とぜんそう2005年4月分

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05/04/08

おそらくオオタカこの前「鵜の目鷹の目」とか書いて鵜の目を貼り付けたら、今度は鷹が撮れました。

いつもの丘で見慣れない鳥が滑空していくのが見えたのでとりあえず撮影して手元の図鑑で調べてみたところ、たぶんオオタカ。愛知万博会場の方向から飛んできてたから、ひょっとするとうるさくて逃げてきたのか、直線距離で20キロもないからただの周回コースなのか、あるいは近所に巣でもあるのか。

野鳥撮影を始めて4ヶ月ほど。まだまだ楽しめそうです。


ローマ教皇の葬儀が灌仏会ってのも何かの因縁か。ご冥福をお祈りします。

05/04/14

先日、雨の中を愛知万博に行ってきました。いきなりモリゾーとキッコロのお出迎えです(なかなか出会えないらしい)。

トヨタグループ館は整理券行列がすごかったけど、雨の平日ということでなんとか夕方の回に潜り込めました。見てるこっちが赤面しそうなステージのほうは撮影禁止ということで、出口付近の展示品を撮影

マンモスも見てきました。冷凍モノは撮影禁止なのでかわりに活きのいいほうを

話題のこの家そのものは撮影できましたが、内装は見せてもらえませんでした。競争率がすごいらしい。

環境万博ということで、こんな森も展示されてました。ちなみに私は勇気のない人間です。メシ食ったばかりだったし。

動くパビリオンで会場を後に。普通の電車みたいなガタンゴトンはないものの、横揺れは普通の電車以上かも。

やはり冷めた時代なのかそれとももうトシなのか、あるいは大阪万博みたいに娯楽の少なかった頃とは違うのか、あのお祭り騒ぎのような雰囲気はなかったように思います。

さて、もう一回行こうかどうしようか……。

05/04/16

今日の朝日新聞「天声人語」、アインシュタイン歿後50年ということのようです。

 芸術の世界ではないのに詩情を感じさせる方程式がある。アインシュタインが導いたE=mc2だ。E(エネルギー)はm(質量)×c(光速)の2乗に等しい。エネルギーという燃えさかる炎のような力と、物と光とが、簡明な式で出会っている。

(略)この方程式につながる特殊相対性理論の発表から100年がたった。

(略)ナチスが先行するのを恐れて、原爆の開発を米大統領に進言する手紙に署名したことを悔い、戦後、平和を訴え続けた。そして50年前の4月18日、76歳で他界した。E=mc2


ここまで書いておいて、なぜ「E=mc2」が原爆の原理そのものだと書かないのでしょう。そんなものに「詩情」を感じたと思われると困るから?


COOLPIX の黒いほうの CM、写したものが次々黒くなるのに、なぜ松嶋菜々子の顔だけ黒くならないのでしょう。

05/04/24

珊瑚の一件以来著しく信憑性が怪しくなった朝日新聞ですが、高島先生の『お言葉ですが…』(文藝春秋)の存在を教えてくれた書評欄はあるていど評価してますし、『水鏡綺譚』(近藤ようこ、青林工芸舎)などをとりあげた「コミック養成講座」や『のだめカンタービレ』(二宮和子、講談社コミックス Kiss)を紹介していた漫画コーナー(タイトル不明)は、取り上げ方を見ただけで自分の好みかどうかわかるような気がするという点でけっこう信頼しております。

そのふたつの漫画紹介コーナーに登場してかなり気になっていた『鉄子の旅』(菊池直恵、横見浩彦著、小学館 IKKI コミックス、現在3巻)をようやく入手。結果、予想が大当たりで大いに楽しめました。

JR 全駅乗下車を成し遂げた鉄道マニア・横見浩彦(この漫画の連載中に私鉄全駅乗下車も達成)を案内人にして女性漫画家・キクチと担当編集者に鉄道の魅力を紹介するルポルタージュ漫画。

横見の入れ込みや思い入れとそれに対するキクチのツッコミが絶妙すぎて、これはいくらなんでも話を作ってるだろ、と思うのですが、扉の裏の注意書きが「この作品はノンフィクションです。申し訳程度にドラマはありますが、登場する人物・団体・事件はすべて本当です。」。

旅行の好きな人もそうでない人も、マニアの世界に興味のある人もそうでない人も気楽にその世界を楽しめるおもしろい漫画です。

05/04/30

思い出した。ゆうべチャットでいってた「ATS=あまり 頼りにならない 装置」は三十数年前に朝日新聞「かたえくぼ」に載ってたネタでした。

JR 福知山線に乗ったのは十年以上前。今はかなり状況が変わってるんでしょうね。事故で被害に遭われたかたにお見舞い申し上げるとともに、亡くなったかたのご冥福をお祈りいたします。


「かたえくぼ」といえば、大阪万博関連のもので唯一覚えているのが「人類の辛抱と長蛇」。35年たっても人類はそうそう進歩も調和もせず、あのころと大して変わってないみたいです。


重大事件や重大事故が続いた上、最初は冬かと思うような寒さで最後は夏のような日差しだった4月ももう終わり。来月はどんな月になるんでしょう。


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庵主:matsumu@mars.dti.ne.jp