完全版

2005.5 旅の様子を車載PCから随時UPLOAD!

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5.4 6日目 与島〜早島〜日生〜相生〜神戸〜茨木
24438km-24693km(255km) 給油@相生:40.3l/414km=10.3km/l

熟睡しました!与島最高!日が昇ってからも二度寝するのにエアコンを使ったので燃費にひびいてますが・・。PAは橋の途中から島に降りたところにあるので、本線は遥か頭上。鉄橋なので近くならうるさいんでしょうが、そこは世界最大級、海面高50m以上ですから音はほとんど届きません。時折列車が来ると、さすがに反響して聞こえてきますが、まあ、それも終電までですからね。何よりGWの真中でも他に誰も来ないというのが一番のポイントでしょう(笑)


与島PAから橋に上るスロープ

続きの橋を渡って本州へ
今日の予定は岡山に上陸して神戸を目指します。10時過ぎに出発、与島から残り半分の橋を渡り切って久々の本州に帰還!児島で高速を降りて国道2号線を東へ。今日も良い天気です。混雑気味の2号線で岡山を越えた先で右(海寄り)に折れ、ブルーラインという観光道路で海岸沿いに進みます。

さすがに3連休の只中とあって車の量はそれなりに多かったですねえ。全線追い越し禁止というのも響いてスローペースでした。空いてれば気持ちよく流せるんでしょうけどね。ただオービスなんかもしっかり設置してあったりして、あんまり飛ばしてると捕まってしまいますから注意。ブルーラインの途中にある一本松展望台も車がたくさん。駐車場の奥をちょっと小高く登ったところにこじんまりした展望台があって、そのすぐ脇にあるオープンテラス風の小さな喫茶店でモーニングセット\500というのを見かけましたが、空いてるときなら海を見ながらの朝食なんてのも良さそうでした。今日はちょっと外を行き交う人が多すぎてそういう雰囲気じゃなかったですけど。

ブルーラインはスローペースながら30分ほどで通過、そこから国道250号線で日生という漁港の町を通りぬけていこう(何か美味そうな昼飯でも見つかるといいなと期待しつつ)としたのですが、これまた大渋滞でちっとも進まないのでやむなくUターンして山陽道へ。今日は後ろの予定が決まっているのであんまり時間をロスできないんですよね。


本州に帰還!


国道2号線から


ブルーラインへ
 


一本松PAから眺める瀬戸内海


こんな感じの観光道路
運転席からはさほど眺望はきかないです


ブルーライン北端付近の景色

一気に兵庫を縦断するように高速を使って、さらに阪神高速を経由して神戸市内に。ここで車を駐車すべく元町あたりをうろうろ。さすがに駅のまん前とか大きい公共駐車場は観光客でどこも満車です。が、駅前から一本外れると意外とぽつぽつ安い駐車場もあるんですね。そこで見つけたのは1日定額\1500というタワーパーキングでした。JRからは通り2本南に外れてますが、実は地下鉄の駅は目の前ということで、全く問題なし。で、ここに車を置いてどこへ行くかというと、神戸ウィングスタジアムです。この旅2試合目のサッカー観戦。今度のはひいきのチームの応援なのでまったりムードではなく真剣(?)です(笑)

さて、時間はここから半日経過して、試合後は大阪府内まで移動して安ホテルに宿泊です。茨木の駅前にあるホテルなんですが、値段もそこそこだし、併設の居酒屋がまたなかなかで、以前泊まって以来お気に入りにしてる所です。まあ、GWでも楽に予約が取れる穴場だってのも大きいんですが。しかし、試合が終わって駐車場に戻ってきたのが夜の7時、ここからホテルまで移動して、チェックインして、夕食のラストオーダーまでに間に合うか?

神戸市内は家路に帰る観光客、夜景を見にこれからやって来た観光客らがごっちゃになってかなり渋滞。スタジアムから戻るときに乗ったタクシーの運ちゃんに空いてそうな道を教わって、なるべく山側の筋を選んで行ったんですがそれでも手こずりました(^^; 最終的に海寄りの阪神高速に乗らざるを得ないという時点である程度覚悟は必要なんですが。

元町から1時間近くかかってようやく阪神高速経由で名神高速へ。でもそこから先は空いてましたね。昔(といっても相当昔)はいつも吹田のJTCと天王山がネックになって京阪間全線渋滞も珍しくなかったんですけど。ともあれ、なんとかラストオーダー前に着きました。ここは普通に居酒屋っぽい焼き物、串もの系はもちろん色んな豆腐料理がメニューに載ってて、しばしの晩酌を楽しく過ごしました。ここまでの旅程を振り返りつつ・・・。

明日はいよいよ帰宅です。万博公園の周辺をちらっと見てから帰ろうかと思うけど、きっと混雑してるんだろうな(^^; 余力があれば京都経由(171を上るよりいっそのこと亀岡に寄って保津峡でも見るか?)で帰るつもりだけど、明日の気分しだいで(笑)
 


山陽道で神戸へ


神戸ウィングスタジアム(試合後)


元町駅前。今回は中華街は無し(^^;


「揚げ豆腐の胡麻和え」で晩酌
今度うちでも作ってみようかな



5.5 7日目(最終日) 茨木〜高槻〜亀岡〜保津峡〜京北〜守山〜栗東〜四日市〜岡崎
24693km-25026km(333km) 給油@刈谷:40.2l/468km=11.6km/l
最終日。ホテルでチェックアウトぎりぎりまで熟睡。まずはウォーミングアップがてら茨木市街からすぐにある万博公園に行ってみます。周回道路をぐるぐる周りながら、太陽の塔が上手くアングルに収まるようなポイントを探しますが中々見つかりません。かと言って行楽客の長い列に加わって園内に入るのもちょっと・・。そこで隣接する陸上競技場の方に行って見ました。というか、ここからぎりぎり見える事は知ってたんですが。

競技場の敷地に入る入り口はポールで閉じられていて一般車両は進入禁止、警備員も居たのですが、「ちょっと写真撮るだけ」ということで中に入れてもらい(といっても10m入っただけですけど)、遠巻きながらなんとか収めることが出来ました。特にイベントもない午前中だから入れてくれたんでしょうけどね(^^;

その後は国道171号線を高槻に向かいます。子供の頃、高槻の山の中腹に住んでたので少々は土地勘あり。懐かしさついでに卒業した小学校なんかをもちらっと訪ねてみたりして。ここの小学校は丘の上に建っていて、麓側から通うと長い長い階段を昇って行かなければならず、毎日気が遠くなるような思いをしたんですが、今あらためて訪ねてみると全然たいしたことなくて拍子抜けしてしまいました。途中で一休みしたくなるくらい、200段くらいあったような気がするんだけどなあ・・・、実際は1分もあれば楽々着いてしまいます。そんなギャップにしばし頭をかしげながらも、今のご時勢いい歳した部外者が小学校なんぞをうろついてると怪しまれるので長居はせずに校舎と校庭をひと目みただけで退散。

次は地元では有名な行楽スポットである摂津峡に立ち寄ります。昼間は家族連れ、夜はデートスポットという場所なんですが、昔は今ほど賑わってなくて、夏は泳ぎに行ったりもしたもんです。といっても当時からそれほど綺麗な水ではなかった気がしますが(笑) 今日は連休ということであちこちの河原でバーベキューをしてる家族連れが沢山いました。
 


夕べ泊まった「セントラルホテル茨木」


万博周回路は駐車場待ちの車がいっぱい


競技場から見える太陽の塔
手前はモノレール
 


国道171号線で高槻市内に
 


摂津峡(下の口)。この100mほど先に小さな淵があって泳いだりもしました


母校の階段(写真に写ってるのは2/3)
せいぜい地下鉄の駅くらいしかないなあ(^^;


左の写真から数km上流(上の口)は有料釣り場になってます


府道6号で北へ


JR亀岡駅


保津川下りの乗船口

適当に時間も食ったところで再出発。そのまままっすぐ府道6号線を北へ向かい、府境の向こう側、亀岡を目指します。この道はずっと渓流が併走していて、都市圏近郊にしてはまずまず景色が良いほうだと思いますね。最上流に採石場があるので平日はダンプが多いのがいまいちですけど。

亀岡は保津川下りの乗船口として有名。船着場を覗いてみましたがもちろん船にはのりません(^^;(乗ったことはありますが) ちなみに乗り場の案内表示によると乗船まで1時間待ちとありました。実際ちょっと居る間に次々とバスやタクシーがやってきて、その度に大勢のお客さんが降りてきました。川くだりには一番いい季節だし、今日が1年で一番混んでる日なんだろうな。

さて、ここから山陰線沿いにまっすぐ京都に出たものかどうか、地図を見ながらひと思案。

結局京都市街の混雑をさけるべく、北回りに国道477号線を進み、琵琶湖に出るルートに決めました。途中で府道50号線に入って保津峡にもアタック。ある程度の狭路は予想していましたが、思った以上でちょっと後悔しました(^^; しかもGWとあって狭路に慣れてない車も沢山居ていちいちすれ違うのに一苦労、、、あと、ハイキング客も歩いていて気を使いましたね。道の真ん中を並んで歩いていた(狭いので大人3人も並ぶと完全に道が塞がります)ので軽くホーンを鳴らしたら、何を勘違いしたが逆切れするハイカーまで居て。ここは歩行者天国かよ。

そんな難ルートを走った割には渓谷を綺麗に見下ろせるようなスポットはあんまり無くて、正直くたびれもうけでした(^^; 唯一JRの保津峡駅付近で写真撮ったくらいかなあ。さらに奥まで入り込んでみたけどその甲斐は無かったです。

で、保津峡駅から奥はいよいよ道が細くなって、この先ちゃんと通り抜けられるかは甚だ疑問な状況に。地図上は嵯峨野に出られるように見えなくもないんだけど・・・。どっちにしても、まっすぐ行くと京都市内回避にならないので、そこからまた引き返して国道477号に戻りました。その選択が正しかったのかは、それはそれで別の疑問が今でも残ってるんですが(笑)
 


亀岡から国道477号へ
こんな光景も見かけました


JR保津峡駅


府道50号で保津峡に向かう道。京柱峠に比べれば余裕だけど対向車が多いのに難儀
 


川下りの船が見えます

道なりに進んで京北でひとやすみ。この辺まではまあ、許せました。しかし、この後が大変!どんどん道が酷くなります。一本道のはずだけど、どれが国道でどれが林道かわからないほど。ある箇所なんて珍しく標識が出てると思ったら、道なりに先に進む直線と、切り返しをしないと曲がれないような角度でヘアピンしながら下って行く獣道があって、標識は獣道の方を指してるんですよね。というかあまりにありえない分岐だったので最初は見逃して、引き返して見つけたときも信じがたくて、もう暫く戻って前後に他に分岐が無いのを確かめた上で意を決して突入したくらい。しかもそんな中でも山に不慣れな対向車が時折現れるからなおさら大変。3ナンバードライバーに限って普通にすれ違うもの横柄してるし、もー。

半分意地になりつつ477号とひたすら格闘し、麓に下りてきた時には保津から2時間が経過してました(^^; 京柱峠を経験してなかったらかなり滅入ってたでしょうね。といっても対向車さえ居なければ京柱よりマシな道だと思いますけど。

山から降りきった所は琵琶湖畔の堅田。そこから琵琶湖大橋で守山に渡ります。ちょうど夕方のいい時間帯で守山市内が込んでて難儀しましたが、その先からは国道1号線です。やれやれ。鈴鹿の峠を越えて最後は四日市から伊勢湾道で帰ってきました。四日市から豊田まで\1200なんですねー。けっこう割安に感じました。ってか、今までも使えばよかった(笑)

そんなこんなで一週間にわたる四国遠征の旅も無事完結。家に帰ったらさすがに平衡感覚がおかしくなってるのに改めて気がつきました(爆) ずーーーっと車に乗ってりゃそうなるわなあ。とりあえず、速報もこれでおしまいですが、今回もまだまだ乗せてない写真やエピソードがいくつもありますので、日を改めて「完全版」に書き直したいと思います。→書きなおしました。

BBSなどでお付き合い頂いたみなさん、そして今回はオフ会でお会いした皆さん、さらには途中で車をチェックしてもらったBL松山のスタッフのみなさんには本当に感謝です! 次回は・・・いよいよ九州か?


国道477号がだんだん狭く。もちろんこの辺はかなりの高規格道路。この先は撮る余裕も無く(^^;


標識に国道1号が出るとほっとします


最後は伊勢湾道でフィニッシュ!
〆の写真がブレまくりは不本意ながら・・


写真は一気に飛んで琵琶湖大橋(笑)
 


鈴鹿越えは思いがけず高速ワインディング