本村です。
少し長編。

「アジアの食客 3」
「冬期限定きのこぱん 200円 浅野屋」旧軽通りのパン屋さん
うーむ、ほとんどの店が夏期のみだった学生の頃から、雪の減少
高速道路、新幹線の開通などで通年営業の店が多くなった軽井沢
の老舗のパン屋さん。横に喫茶、奥にレストランもあります。
グラタンの中にきのこが一杯入ったのがのったパン。
あつあつでいただくと好(ハオ)。

「牛バラ煮込みごはん 900円 萬来」台湾料理 新軽通り
でも、スエヒロや赤坂飯店、たいまつ燃えてる榮林などは休みで
ここが美味そうで立ち寄りました。八角が効いたとろみと
よーく煮込んだ牛ばら肉は土鍋で供されます。スープ付。
醤油ラーメンは細めんにチンゲンサイが入ってました。
三つ葉が入ってるところも芸こま。

「甘栗むいちゃいました、おいもできちゃいました 118円」 ダイマルヤ
カネボウのヒット品。レジ前によくおいてますが、大体
140円。しかし北軽くりの木プラザのここでは激安で
思わず購入。どっちも遠赤外線焙煎で美味さを窒素ガス充填で
賞味期限を倍増させています。サツマイモは平均8個、栗も
8個入ってました。

「セーブオン」 地元のコンビニ おにぎり100円
強盗慶太(五島慶太)と乗っ取り康次郎の土地争奪戦は
獅子文六の「箱根山」で有名ですが、西武のおひざもと
軽井沢では、駅前にでっかい東急の看板がありました。
で、きっと西武とSAVEをひっかけたコンビニでは
おにぎりが100円でした。ごはんはまずかった。

「アジアの活読」
「ナショナルジオグラフィック古本 200円 りんどう文庫」
やっと開いてた古本屋さん。堀辰雄、立原道造、有島武郎(さきがけ失楽園)
など文人が避暑に訪れてるし、内田康夫、早坂真紀夫妻、小池真理子など
も現役でいるし、鎌倉みたく古本には期待できる ということで
以前には、岩波写真文庫「鎌倉」や季刊IICHIKOの「ミシェル
フーコー」をGetしてました。階段の脇には一杯の
古本がありまさに至福のとき(寒かったけど)。
(牛ばら煮込み御飯注文後にひとりで走ってきていた)
迷路のような階段を上って大鵬時代の番付表や、昭和3年刊の文庫サイズ
世界名作全集などを横目に、するどい嗅覚と視覚は
黄色の雑誌(季刊IICHIKOとときどきまちがえる)を発見。
香港、シンガポールなどでも収集していて、重複の危険も
ありますが、とりあえず表紙で持ってるか判断します。
大いなる収穫は1965年2月号Four-Ocean NAVY in The Nuclear Age
という題で表紙に、エンタープライズ、ロングビーチ、ベインブリッジの
第七艦隊原子力駆動艦が写ってるやつ。(この写真は結構見かけてた)
エンタープライズの飛行甲板には人文字でアインシュタインのE=mc2
(エネルギーは質量かける光速度の二乗)が描かれてます。
英語では、Energy equals mass times the speed oflight squared
というらしい。7冊各200円(激安)一番古いのは1954.3月。

「グランドベネット」 軽井沢ヴィネット
年3冊発行のタウン誌。訪れるたびに買ってますが、これはミレニアムの
特別編集版。115年の歴史を豊富な写真で解説しています。第二次大戦時は
各国の外交官が滞在。ポツダム宣言受諾の電報は、ここのスイス公使館から
米国、中国にスゥーデン公使館から英国、ソ連に打電されたと。P81.
玉音放送より五日前に終戦を知っていたとも。

「波」  鈴木明  三才ブックス
三才ブックスを知ってる人はかなりのマニア。
ラジオライフという、盗聴やピッキング、無線マニア
ケータイの裏ワザなどを扱う雑誌です。巻頭の筆者の
エッセイを読むために買ってるといってもいいか。
そのエッセー「波」をまとめた本。国境を超える電波
メディア、ニュースの多面性、天安門事件の裏側
テレサテンなど、興味深い内容満載。

「日本畸人伝」 鈴木明 光人社
明治7人の侍 として、明治の畸人を紹介。
寡聞にして聞いたことがるのは、岸田吟光ぐらいでした。
前にも後にも絶後の全盲の衆議院議員、しかも
昭和3年の日本初の普通選挙で全国最高点で当選
をはたした高木正年など。
I for Japan.Japan for World.The World for Christ.
And All for God.とは、内村鑑三の墓碑銘に刻まれた
4行だと。Tearoseさん、知ってた?

「てくてく歩き15 沖縄」  ブルーガイド 実業之日本社
地球の歩き方は外国の紹介なので、国内版はなし。
でもあのB5変形が慣れると一番見やすい ということで
老舗ブルーガイドは同じサイズの国内版がこれ。
地図のあとのベストシーズンカレンダーでは旬の作物
観光客数、イベント、気温、降水量がひとめでわかります。
2月は11月とならんで客は少なく、プロ野球のキャンプが
あるくらい。ここだっ。

「潜水艦諜報戦争 上下」 Sソンダク 新潮OH文庫
冷戦のころはいまよりも沈黙の艦隊サイレントネイビーの
活動は激しかった。アメリカ潜水艦には、スクープとよばれる
諜報員が乗船して、ソ連潜水艦の情報収集にあたっていた。
スレッシャ−号の沈没とその位置の特定、1969年のSSN
トートグとエコーU級の海中衝突など。タイムリーな本。
確かに、涙滴型の船体で外洋上ならハッチはセイルの上しか
開けれないだろうし、すぐ救助活動はできないだろうが、、。

本村でした。
メールThanks、江澤さん、田中さん、冨岡さん、厚見さん。
平野さんTVみました、サザンな家といろりとまきストーブ。
アニー心得ました。八王子でもがんばってね。

 

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