日本のISO14001認証件数が約20,000であるから、毎年90件というのは全認証件数の0.5%にあたり、決して少ない数ではない。
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ISO14001審査における不適合分布
(2004-2008上期 おばQ調査による)
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とはいえ08年10月時点で「環境方針に一般の人々が入手可能であるという文言がないので不適合です」なんてのが現実に出されているのだから、審査の質が向上しているとは言えない いや、そういう表現は間違いだろう。審査の質は向上していないのである。 |
危険性や量などで総得点をつけて、上位から何位までを著しい側面としろなんていう宗教がいまだはびこって、いや失礼、そういうお考えの審査員がいることに驚く。ガラパゴス認証機関か、シーラカンス審査員なのか! PCBが少ないから著しい環境側面でないとする理屈を私は間違いだと断じる。 |
問:○○の中に「前者」あるいは「後者」を入れよ
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ということは2004年以前の1996年版では規格文言にあったものの、しっかりと見ていなかったのか? という疑問はとりあえずおいておく。
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ここで取り上げらている不適合を良く見れば ・省エネは予定を達成していませんが、適切な是正処置が取られていません。 ・何パーセント目的未達であれば是正処置をとるのか決めていません。 ・昨年は目標値を超えた実績をあげているのですから、今年度の目標は低すぎます。 ・目標の中に、絶対値のものと、昨年との相対値のものがありますが統一すべきです。 てなものが多い。 ハゲ藁です。マジですか? いったい、これらの何が不適合なのか。理解不能ですわ。今年度の目標は低すぎって、余計なお世話ってもんでしょう。 いやぁ、信じがたい事実です。では、認証機関自身で行っている内部監査はいったいどんな立派な内容なのか、ぜひ一度見せていただきたいものです。 グラフを拝見して思ったのですが、数は少ないものの「環境方針」に対する不適合というのが腑に落ちません。 一国一城の主であるシャチョウがありがたくもかしこくも作りたもうた環境方針を、審査員風情がNGを出すのですか。もう、開いた口がふさがりません。何様? 「一般に公開する」という文言がないという理由で不適合なら、ウチの方針なぞは法令順守のコミットメントなどという当たり前のことなんて書いてありませんから、きっと認証停止をくらうことでしょう。 あ、もっとスゴイのがありますね。ロゴマークの管理って何ですか? まさか、ISO登録マークや認定マーク、それらの清刷りの管理がマズイとかですか? それって、規格要求事項の何に違反しているんでしょうね? |
たいがぁ様 いつもご指導ありがとうございます。 確固たる証拠がありますが、環境方針の不適合の具体例には ・組織の活動、製品及びサービスの性質、規模及び環境影響に対して適切でない というのがあります。 はたして何を根拠にして適切でないのか?私は知りません。 そもそも寺田博さんの本に、ISOの会議でこのようなことを要求事項にできるのかという議論があったと書いてありました。世界中のISO委員よりこの不適合を出した審査員は物知りで優秀なのでしょう。 あるいは物知りでなく優秀でないのかもしれません。 ・環境目的・目標の設定およびレビューのための枠組みがない。 というのがあります。 意味不明でその会社が審査員に質問したら「枠組み」という言葉がなかったためだそうです。 4.2ではありませんが2004年改定後に文書管理で「配布」の文字がないという不適合をたーくさん拝見したものです。ISO審査とは単語の有無を調べることなのでしょうか? たいがぁ様 ご期待の ・一般の人が入手可能であるという言葉がないので不適合。 こんなことを言って、お金がもらえるなら楽しいですね おっと強烈なものもありました。 ・従業員が会社の規則を守っていないのは環境方針が周知されていないことであり4.2項の不適合である。 本日以降、ISO14001には4.3以降はいりません。すべて4.2項の不適合にすれば簡単明瞭です。誰でも審査員ができます。 ロゴマークの管理は認証機関との契約に記載されていますので、契約違反は審査での不適合になります。 ロゴマーク規定はISO規格ではなくJABRE300-2006)だったと思います。いずれ民事の世界ですから契約書から落とすことは組織と認証機関の話し合い(契約)で可能ですが、その時は認定機関への登録はなし、ロゴマークの表記は不可になります。 同様に認定審査の受け入れも一般的な契約書にありますが、これも契約書に記載を拒否すると認定機関への登録はなし、ロゴマークの表記は不可になります。 脱線ですが、審査契約書に「審査報告書は認証機関(通常『乙』と記載される)の許可なく外部に提供してはならない」と書いている認証機関があるそうです。 そんなことはISO・IAFの基準ではありませんから、「契約書の文言から削除」と強く要求しましょう。もっともそんな認証機関とはサヨナラが一番か |
・環境目的・目標の設定およびレビューのための枠組みがない というのがあります。 意味不明でその会社が審査員に質問したら「枠組み」という言葉がなかったためだそうです ・たいがぁ様 ご期待の 一般の人が入手可能であるという言葉がないので不適合というのがありました こんな程度で審査ができて、お金がもらえるなら楽しいですね このような指摘を出す審査員は、規格の前にまず国語を勉強するべきですね。 国語の勉強はCPDの対象にはならないのかしら? いったいどう読めば、d項の「枠組みを与えること」とf項の「一般の人々が入手可能であること」を方針の中に記述せよという解釈になるのでしょうか? おっと強烈なものもありました。 ・従業員が会社の規則を守っていないのは環境方針が周知されていないことであり不適合である これはスゴイ。その根拠と証拠があって不適合と判定しているのでしょうか。 いやいや、そんなことを立証できるはずがありません。つまり、審査員の主観にすぎないことを不適合と断じているわけで、こうなるともう審査員の登録制度の妥当性に疑問を持たざるをえません。 |
ぶらっくたいがぁ様 お断りしておきますが、すべて現実の実例です これでもISO審査登録制度は信頼できるのでしょうか? 真面目な人は呆れてしまいます |