキストはこれと同内容。 添削などの必要がなければそちらの受講で十分。) |
※受講生料金 |
テープスクーリング (日本ライセンスセンター) |
\12,000 (※) |
△ (法改正テープ講座・法改正セミナーの受講があれば、敢えて受講する必要は ないかもしれない。 法改正用テキスト+勉強方法+模擬試験問題の構成。 但し、法改正講座の代替とはなり得ない事に注意。) |
※受講生料金 |
問題集等 |
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社労士V(年間12冊) (日本法令) |
\9,790 | 購読中 (昨年と内容刷新。視覚に訴えるものを多く取り入れたという構成。 中間・最終2回の誌上模擬試験も初めての試み。但し内容は難。 他の受験団体の開講講座をチェックするのに一番役だったという印象。 問題集の代用としても十分使える雑誌である。) |
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問題集シリーズ(全3冊) (日本法令・日本ライセンスセンター) |
\6,200(※) | ○ 過去問題集 結局今年はテキストに付属していた問題で足りてしまったので、敢えて過去 問はやらなかった。 ただ98年度の出題傾向から考えると「過去問」をやらずに合格はあり得ない と 思わる。しっかりやりこみ事を奨める。 記述式予想問題集 98年度の「当たり」はほとんどなかったが、これを繰り返す事で、記述はか なり得点があがるであろう。 過去問がかなり多いという印象もあり、その問題中でかなり古い記述式問題に は載せてあることに首を傾げる事もあった。 完全予想問題集 科目毎に本番出題数の3倍の問題量と2回の模擬試験あり。 問題の難易度は「ライセンスの答練」と比較すると簡単である。 慣れていない人は「ただ難しい」と感じるかもしれないが、出題の真意を頑張 ってくみ取れればかなり力をつけられる問題集だと思う。 ライセンスの受講生ならば、問題集の「正誤情報」を容易に知れるが、一般の 人達はそれが出来ずに辛い所は確か。 |
※社労士V購読者料金 |
記述式完全整理カード 労働編 (LEC) |
\2,400 外税 |
○ 97年度の出題傾向に合わせて若干の内容変更があったものと、ほぼ同様の内 容だった。 この整理カードの問題は「法改正」の事項を自分で確認する必要があること。 暗記をしながらきちんと知識を修正していく事が必要。 扱っている内容に関しては相変わらず鋭いと思える箇所もある。 但し「労働常識の科目」についてはこれでは全然不足。 |
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記述式完全整理カード 社会保険編 (LEC) |
\2,200 外税 |
○ 労働編と同様法改正箇所による修正が目立った。特に年金の額の修正がきつか った。 もう少し遅く刊行できればいいのだろうが、やはり正月前には出て欲しい本。 暗記させる語句については労働編と同様鋭いと思える箇所が多く、損はしない と思える。 労働編と同様、常識については別途対策を考えた方が良いであろう。 |
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社労士横断整理ノート(改訂第5版) (法学書院) |
\3,600 外税 |
× 自分としては全く役立たせられなかった教材であった。 というよりよくまとまっている反面、「不足」と思える事項が結構あったから である。 筆者は「日本マンパワー」の教材執筆者であり、マンパワーの「横断セミナー」 で配布される教材と内容が酷似しているのには驚いた。 自分のメインの教材によっては威力を発揮する教材である事を痛感した。 |
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労働法全書 (労務行政研究所) |
\6,100(※) | △ (通達・判例が多くでているので97年のものより変更 勉強中何回か見ることがあり。やはり持っていて損はない。) |
ライセンスセンター受講生料金 |
平成9年版年金白書 (厚生省年金局) |
\1,800 | △ (今年より新たに刊行。年金制度の動向・流れを追うためにもとりあえず購入。 結局試験には関係なかったがやはり今後も一読は必要か?) |
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平成10年版厚生白書 (厚生省) |
\2,571 | △ (内容確認の為に購入。 試験用というより「読み物」として今年の白書は面白かった。) |
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平成10年版労働白書 (労働省) |
\2,300 | ○ (労働常識の記述は今年の内容が当たり年。 内容をチェックしていた人には、労働常識の記述は訳なく解答できたと思われる。) |
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セミナー |
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土曜・答案練習講座 (日本ライセンスセンター) |
\79,000(※) | ○ 98年講座の場合、97年の10月には定員オーバーとなった講座。 定員150名の内半分が合格者という評判通り、クラスのレベルは高い。 複雑な問題を教材として扱い、「完全予想問題集」や「模擬試験」の難易度を 超越する。 未受験者には奨められる講座ではないが、受験経験者がより高いレベルを目指 すのであれば、強く推奨したい。 |
※受講生料金 |
集中問題解説講座 (日本ライセンスセンター) |
\44,000(※) | ○ 問題演習講座としては、「答案練習講座」の次に難易度が高い。 グループ毎に出題された問題を討議し、その問題を解説するという形式。 グループで結果を別れさせる様な問題だけあって、かなりの難問が出題される。 グループは6人編成。今回は10グループ(60人参加)。 討議した内容は記憶として結構残るし、独りでは気づかなかった事を発見する事 も多い。 それに知り合いができる可能性が非常に高い。 ある程度のレベルであればお薦め。(それだけ講座のレベルは高い。) (5/2〜5) |
※受講生料金 |
一般常識特訓講座 (日本ライセンスセンター) |
\23,000(※) | △ 答練等で問題をこなしている限りは敢えて参加するメリットはないかもしれな い。しかし資料部分については、最新データで解説を行ってくれるのでかなり 有効。(もっとも白書セミナーでも一応の解説はされるが。) テキストであらかじめ配布された上での演習講座なので、緊張感は今ひとつ。 (5/23〜24) |
※受講生料金 |
直前急所対策講座 (日本ライセンスセンター) |
\36,000(※) | △ 「最低限の知識を網羅したまとめテキスト」を入手できるという意味では価値あ る講座。講義自体は、テキストの内容のレベルは「既に理解している」事を前提 に進められる為、中途半端な状態で講義を受けても意味がないかもしれない。 3日で全教科を終了させるというハードスケジュールなので、講義自体は「薄い 内容」となってしまうのは仕方なしか。 直前期のまとめとしてはテキストは十分活用できる。 (6/6〜7・6/13) |
※受講生料金 |
試験3週間前の総仕上げ講座 (日本ライセンスセンター) |
\34,000(※) | △ 4人の講師を投入し、代わる代わる解説を行った。 横断項目に関する部分の解説を1日目に行い、2日目は科目毎の説明を行った。 2日目の科目毎解説はかなり講師の方も辛い様であった。 内容としては「重点項目」に絞っても網羅しきれず、かなり消火不良。 時期的に復習に時間をかける暇もないが、横断テキストについては使える内容。 (7/5〜6) |
※受講生料金 |
白書解説講座 (日本ライセンスセンター) |
\7,000(※) | ○ 7/12の土曜日は4月中に定員オーバーとなる大盛況ぶり。 最新統計を気にする人にはこの講座の受講をお薦めする。 労働白書については「記述」の出題傾向が今年はほぼ一致し、本番の時に納得 がいった。 問題もついてくるので白書を効率的に勉強したい人には是非受講してもらいた い。 (7/12・13どちらか) |
※受講生料金 |
模試 |
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中間模擬試験 (日本ライセンスセンター) |
\8,000(※) | △ まあ日本マンパワーの模試と重なったのが影響かはしりませんが、受験者は少な かった。 この問題で40点をとれないと勉強を見直した方がいいという話があったが、適 当な難易度だったと思う。 変に難しい問題はなく本試験よりやや易しい程度を狙ったのではなかろうか? 尚、△評価は「答練」より平易な問題が多かったので、厳しく採点。 (4/29) |
※受講生料金 |
最終模擬試験 (日本ライセンスセンター) |
\0(※) | ○ 中間模試の時と平均点変わらず。よってかなり難問だったと言えよう。 記述式では本番での「高年齢求職者給付金」を書かせており、的は大きくはずれ ていなかった様子。 かなり復習のやりがいがあったと思う。 (6/28) |
※答案練習講座一環の為 |
中間実力診断試験 (日本法令) |
\6,500 | ○ 中間模試として考えると適当か?ただかなり盲点と思われるような箇所からの問 題が目立つ。やはり昔から難しさで定評のある「法令の模試」ならではか。 (4/5) |
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社労士V中間誌上模擬試験 (日本法令) |
\3,500 | ○ 難しい通達からの出題はなく、本則を押さえた勉強をしていればそれなりの得点 は可能。 但し初学者ではそれなりに難しいかも。 もっとも採点講評の「○点取れているのが望ましい」は結構無茶な所もあるかも。 |
3/20締め切り。通信のみ。 「模範解答」・「模範解答+コンピュータ判定」 の2パターン。 |
社労士V最終誌上模擬試験 (日本法令) |
\3,500 | × かなりの難問がそろった問題だったと思われる。 この時期としては「解答・解説」が遅すぎるのが致命的。この理由で「復習」か ら敢えてはずさせてもらった。 中間の場合はともかく、最終の時はもっとやり方を考えてもらいたい。 |
6/22締め切り。通信のみ。 「模範解答」・「模範解答+コンピュータ判定」 の2パターン。 |
最終模擬試験 (日本マンパワー) |
\6,500(※) | △ 労働関係科目が本番以上に難しい問題。 特に労働基準法はほとんどあの出題は狂気の沙汰。 あれでは自信を無くさせるだけの様な気もするのであるが。 (6/21) |
※受講生料金 |
社労士公開模試 (TAC) |
\7,000 | △ オーソドックスな問題。奇をてらった問題もなく、勉強してきた人はそれなり に取れる内容。 解説テープの内容は最悪。聞くと時間の無駄。 ただ模範解答を読み上げるだけならテープをつける必要はないと思うのだが。 (6/27) |
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全日本社労士公開模試第2回 (LEC) |
\6,000 | △ 難しい内容ではなし。ただLECらしく「マニアック」な問題もあった。 解説テープは聞いていて勉強になる事がある。一回聞いてみる事をお薦めする。 (通信) |
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全日本社労士公開模試第3回 (LEC) |
\6,000 | △ 第2回目よりは若干難しい内容にしてきた。 傾向は第2回目とほぼ同じ。 (通信) |
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受験料 |
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本試験受験料 | \4,100 | − | |
合計額(98年度) | \450,061 |
※文中の○、△、×は自分にとっての役立度を示す。
○:非常に役に立った
△:普通
×:自分には合わなかった