九州 湯布院・別府

2001.1.20

いままでの旅行で雨に降られたことが無く、運が良いねと話していたら、今日は朝から雨だった。がっかり。

金隣湖(きんりんこ)

飛び跳ねたフナの鱗が金色に輝いたことから金隣湖の名がついたらしい。

金隣湖

湖というより、水溜めと思える程小さい。特に何ということもない。車で行くと駐車場が有料しかなく、300円取られた。

いろんな雑貨屋さんが集まっているところへ移動し、有料駐車場に車を止め、しばし散策。

パン工房まきのや

天然酵母を使った手作りパン屋さん。行列が出来るほど人気が高いらしい。

まゆは美味しかったと言っているが、パン好きの私の好みに合わず、食べたいと思うパンは無かったから、推して知るべし。

クラフト館 蜂の巣

日田杉の丸太を汲み上げて作った12角形の建物の1階は木を中心とした小物屋さん、2階が喫茶店。

チョコレートナッツケーキは抜群の美味しさ。

クラフト館 蜂の巣

やまなみハイウェイを走り、別府へ。途中で撮った湯布院の画像。なるほど、盆地だ。

湯布院

ふぐ松

創業50年を超える老舗の料理店。

カード決済が出来ないので、現金が必要。なのに、あまり現金を持って行かなかったので、困った。

別府駅の案内所で東海銀行と提携しているATMを聞いたところ、別府には無いとの事。特殊な土地柄なのかもしれない。

郵貯のカードを持っていけば良いのに、全く頭が回っていなかった。結局、セゾンの機械でミリオンカードのキャッシングを使い、現金を得た。おお!そんな手段があったのかとちょっと感心したけど、利息を払わねばならないのは悔しい事なのだ。

ふぐ松のおかみさんは、とってもきさくな良い人で、ふぐ刺し、唐揚げ、鍋を2人で1人分、雑炊をそれぞれで1人分ずつ食べて、お腹一杯になり、1万円ちょっと。まゆは唐揚げが気に入ったらしい。

別府の観光場所は地獄巡りぐらいで、特に見たくも無いので、とっとと帰りの大分空港へ。

ナビの案内で1時間ぐらいのドライブ。レンタカーに装備されていたナビはパナソニックのデルナビ。CDナビで、画面の動きが鈍い。ルート設定がおばかで、リルートするためにはボタン操作が必要。ダメなナビだった。

途中、ジャパレンの案内図に美味しいシュークリーム屋さんと載っているお店に寄り、シュークリームを買った。

ジャパレンに車を返すと、大分空港まで送ってくれた。

飛行機に搭乗するまでには、しばらく時間がある。さっき買ったシュークリームと湯布院で買ったパンを食べようとしたら・・・。

パンが無い。レンタカーの中に忘れてきたみたい。電話をしてみたら、やっぱり車の中にあった。頼んだら空港まで持ってきてくれた。ありがとうなのです。

飛行機があぁぁぁ

空港内のアナウンスで、名古屋が大雪のため飛行機が飛べない状態にあり、19時発の名古屋行きの飛行機が飛べないかもしれないと言っている。

ありゃー。こりゃ困ったぞ。ANAのカウンターで聞いたところ、名古屋行きの飛行機は、名古屋から飛んでくる飛行機を整備して、名古屋まで飛んでいくらしい。だから、名古屋から飛行機がこないと名古屋には行けないし、空港は21時までなので、それ以後の発着は無いとの事。

18時30分になり、名古屋行きは取り止めになってしまった。がっくし。(;_;)

19時40分発の大阪行きか、翌日の名古屋行きに振り替えてくれるらしい。新幹線代やホテル代は自腹。

大阪行きの便だと、伊丹空港まで飛んでそこから大阪駅までバスで移動。大阪から名古屋まで新幹線で6千円ちょっと。

荷物をもって移動せにゃいかんし、名古屋に着くのは0時ごろになりそう。どうせ名古屋に着いても大雪だろうし。空港に置いてある車を取りにいかないかん。

あとで聞いたけど、名古屋までは帰れても、駐車場からが帰れなくて名古屋空港の近くのホテルに泊まった人がいたらしい。

なので、大分にもう一泊して、翌日の朝の飛行機で帰ることにした。ただ、次の日も大雪だと帰れないから、ちょっとした賭けだった。

翌日の朝の飛行機も名古屋から飛んできたのが折り返すので、間違いなく飛ぶのか怪しい。朝の便がダメなら夕方に振り替えてくれるのか、確認をしたいのにANAの人はとっても不慣れで返答があいまい。何度も奥に引っ込んでは返答をしてくれる。判らないなら、はなから引っ込んでいて欲しい。

結局、朝がダメでも夕方に振り替えてくれるというので、一安心。

ホテルの世話は空港のサービスカウンターでやってくれるという。ANAは面倒見てくれない。

大分空港のサービスカウンター

若いお姉ちゃんが1人でカウンターの中にいて、私達の前に、老夫婦のホテルの手配をしていた。タクシーで10分のところにあるホテルで1人7,500円だと言っている。

手配が済んで私達の番かと思ったら、サービスカウンターのお姉ちゃんは老夫婦に「大変ですね」と声をかけるものだから、お爺さんが話しをしだしてしまい、私達の番がこない。何を考えているのだ、この姉ちゃんは、ムカムカ。

お婆さんが気がついてくれて、やっと私達の番。

空港の近くのビジネスホテルで食事は無くて良い。JCBカードが使える所を教えて欲しい、と頼んだ。

サービスカウンターのお姉ちゃんは、老夫婦が泊まる予定のホテルはもう満室になってしまったので、違うホテルを聞いてくれた。

そこはJCBカードが使えないとのこと。なので、「空港のすぐ近くのビジネスホテルで良いですか?」と、しょうがないなあという感じで私達に聞いてきた。

はあ?

このお姉ちゃんは絶対おかしい。私達は最初から近くのビジネスホテルを世話して欲しいと言っているのに。

遠くて高いホテルを斡旋しようとしていたのだ。マージンを貰うためかもしれない。

なおかつ、頼んでもいないのに、勝手に夕食を注文するし。

夕食は要らないから、キャンセルをさせたけど、とんでもない奴だ。こんな人がいる大分空港はとんでもない空港だ。

エアポート イン 大分

お馬鹿な姉ちゃんが、世話してくれた空港の隣にあるホテル。

建物はまだ新しくて綺麗。ツインルーム1泊税込みで、8,000円。朝食は1人300円。なので、2人で8,600円で泊まれたし、往復送り迎え付き。とってもナイスなホテルだった。

お土産用に買ったプリンやパン、お菓子を夜食で食べた。旅行中は何が起こるか判らないから、食料を持っていることをお勧めします(~_~;)

老夫婦は気の毒に、遠い所で料金も倍のホテルを斡旋されて。

次の朝、定刻通り飛行機は飛んでくれ、名古屋では道路の雪も溶けていて、快適に我家まで帰ることが出来た。

飛行機が飛ばないのが、まだ帰りで良かった。行きだったらとっても損。それと、話には聞いていたけど、自分の身に起こるとは。(~_~;)

どうも九州は方角が悪いのか、天変地異が起こるなあ。