とぜんそう2003年12月分

これは日記ではありません。その日に書いたというだけで、日付と内容とが関連しているとは限りません。
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03/12/04

イラクで亡くなった外交官お二人のご冥福をお祈りします。


日本語大シソーラスを偶然書店で見かけ、衝動的に買い求めてしまいました。

はい、たぶん単なるコレクションとして積まれ以下略(石を投げないように)。

「終戦の詔勅」の CD に目がくらんでトンデモ本と噂の『昭和天皇と玉音放送』(小森洋一、五月書房)に手を出してしまったことも告白しておきます。本文を読む予定はありませんが。

ことのついでに『日韓「禁断の歴史」』(金完燮、小学館)も。ほかにもいろいろ。

諸般の事情で先月から手取りが少なくなってしまったので(でも読む時間が増えたわけではなく逆に減っている)本を買うのを控えようとした反動が出たものと思われます。どうしたらいいのでしょう。

03/12/05

今日の朝日新聞「天声人語」、後のほうもむちゃくちゃだけどそもそも冒頭からして間違ってますね。

 レコードに替わるCDが普及し始めて20年ほどになる。そのころから普段の生活にデジタルという言葉が入り始めた。いまや身のまわりに「デジタル」があふれる。


「デジタル」は CD の普及よりも前にデジタル時計ですでに世間に普及してました。

 連続した波として音をとらえるアナログに対して、デジタルは、すべての情報をいったん0と1という信号に分解する。無と有、オフとオンとの単純な組み合わせだから、電気信号にしやすい。


ならばなぜ CD よりも先に電気的にスピーカーを鳴らすタイプのレコードプレイヤーが普及したのでしょう。

精密だから切れ目が気になることはない。


意味不明。レコードの針飛びと比べているのでしょうか。CD だって音飛びは気になります。

 精神科医で作家のなだいなださんが「好(い)い加減のすすめ」をしたことがある。宗教でもイデオロギーでも中心には純粋で過激な信者がいる。中心から外れるほど「好い加減」だ。どちらの派にもつかない「好い加減」というのもある。この「好い加減」こそ宗教戦争の危険が潜む現代に必要だ、と。


こういうのをマスコミは以前「ファジー」とか呼んでもてはやしたような気が。

なんか健忘症が適当に理屈をこね上げただけみたいに見えてしまうのですが、こういうのも大学入試に使われたりするんでしょうか。

03/12/18

作家の都築道夫さんが亡くなったそうです

『エラリー・クィーンズ・ミステリマガジン』で海外ミステリを紹介する一方、芝居や歌舞伎、落語などの古典芸能にも通じた人で、それらを融合させた作品が好きでした。特に『天保六歌仙』の一人の名前を登場人物につけた片岡直二郎シリーズや物部太郎のシリーズ、「なめくじ長屋」シリーズなど。

一部方面で有名な正岡容の弟子でもあったそうで、漫画家の高信太郎がその孫弟子になりたくて都築道夫の押しかけ弟子に。

楽しませていただきました。ご冥福をお祈りします。


『伝説の頭 翔』(夏原武原作、刃森尊作画、講談社)1、2巻同時発売中。

カバー折り返しの作者紹介、これが最近ならちょっとリバウ

03/12/26

最近、うちにたどり着くと何をする気力も失せてしまいます。疲れてるのかトシ以下略。

まあさっきまで手に持っていた携帯電話の行方がわからなくなって、固定電話からかけたときの着信音で探してるぐらいだからなあ。ちなみに在処は持って出る予定だった鞄の中。要領がいいんだか悪いんだか。


先週の土曜日は休日出勤だったのにこの地方はドカ雪。

車を買い換えた際につけてくれるといっていたタイヤチェーンの手配をディーラーが忘れていたためやむなく会社に電話して「今日は雪なので休みます」((C)とさか先輩)。

こういうとき以前なら、自分が休むと仕事が止まる、と考えてしまったのですが、今行ってるのが大会社の応援作業なのでこういうこともできなくもない状態。「寄らば大樹の陰」といってもいいのかな。

「寄らば大樹の陰」といえば、今年は入社以来2度目の冬休み全休。最初のは身内の不幸のためだったので、実質初めて。とはいえバタバタしたりボーっとしたりしているうちに終わっちゃうんだろうなあ。とりあえず年賀状だけはなんとかしました。


『ヤクザが認めた任侠映画』(別冊宝島)と『別冊歴史読本69号 世界を脅かす「裏社会・ヤクザ」謎と真相 』(新人物往来社)を同時購入。レジのおねーさんの表情が少しこわばってたように見えたのは気のせいだったのでしょうか。


『信長』(工藤かずや原作、池上遼一作画、メディアファクトリー、現在6巻まで)閲読中。

冒頭の田楽狭間古戦場といわれているところまではうちから車ですぐ(ただし国道1号線がすいていたらの話)。北へ30分ぐらいのところには長久手古戦場があるし、戦国末期の歴史の転換点だらけ。

そんなことを思いながら読むとおもしろさも一入です。


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