と言うわけで各コーナーの元ネタです。

 記念碑・自画像・口上 リゲティの2台のピアノによる70年代の作品「記念碑・自画像・運動」。ここから80年代のnew Ligetiが始まるのだ。
 Neus vom Tage  ヒンデミットがアンファンテリブルとして恐れられていた頃、すなわち20年代の頃の時事オペラ「今日のニュース」、そのまんまです。これをみたヒトラーが激怒して、ナチス内に支持者が多かったにもかかわらずヒンデミットは亡命せざるを得なかった。もっとも「人間万事塞翁が馬」でしたけど。
 二十世紀音楽市の興亡 ヴァイルのオペラの中で最も私の好きな「マハゴニー市の興亡」より。見てみたいのだが、機会が無い。
 カミングスは作曲家である ブーレーズの初期作品、「カミングズは詩人である」。スかズで迷ったけど、響きがすっきりしているスにしました。なお、カミングスはmが二つです。
 遠いコンサート・ホールの彼方へ! ジョイスの「フィネンガンズ・ウェイク」から取られた武満の80年代初頭のヴァイオリン協奏曲です。この頃までは良かったのだが。
 世紀を超えて これはオリジナルはありません。でも製作を開始したら改題する予定です。
 "Danbury,Conn., 1874-1954" 20世紀最大の作曲家アイヴス(1874〜1954)の、ピアノ・ソナタ第2番"Concord, Mass., 1840-1860"からです。なおDanburyとはコネチカット州にあるアイヴスの生まれ育った町です。
 4文字33行 見れば分かるとおり、現在私が唯一聴く?ジョン・ケージの作品「4分33秒」。ふざけている。
 夜間飛行 イタリアの初期の十二音主義の作曲家であるダラピッコラのオペラ「夜間飛行」です。原作はサン・テグジュペリの同名の小説。傑作です。
 道楽者の成り行き これはそのまんま、ストラヴィンスキーのオペラからです。
 Tomo no カタログ メシアンのピアノ作品集「鳥のカタログ」。最終巻が私は一番好きです。実演では2度しか通して聴いたことがありません。
 Le Tombeau de Sinopoli 一般的には、ラヴェルの「クープランの墓」と思うでしょう。実は、シノーポリに"Tombeau d'Armor"という作品があるんですよ。えっ、聴いたことがない、私もです。2004年3月にドレスデンで演奏されるので、万難排して聴きに行きます。
 Different Lines ライヒの弦楽四重奏よテープによる作品"Different Trains"より。Differentの意味は、第二次世界大戦中、ライヒの乗った列車と、同じ頃にウルマンやハース達が乗った列車だと言えばお分かりでしょうか。中身はライリーのIn CとアダムスのNickson in Chinaからです。
 Chane II ルトスワフスキの作品なんですよ。思いつかなくてHayesさんにお知恵を借りました。
 倫敦狂騒曲 RVWのロンドン交響曲です。中のコンテンツ「法悦の計画」は、スクリャービンの交響曲第4番「法悦の詩」からです。ネタ切れか。




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