とぜんそう2002年7月分

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02/07/03

きょうの朝日新聞投書欄にとある牧師さんからのご意見が掲載されてました。

例の横浜市議会議員2名が除名された一件で、日の丸掲揚に反対した議員が除名された、強制された愛国心は危ない、という内容。

なんか勘違いされてるようですが、あのふたりが除名されたのは国旗掲揚に反対したからではなくて、国旗掲揚に反対するために(たしか)6時間にわたって議長席などを占拠して議事進行を妨害したから。

国旗掲揚が愛国心の強制と思うかどうかは人によって違うでしょうけど、国旗掲揚に反対するために議場を占拠するのは間違いなく思想信条の強制。牧師さんみたいに人に道を教える立場の人がそこらへんを取り違えてものをいうのはさらに危険じゃないかと。

見てきたようなウソをこくなよ聖なる神の使者(by 岡林信康

02/07/20

「民の声は天の声、というがそんな言葉に耳を傾けてはならない。人民の騒ぎというものは常に狂気に近いのだから」 というのが朝日新聞「天声人語」の由来らしいのですが、その「天声人語」で先週だったか、こういう趣旨のを見かけました。

最近このコラムに寄せられるご意見の中に全体の趣旨を見ずに一部だけを取り上げたものが多い。これは携帯電話メールやインターネットが普及してきたせいだろうか。

さらに先週出かけた島根 SF 大会「ゆ〜こん」の帰り、出雲そばを食べたときに読んだ地方新聞の一面コラムにも偶然この「天声人語」が引かれておりました。

さて、インターネットや電子メールだと全体の趣旨を見ずに自分の関心のある一部分だけに反応するようになる、というのはどこかで調査でもしたのでしょうか。調査結果があるなら一度見てみたい。

で、先週の『週刊文春』連載の「お言葉ですが…」に、とある教育論者のご意見が引用されてました。趣旨としては現在の義務教育期間は長すぎるので、小学4年で終わりにしてその後は本人の適正に任せればよいのではないか、というもの。で、おまけとして、これが実現するとは思えないが、という意味合いで冗談めかして、もし実現すると少なからぬ教職員が職を失うことになるのだが、はたして教育改革と職の確保、どちらを優先すべきか、と書かれていたそうです。

ところが、このご意見のタイトルがなぜか「改革か職の確保か」みたいになっていたということで(詳細忘却)、タイトルを付けたのが朝日新聞。

どうやら朝日新聞社にも携帯電話メールやインターネットが着々と普及しているようです。

しかし、関心のあることにしか反応を示さないという現象、根拠も曖昧であろう電子メール・インターネット原因説よりも、電車内での化粧や飲食などと結びつけたほうが説得力があるような気がしますけど。


「海の日」で「土用丑の日」で日本列島の広い範囲で梅雨明け宣言。

あとひとつで満貫だったのに。

02/07/26

出張工事に出かけたものの、食欲が今ひとつだったので昼食はコンビニおにぎり2個。

が、寝不足かつ疲れ気味の回らない頭が選んだのは「鰻むすび」と「紀州梅」。もろに食い合わせでした。

おかげで腹が……なんともない。


最近目にしたニュースによると、好きな番号のナンバープレートを選べる制度ができたものの、愛知県では他府県に比べて利用者が少ないとか。実利のないものには金を払いたがらないということなのかも。

で、これも最近のニュースですが、話題になっている中国の「やせ薬」、被害者は愛知県がダントツトップらしい。

なんだか県民性が透けて見えるような見えないような。

02/07/27

通勤途中でラジオを聞いていたら、恐竜博の紹介をやっていました。

で、案内役の人が「セイスモサウルスは体重が40トンぐらいありました」「足の太さから体重が推定できます」「一本の足に約10トンの重さがかかっていたわけです」「一歩歩くたびに一本の足に10トンの重さがかかるので、固い地面を確かめながら慎重に移動していたと考えられています」などと解説しておりました。

さて、ここで問題です。

40トンの四足歩行恐竜が一歩踏み出すと一本の足に10トンの重さがかかるというのはどういう歩き方でしょう? ただし、恐竜は何かにもたれかかったり首や尻尾で体重の一部を支えたりせずに四本の足だけで地面に立っているものとします。

一本の足に10トンの重さがかかるのは足が四本とも地面についた状態だと思うのですが、もしかするとセイスモサウルスは地面から足を離さずに摺り足で移動していたのかもしれません。


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