11月11日(水)

お久しぶりです。
風邪で寝込んでいるうちに11月になってしまいました。

更新しない間、いろいろなことがありました。
が、書くと長くなるので割愛させていただきます。

というわけで直近の出来事などを。
1.商品券欲しいんですが、今から仕込んでも間に合いますか?
 健治容疑者は商品券は貰えるんでしょうか?

2.消費税分還元セールがマスコミで大々的に取り上げられていますね。
 「消費税率の引き下げ論議が活発化しています。」なーんて文脈で報道して煽るのは止めて欲しいですね。一時的に税率を下げたところで需要の前倒しが起きるだけで中長期的に見たら国家財政にとってマイナスなのは明らかじゃあ−りませんか。
 それから消費税還元セールじゃなくて消費税分の還元セールですのでお間違えのないように。
 消費税は法律で決まっているんですから、消費税を還元しちゃいけません。あくまで消費税分の金額を還元しまっせということですよね。
 各スーパーの売上高利益率なんて5%もいかないところが多いんですから、自分の首を自分で絞めるようなもんだよなあ。ダイエーなんか苦し紛れに現金じゃなくて商品券での還元だものなあ。
 商品券7000億配るのに1000億経費がかかると聞いたが、そんな政策が許されるのか!
 経済政策じゃなくて福祉政策だとしても、もう少しましなお金の使い方があると思うのだがなあ。

3.東大生について
 東大生が身近にいない人はいわゆる「東大生」っていうステレオタイプな連想をしがち。
 東大生が身近にいる人はその人のイメージが「東大生」のイメージになりがち。
 まあ「東大生」という対象に限らずなんでもそうだけれど、人のイメージなんてそんなもんです。
 そしてイメージによって考えが大きく影響を受けるのも人の脳みそです。
 
 私の「東大生」のイメージっていえば、小汚い格好をしてひたすらボートを漕ぎ、何時の間にか力をつけて早くなっている不気味な奴らというイメージです。(明らかに偏ったイメージですね。でもそんな東大生しか見たことないぞ。)
ただ、彼らは大学に5年も6年もいて、大学院に進学してなんだか分からんすごいらしい研究をするようになったり、国家試験に合格して官僚になったりと、ボートを4年間みっちりやった後に勉強をこれまたみっちりやるんですよね。そういった姿勢が持てるというのはうらやましいと正直思います。我々はほとんどが4年で卒業して社会に出て稼ぐぜ出世するぜ(?)という状況でしたし、大学全体もそういう雰囲気だったと思います。
 物事に打ち込む力という点で、私は私の会った「東大生」をちょっぴり尊敬しております。
 「東大生」であることに「自意識過剰」になることはそう問題でもないと思います。社会に出れば、
「東大生」だけでは通用しないことはすぐわかるでしょうしね。
 思蜜日記風に言えば、
「東大生である、ということしか自慢のネタがないのはヤバいぜ!!!他にネタをお願いプリーヅ!!!!」
てな感じでしょうか。(ちょっと他の日記がまざってしまったかも。)

 他の人たちとの論点からはちょっとズラして書いてみましたが、ま、人それぞれということで。

 本日はここまで。




11月16日(月)

なぜ人は小さい子供と話すとき、幼児言葉になってしまうのだろうか。
「ブーブーがきまちたねー、あぶないでちゅよー。」
「そんなに泣いている子は、お化けがきてつれていっちゃいまちゅよ。」

ちがーう。そんな言葉を使うな!

「自動車がこちらへ向かってくるぞ。人間と車とでは残念ながら、人間のほうが柔らかい。つまり、衝突した場合大きな損傷を受けるのは人間のほうである。君は生命保険にも入っていないし、君を取り巻く人たちの君に対する愛情を考えても、ここで車と衝突することは得策とは言えない。君の感じる肉体的精神的な痛みも相当であろう。もちろん父親である私の痛みも大きい。したがって後数十センチいや確実性を高めるのなら数メートル後ろに下がることによって衝突を避けたほうがよいぞ。」

「そのように泣くことによって君の願いがかなうことはないぞ。泣くことによって目的が達成することなどこれからの君の人生においてほとんどないであろう。泣いている暇があったら、嫌いなにんじんを食べるようにするからあのおもちゃを買ってくれとか、一人で歯磨きできるようになるから買ってくれとか、建設的な意見を出しなさい。それが人と人との交渉というものだ。その鼻水が服に垂れる前に泣き止まないと8割の確率で君は君の母親に怒られるであろう。それは君の約70年あまりの人生のうちの確実に1時間を浪費することになるし、長いとは言えない君の母親の人生の残りの時間も浪費することになる。さらに言えば君の服を洗うために水と洗剤を消費し、環境に対してマイナスインパクトを与えることになるだろう。こちらの確率は100%だ。さあもう立ちなさい。すでに君は30分を浪費している。」

という風に自分の子供には教育していくつもりだが・・・・。
やっぱり無理かな。

こんな風な語り口ではどうだろう。

おお、いけるかも。
さあ、みんなも続け!



11月18日(水)

当時大学生で、アパートで一人暮しをしていた私は、日常の足として自転車を使っていた。
その日の朝も私は自転車で大学へと向かおうとしていた。
訂正。
その日の朝私は自転車で珍しくも大学へと向かおうとしていた。
学問への情熱で脳みそがリンボーダンスを踊り出さんばかりになっていた私は、アカデミックな空気に一刻も早く包まれて真理を追い求めたいという気持ちで一杯であった。
不二家のピーナツチョコをつまみにバーボンを一杯、胃に流し込んで素早く身支度を整えると、大学の図書館へ向かうべく、アパートの脇の自転車置き場へと歩いていった。
自転車のかごにかばんを入れ、自転車置き場から自転車を出した。通りに出た私は片足をペダルに乗せ、さっと自転車にまたがって、またがって、・・・・・・・

昔デカルトは「コギト・エルゴ・スム」(私は考える、ゆえに我在り)と言った。しかし在ると考えていたものが実在しなかった時には、人間は考えるどころか思考停止に追い込まれるものである。
さっと自転車にまたがったはずの私は、次の瞬間には思考を停止したまま、さっとアパートに戻っておしりを押さえながら布団にくるまっていた。

学問への情熱がはるか彼方へと消え去ると同時に、一つの真理を身をもって掴み取った私は「それでよしとしよう」とつぶやいて無理矢理眠りに落ちるのだった.。


世の中が流星、流星とあまりに騒いでいるので自分が昔掴んだ真理を思い出し書いてみた。

つながりは流星。流星といえばファンキー猿の久保田利伸「流星のサドル」だから。


追記
保奈美(呼び捨て)には幸せになって欲しいなあ。
他人じゃないから。(ああ勘違い)



11月23日(月)

自分の好みを言わせてもらうと、一行コメントはフォントの色・大きさとも統一したほうが見やすいですね。
シンプルイズベストですよ。
新作リストは目次みたいなもんで、最低限の情報があれば十分です。
いやむしろ最低限に情報量を絞り込むからこそ、その機能が最大限に発揮されるのではないでしょうか。
あふれんばかりの個性、ほとばしる魂の叫びは自分のページで思う存分表現してください。
日記リンクスの時代は一行コメントが先にきて、その後作者・日記名と続いたので目的の日記を探すのに視線の移動が大きく、探しにくかったなあ。あ、今でもReadMeはそのスタイルですね。


ま、私も楽と書きたくてちょっとうずうずしましたが。


11月27日(金)

本日の新聞広告は、自粛します。

本来は見開き全ページのスペースを使用し、本日発売の次世代
ゲーム機ドリームキャストを大々的にアピールする予定でした。
ところが、発売前の段階ですでに予約が殺到しており、充分な数
の商品を出荷できるかどうか分からない状態となっております。
この上むやみに宣伝をすることは得策ではないと判断し、この
広告を自粛することにしました。どうぞ、ご了承ください。 セガ。


上の文章は、セガの新聞広告のものである。(日本経済新聞朝刊11/27)
一見ドリームキャストが売れているような感じである。
実際現在の需要と供給の状況では、需要がはるかに上回っている。
ただそれは供給が極端に少ないからである。
セガの社長は初日出荷15万台と語ったらしいが、実際は市場に10万台も出ていないのではないか。
年内100万台という販売目標を立てているようだが、12月に90万台も出荷できるのだろうか。
そもそもの供給不足の原因は、NEC製チップの不良らしい。
セガの公式ページにもそう書かれている。
チップ不良の問題が解決した様子は無いし、セガが当初目論んでいたであろう販売数をクリアすることはまず不可能だ。
発売一週間前になって集中的に入れて来たTVCMがむなしく流れている。
湯川専務がリヤカーで行商するほどドリームキャストは余ってはいないのになあ。
ハードが売れなければ当然ソフトも売れず、今期ヒット作がなく、成績の低迷しているソフトメーカーにとっても影響は大きい。
セガの社運を賭けたドリームキャストだが、第1歩から大きくつまずいてしまった。
年始の商戦まで問題が解決するのだろうか。
今後どう巻き返していくのか、上の広告文を読みながら「苦しいなあ。」と思う。
発売前の広告戦略では成功してきただけに、残念だ。
がんばれ、湯川専務!(でも製造担当の役員の首ぐらい飛ぶんじゃないかな。)
     
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