お断り	このコーナーは「推薦する本」というタイトルであるが、別に推薦する本にこだわらず、推薦しない本についても駄文を書いている。そして書いているのは本のあらすじとか読書感想文ではなく、私がその本を読んだことによって、何を考えたかとか何をしたとかいうことである。読んだ本はそのきっかけにすぎない。だからこの本の内容について知りたいという方には不向きだ。 よってここで取り上げた本そのものについてのコメントはご遠慮する。 ぜひ私が感じたこと、私が考えたことについてコメントいただきたい。

私は引退してから、いろいろなデモや集会に参加することが多くなった。やはり会社勤めのときは政治的な集会に参加するのははばかれた。もしトラブルになったとき会社名が出ると困るし、あるいは身柄を拘束されて仕事に差し支えがあってはいけない。そして最大の理由はデモや集会に参加する暇がなかったことだ。
とはいえ、私が過激なウヨクではない。いやいやウヨクと呼ぶのは娘が冗談でいうだけだ。私は思想穏健で中庸な日本人であると考えている。

だって、祝日に日の丸をあげるとか、終戦記念日に靖国に参拝することで、右翼と呼ぶのはおかしくないか？

私が今まで参加したものは、北朝鮮拉致被害者を救うもの、NHK解体を求めるもの、フジテレビの韓流ドラマ一辺倒反対、朝日新聞の従軍慰安婦報道糾弾、新大久保での反韓デモ、尖閣にちょっかいを出す中国大使館へのデモ、竹島の不法占拠に対する韓国大使館抗議デモ、建国記念日の行事など、まっとうで穏健なものばかりである。 もしここに挙げたものに対して、私のスタンスが間違っていると思うなら、あなたは間違いなくサヨクに洗脳されている。
そんなところに何度も顔を出していると、そこここで知り合いもでき「またおいで」と声がかかるようになる。おかげで今までしたことのないような経験もした。例えばお正月の一般参賀で参賀者に日の丸の旗を配ることもした。また日の丸をあげよういうキャンペーンで、駅前でポケットテッシュを配ることもした。在日の権利が問題だというビラ配りもした。今までそんなことをしたことがなかったのでとても面白い体験だった。そして自分が積極的に活動しているという感じ（誤解？）があった。
そしていろいろな団体に加入した。そのひとつに日本会議がある。これは誰から見ても、もちろんサヨクから見ても、まっとう穏健な愛国団体だろう。もっともこの集会に参加すると参加者のほとんどは私より年上、つまり平均年齢は70以上じゃないだろうか？　これでは別の意味で日本の将来が危うい。

日本会議の集会に参加すると、自分が冊子を頂いたり、配ったりすることもある。
今回は憲法記念日であるので、そんな中からふたつあげる。冊子とはいえ、ちゃんと正価がついて市販されているものである。もちろんアマゾンでも買えます。どちらも発行日が憲法記念日ってのがいいじゃないですか！
ついでにいえばどちらも編者の委員長はあの"西　修"である。だから中身がウソッパチとか間違いであるはずがない。「憲法9条を世界遺産に」とか「憲法9条にノーベル賞を」なんて語っているアホとは違う。


「憲法改正の論点」

著　者	出版社	ISBN	初版	定価	巻数
民間憲法論調	明成社	976-4-905410-08-9	2012/5/3	524円（税別）	全１巻

60数ページと非常に薄い本であるが、憲法の成り立ち、国旗国歌その他の問題点、そして不足していることなどが整理され、易しく説明されている。
しかしこの冊子の欠点というのがある。
それは読む人を考えさせてしまうことだ。
サヨクの扇動パンフレットは読む人を迷わせない。面倒なことを書かずに、これは悪い、断固打破しなければならない、すぐに立ち上がって抗議活動に参加しようというふうなことを大書している。
あの方法は読む人に真理を考えさせないという適切な方法ではないが、書いた人の意向を受けてすぐに行動させるという目的のためには最適な方法である。
まっとうな日本人もそういうアプローチをとるべきではないのかという気もする。
中身はともかく、サヨクの活動プロトコルはバカにできないのである。


「憲法9条 Q&A」

著　者	出版社	ISBN	初版	定価	巻数
民間憲法論調	明成社	978-4-944219-82-7	2009/5/3	524円(税別)	全１巻

「日本国憲法を世界遺産に」なんて語るサヨク漫才師がいたが、その記憶も薄れたと思ったら2014年には「憲法9条にノーベル平和賞を」という運動が始まった。ヤレヤレ、サヨク連中はとんでもないことを考えるものだ。いや、彼らは頭が良いのだろう。ただその方向がまっとうではなく、誤った方向に狂った方向に優れているのだろう。
私は頭が良いとは思っていないが、狂ってはいないと信じている。
まず「憲法9条が平和を守る」という発想は全くの間違いだということはわかるだろう。
例えば戦乱が半世紀も続いているイスラエルとかパレスティナに行って、憲法9条を設ければ明日にでも平和が来ると思う方はいるか？
話は違うが、核兵器廃絶のためにパキスタンに行った日本人がいたそうだ。そこでナガサキ・ヒロシマの写真展を開いたそうだ。それを見た現地の人が言ったそうだ。「こんなふうにならないためには核兵器を持たなければならない」と
そういやソマリアの海賊対策のために自衛隊の派遣に反対したピースボートは、安全を確保するために日本の自衛隊の護衛を要請した。憲法9条を貼っても悪魔を追い払う、もとい、平和を呼び寄せることはできなかったようだ。

もちろん日本は民主主義の国である。だからこの本と反対の主張をしても良いし、私の論を悪魔の言葉と語っても良い。
しかし民主主義とはなにか考えてみよう。
民主主義といっても誤解している人が多い。私が子供の頃は、親をバカにし、伝統を否定することが民主主義であった。学校の先生は、子供たちに対しては専制政治をしていたが、校長や教育委員会に対しては民主主義を実践していた。そんなことでいいのかと子供たちが、そんなサヨク先生を反面教師として学んだのはいうまでもない。
あるいは民主主義なら市民と称すれば、何を騙っても自分たちの主張は正当とみなされるという信仰を持っている人も多い。オスプレイ反対とか園遊会で天皇陛下に直訴することも正当なことだと考えている。だが天皇陛下を否定して天皇陛下に直訴するということは矛盾であろう。

ところでサヨクには世界市民と自称する人が多い。世界市民とは日本にとらわれず、グローバルの視点で考える人なのかと思っていた。どうもそうではないらしい。沖縄でデモや破壊活動をしている人が逮捕されると日本国籍でない人も多いという。つまり世界市民だから、外国に行ってその地で反政府活動ができるのだと考えているのだろう。それならなおのこと世界市民と称する人は日本の民主主義の埒外であると言わねばならない。
ま、そういうふうに民主主義が誤解されているので、話にならないのであるが、憲法改正だ！　護憲だ！　と語る人は、最低この二冊くらいは読んで議論するようにしよう。
もっとたくさん読むことはもちろん良いことだ。もちろんサヨクの護憲正義という本も押さえておきたい。
ともあれ、こういった本をたくさん読んでいると、おかしな主張にはだまされないようになる。それは良いことだ。
だますといってもピンと来ないかもしれない。
過去10年だけでも様々な扇動、ねつ造、意図的誤報があった。

• 有事法制を作ると日本は戦争を始める・・・・そうはならなかった。
• 防衛庁を防衛省にすると軍国主義になる・・・そうはならなかった。
• 自衛隊の海外派遣は戦争につながる・・・・戦争は起きなかった
• 自衛隊の海賊警戒は危険な行為だ・・・・・そう語ったピースボートは自衛隊に護衛されて航海した。後悔したのかもしれない。
  
  
  
• オスプレイは危険だと言ったが、2年経過したがまだ墜落していないようだ
  その間に韓国や中国では何度も墜落事故が起きている。ぜひともそちらの反対運動をしてほしい。
• 沖縄は独立しようと語った県知事候補者がいるが、アメリカ軍、自衛隊を追い出す代わりに中国軍、韓国軍、台湾軍を駐留させるという。サヨクの考えることは理解できない。（2014年現在）

日本をサヨクの扇動から取り戻すのは非常に困難だ。だがしなければならない。さもないとわれわれ日本人は祖国を失ってしまう。チベットのように、ウイグルのように。




北村様からお便りを頂きました（2014.05.04）

謝罪って・・・ 心やさしい日本人は謝罪と言うことを「ごめんなさい！」っと謝るだけだと誤解していますが、国際常識ではそのあとに何億、何兆円の賠償金が付きまとうことを誰か説明してあげてもらえませんか！？？ 私の知る限り、「ごめんなさい！」で、あとは無罪放免だったのは、日本兵のシベリア抑留を謝罪したエリツィンだけだったような気がします。 せっかくクネクネおばさんが「加害者と被害者の関係は１０００年たってもかわらない！」って言ってるんですから、我が国も元寇の高麗軍や応永の外寇の賠償を彼の国に請求しませんか！？？・・・まあ、、白村江の援軍も大損害でしたが・・・１０００年以上前でしたんで時効にしてやってもいいか。以来、移民を受け入れて来た手数料も請求せんとね・・・

北村様　お便りありがとうございます。 おっしゃる通りです。村山も河野もハトポッポも野田も、もちろん今の自民にもまったくアホがザクザクいます。 これもまっとうな教育がされてないからでしょうか。 最近、沖縄県知事に立候補すると発表したオジサンは、沖縄は独立してアメリカ軍や自衛隊を排除して、非武装中立でもするのかと思いましたら、なんと！　中国人民解放軍とか韓国軍を駐留させるんだそうです。 この人の頭の中身は脳みそではなく、わら屑とかゴミが詰まっていて、ゴキブリが住んでいるのかもしれません。 いやはや、サヨク教育の成果は偉大です。 あ、私ですか、私は大して頭はありませんが、一昨日は「祝日には国旗を揚げよう」というテッシュ配りをしましたし、出来る限りアンチサヨクのデモに参加しております。自分の出来ることは限られておりまして、たいそうなことはできません。 北村様にあまり期待されても応えられません。あしからず

R2様からお便りを頂きました（2014.05.18）

美味しんぼを笑えるほど保守は理知的か 裏の取れない話が話題を呼んでいる美味しんぼの福島の鼻血被害。 なんとも根拠に欠ける内容だった模様。もしも鼻血を出す人々が福島で多くでたなら、原発敷地内で働いている作業員の方たちの健康状態から調査しなければならないはず。作業員から同様の被害が多発したかを調べなければと思うと、拙いとは思います。(ついで言うと例え美味しんぼの作者の思想や信条はどうあれ原発への批判は同意しますが) それは同時に嫌韓流の主張するような裏の取れない在日特権や、彼ら在日は既得権益者だとする主張と同様のものではないでしょうか。 そもそもそういった特権は在日韓国民団の力が強かった時代の話であって(あくまで一部の在日コリアンの話)いまや外参権の獲得が不可能となった彼らにもう特権など残ってないのです。 行動する保守なる人達は小学館にまで抗議デモをやってるそうですが、いずれこういった行動が人権擁護法案の浮上に繋がらないか不安です。

R2様　毎度ありがとうございます。 美味しんぼの件、まず私は福島県人です。親戚も兄弟も友人も以前の会社の同僚もたくさん福島にいます。ですから美味しんぼが書くところの鼻血問題は他人事ではありません。原発賛成反対、サヨク・ネトウヨどうこうではなく、真実か否か知る権利も義務もあると思います。 よって私はここ1週間、小学館にもメールしましたし、関係機関、団体にもたくさん問い合わせをしました。 その結果は、小学館からは鼻血が出ているという確固たる証拠はないという回答でした。私の親戚、友人も鼻血など見たことも聞いたこともないということでしたので、それはそういうことなのでしょう。 よって、飯坂温泉の苦境、福島の農産物ボイコットなど福島県と福島県人に多大な被害を与えた雁屋哲は糾弾してしかるべきだと考えます。福島県人は生活、命がかかっているのです。面白半分や漫画ではないのです。 在日特権ですが、少なくてもヘイトスピーチ問題など、在日側が一方的ねつ造での批判をしていることを見れば、形式はともかく彼らはやりたい放題であり、実質的在日特権を濫用していると思います。それははっきりいって悪でしょう。 一部であろうと、在日が従軍慰安婦、竹島、その他韓国の国益、それもねつ造を根拠にデモをし、大声で叫んでいる現状を顧みれば、我々日本人が法に反しない限り最大限、彼らと同じ土俵でカウンターを出すのは何が悪いのかと疑問です。 行動する保守なる人達は小学館にまで抗議デモをやってる それは存じ上げませんでしたし、私はそれに関わってはいません。しかし知っていれば私も参加したかった。 美味しんぼのマンガが多くの人に読まれ、それによって福島は危険がとみなす人、安全サイドを考えて福島産品を買うのを止めた人、そういった人によって福島は停滞し人が出ていくでしょう。そういう危機感を私は持っています。 言い換えると、なぜあのマンガを出版した小学館に抗議デモをしてはいけないのか？R2様のお考えが私は理解できません。少なくても「美味しんぼ終了は予定の行動であった」など小学館が生意気なことを言うのを許さず、「もうしわけない途中終了しました」と言わせることが必要と考えます。 R2様はそうはお考えになりませんか？

コマネチ様からお便りを頂きました（2014.05.20）

美味しんぼの鼻血について いつもマネジメントシステム物語を楽しく拝見しております。 文才もおありで尊敬しておりますが、美味しんぼの鼻血について気になりますので書かせていただきます。 何人もの自民党の国会議員が、野党時代に国会で鼻血という表現を使って舌鋒鋭く政府を追求していたことからすると、それなりの数の人たちが鼻血を出したのは事実と思います。 一方、被爆と鼻血は因果関係はないと複数の専門家が言っておりますので、おそらくきっとそうなのでしょう。 私の場合、東京にいて３月下旬に３日ほど鼻血が出ました。東京では水道水の汚染がわかりミネラルウオーターの配付があったりで、子供の食事はどうしたらいいものかと心配したものです。 そういうことから推察すると『鼻血は事故関連でのストレスが原因』と思います。 マスコミがこぞって漫画家を批判していますが、国会議員の批判をしないのはなんででしょう（笑）弱いものいじめに見えます。 確かに漫画の表現にも甘いところはあると思います。現実に福島に住んでいる人がいるのだから、‘福島には住めない’という表現は適切ではなく、‘住むには適さない’にしないといけないと思います。 批判するなら漫画家にではなく、事故を起こした事業者とその監督官庁に対してでしょう。漫画家たたきに労力を費やすのではなく、現実に生じた損害の賠償や生活支援の獲得に力を入れるべきと思います（知事はアホですね）。雁屋某という漫画家もそのための武器になり得るのではないでしょうか。反発するのではなく、たらし込んだほうがよいのかと・・

コマネチ様　お便りありがとうございます。 いつもお読みになられているとのこと、主宰者として感謝申し上げます。 では、本題の「美味しんぼ」です。 ものごとを語るとき、一般論のこともあり、ユニークつまり個別論であることもあります。「美味しんぼ」では一般論ではなく、2014年現在福島の放射能は危険であり、大勢の人、一過性の訪問者も鼻血を出すほどであり、農産物を食べてはいけないと語っています。ですからその検証も批判も、一般論ではなく、限定された個別論であることはお分かりと思います。 ここでは3年前に国会議員が右往左往したこととか、東京でミネラルウオターがどうこうということを論じているのではなく、今現在福島の農産物が危険なのか、今現在どこでいかほどの人が鼻血を出しているかを論じなければならず、3年前どうだったというのは論点のすり替えです。 私は田舎の親戚、知り合い、元同僚などに問い合わせて、少なくてもその範囲には今時点鼻血を出している人はいないことを確認しました。姪は避難地域スレスレに住んでおり、当時は夫は仕事なのでおいといて姪は小さな子供二人を連れて千葉の我が家に避難してきました。もっとも何事もないと考えて1週間もいずに帰宅しました。そんな地域でも鼻血なんて聞いたこともないそうです。 ちなみに私は田舎の実家から送ってくる米を食べ、野菜を食べ、リンゴを食べ、今日は筍とタラの芽を食べました。過去3年の蓄積があるわけですが、健康診断でもなにもなく、自覚症状もなく、もちろん鼻血も出ません。 また小学館にどこで鼻血が出たのかと問い合わせたら、明確な回答はありませんでした。 しかし美味しんぼの影響は確実にあります。美味しんぼが出てから、現実に飯坂温泉のお客様のキャンセル（私は新聞で読んだだけなのですが報道によれば300件ほどあったそうです）もあり、農産物もこれから積極的あるいは消極的な不買が進むと思います。コマネチ様は弱い者いじめとお書きになっていますが、弱いものとは誰なのでしょうか？ まさか小学館とか雁屋ではないですよね？ 福島県の農民、県関係者、県民、そして大阪市、そういう人々が弱いものであると私は考えます。 言論の自由はあります。それは当たり前ですが、当然、言論の責任もあります。 責任を負わないマンガとか出版社であるならば、それは言論の自由ではなく、単なる誹謗中傷です。小学館も雁屋ももう逃げ切ったと思っていることでしょう。彼らの被害にあった人たち、弱いものはどうしたらいいのでしょうか？ 批判するなら漫画家にではなく、事故を起こした事業者とその監督官庁に対してでしょう。 コマネチさん、冗談を言っちゃ困りますよ、 そりゃあなた、自動車事故が起きたのは運転者の責任ではなく自動車メーカーだって言ってるようなもんですよ。2014年5月の美味しんぼが批判されたのは別に監督官庁の問題ではないでしょう。 私の論理、どこかおかしいですか？

R2様からお便りを頂きました（2014.06.08）

一体保守の方々は何を安倍に期待したのか？ TPP交渉の参加、集団的自衛権、外国人労働力の受け入れ、そして原発維持。保守の中には賛成の人もいるでしょうがこれはいずれも安倍政権が進めていることです。いずれの政策も恐ろしくてたまりません。 気になるのは最初の二つですが・・・ TPP交渉の参加することに対し、チャンネル桜はそれでも安倍を支持すると断言していました。安倍以外に日本の政治に選択肢はない。 桜はちょっとまえまで民主党政権がTPPに加わろうとしたことに対しさんざん売国行為だのと言っていた。それが安倍がやればしかたないと容認。 集団的自衛権でも、これが本当に米国の次の戦争に実戦レベルでの参加を余儀なくされたら？あるいは朝鮮有事の際に韓国の防衛を押しつけられる危険性は？在韓米軍が縮小すると言われるご時世、その穴埋めを日本が肩代わりさせられる可能性はないのか。 本当に桜やネット保守は応援する安倍氏が進めることに危険はないのか。 単に安倍政権は米国の支持を取り付け政権の維持に結び付けたいだけでは？

R2様　ご無沙汰しております。 まずお断りしておきますが、私は安倍信者でもないし、安倍さんの主張、施策すべてに賛成しているわけではありません。 私の考えもR2様と同じではないと思いますが、移民受入策とか派遣拡大などについて大いに疑問というか異議を感じております。TPPもしかりです。 ただ私は割り切っています。政治とは自分の期待を実現することではないからです。政治的なんて言い方がありますが、意味するところは、自分が絶対容認できないことだけは避けることではないのかと諦めています。 日本には1億3千万も人がいるわけで、その思いも1億3千万通りあるわけです。ですから自分の考えを最高と信じていても、それを実現することは困難であることはご理解いただけるでしょう。 自分が正しい、あいつの考えは間違っていると確信しても、その間違った考えに賛成する人が多ければ手がありません。それが民主主義（衆愚政治）というものです。それがいやなら自分が武力なり国民を洗脳してでも独裁権力を手にしなければなりません。それは無理というものです。 となると、政治は最小悪の選択、自分が最悪と考える状態だけは避けることを選ぶしかありません。 今、日本を取り巻く状況は、支那の無茶苦茶なゴリ押し、ねつ造の韓国、国内の反日勢力、とんでもない状況です。そのとき厳密にここが悪いからこの人はダメという消去法でいけば、残る人はいないと思います。言い換えればR2様と全く同じ思想の政治家それも指導的政治家はいないのではないでしょうか。少なくても私と同じ主張の政治家はいません。 なら、しょうがないと割り切って、とりあえず安倍さんに頑張ってもらおうか、そして支那と韓国問題が一段落したならば、その次には経済とか雇用とかもう少し自分に近い人に頑張ってもらおうかと妥協するしかありません。 いや、俺は納得できないといっても、選択肢はありません。俺は覚悟を決めてテロをすると考えるかもしれませんが、その結果が今よりも良くなる保証はないでしょう。515事件や226事件のようなことを起こすのは最低です。あさま山荘事件だって連合赤軍は自分たちが正しいと信じて行ったのでしょうけど、多くの日本人から見れば、単なるバカに過ぎません。 再確認しますが、少なくても民主の復活は断固拒否、媚中、媚韓は絶対反対。尖閣を守る、日本の誇りを守る、中国の覇権を止める、まあそのくらいやってくれるなら、当面安倍さんを支持することは妥当なことだと考えます。 あまりこまごましたことを言って安倍さんの足を引っ張ってもしょうがありません。ここはひとつ安倍さんに、ミンスを叩きのめし、中国、韓国のアホな動きを止めてほしい。願わくは憲法改正ができれば満点でしょう。 私のコメントにどうしても納得できないというなら、それもしかたありません。そのときは次回参院選か衆院選に立候補してください。田母神さんは新党を作ったそうです。そういう道はあります。険しい道ですが。　　 ★

R2様からお便りを頂きました（2014.10.11）

受賞おめでとう　落選おめでとう 今回のノーベル平和賞は2人に決定しましたね。 特にパキスタン出身のマララさんの受賞はとても感銘を受けるものがありました。過酷な環境の中で子供の教育を受ける権利を訴えたのは本当に素晴らしく、イスラム過激派の暴力にも挫けなかった姿は平和賞を受賞するだけでは終わってほしくない輝きがあると感じました。 所詮平和な環境にいて軍事独裁国家でもないのに9条は必要だとか、子供が徴兵されるとかバカなことを心配する者とは根本的にレベルが違うのだと思い知ったことでしょう。 結局日本のサヨクは国際情勢と他国の貧困とテロ組織と隣り合わせで暮らしている人々の事を理解せず、日本が軍国主義になり他国を攻め込むかもしれないと信じ切って海外の圧力で抑え込もうという江戸時代の直訴となんら変わらぬ態度が涙を誘います。

R2様　毎度ありがとうございます。 正直言いまして、神奈川のアホオバハンが憲法9条にノーベル平和賞をというバカバカしい運動を始めた時はかなりショックでした。万が一ということもありますからね。 はじめはスウェーデン大使館にメールを出したら、平和賞はノルウェーだと言われて、それからノルウェー大使館にメールを出しました。そうしますと行政は関係ない、ノーベル賞委員会がしているなんて言われて、それからそっちにメールを何通も出しました。なにしろ日本語も東北弁しか使えないものですから、英語でメールを書くのも大変でした。 私の仲間、70過ぎですが、その方はEメールなんかでなく、紙に手書きでメールを書いて出しました。もう何十年も英語を使ったことがないなんて笑ってました。 とにかく知り合いだけでもアンチ平和賞のメールは100通くらい出したと記憶しています。 もちろん内閣府にも内政干渉にあたるからノーベル平和賞候補からのぞけという抗議をしろとかそれはいろいろやったつもりです。 まあ私たちのやったことはほんとうに微力で意味がなかったのでしょうけど、何もしないでいるわけにはいきませんでした。 R2様のおっしゃるように、ともかくはなんとかということでしょう。でも連中は第二段、第三段を考えて来るでしょうね。 早いところ憲法改正まで持っていかねばと心穏やかではありません。 マララさんが安心できる状態は、かの国で憲法9条を持つことでなく、強力な政府、それも民主主義であることが必要です。私たちも同じくそういった国家体制を望みます。 憲法9条主義者は平和主義者ではなく、単なるサヨクであることは明白、彼らが立ち上がれなくなるまで戦わねばと老骨にムチ打っております。

R2様からお便りを頂きました（2014.11.14）

安倍は右のルーピー 欧米ではこのように安倍総理を見做しているそうです。 つまるところ安倍総理の正しい評価じゃないでしょうか。 それはなにも偏見でも蔑視でもなく実際に危うい外交運営をしているんですよ。 去年の靖国参拝は結果的に日本の立場を悪化させ、日米同盟を危うくした最低の外交判断でもありました。なぜならアメリカは太平洋の安全保障を中国から守る上で日米韓で連携してことにあたろうとした。しかし今回の参拝で韓国は日米から離脱を選び出し、中国にすり寄り出した。つまり反日感情と対日政策を推し進める韓国を余計に日本離れを加速させこれを日米韓の連携を壊してしまった。そして日米のみで中韓の連携と対峙するという酷い状況が生まれてしまった。これにより日米関係をこじらせたのだとか。アメリカからしたら害悪としかいいようがない状況になったのです。 この借りを作った安倍は何をして返したかと思うとTPPの大幅譲歩という最悪のものだった。オバマが日本に来日した時にそんな取り決めがなされていたんです。 つまりTPPは確約化、日米同盟が毀損させたとんでもないリーダーなんですよ安倍は。 いわゆる誅韓論を読んだ方ならこれもいいと思う方もいるかもしれない。しかし鳩山政権以上に日米関係を悪化させ、欧米からの蔑視を招き、安全保障を中国優位にしてしまった。 チャンネル桜や保守メディアはなんだか高評価のようですが、実はそういっているほど日本の立場はかえって危うくしたのが実体なんです。 次の解散では安倍政権の議席を大幅に減少することを望んでいます。

R2様　毎度お便りありがとうございます。 そうなんですか？　安倍さんはルーピー（クルクルパー）だったのか！ 実は私は英語が不得手で海外のニュース報道を良く知りません。R2様がそうおっしゃるならそうなのでしょう。 ただじゃあ外国の指導者は高く評価されているかと言えば、オバマもアメリカ国内じゃもうひどい評価で、その証拠として2014年11月の中間選挙じゃ民主大敗です。 それじゃ韓国はどうかっていうと、パククネも親日だとか、高木の娘とか言われていますが、もっとも大問題は経済がもうどうしようもない状態になっていますね。まあすべてがクネオバサンだけのせいではないでしょうけど、責任の半分くらいは彼女にあるでしょうねえ。なにしろジャパンバッシング一筋で、まっとうな経済とか外交をやってませんから 中国のシュウキンペーはどうかっていうと、安倍首相との会談で勝ったとか中国の官営放送は行ってますが、中国国内でも安倍に下ったとかだいぶ叩かれてました。そして中国の経済成長もいよいよ終わりのようで、どうなるんでしょうか？ じゃあ誰からも高く評価されている政治家って誰なんだろう？ よく分りません。 今国民が安倍さんを止めて民主に戻そうって思っているでしょうか？ まあ、それはないよね、バブルについては失われた10年とか20年といういい方がされていますが、民主党の3年間は今後は暗黒の3年間と言われるのではないでしょうか。 今の世界の不安定の大本はアメリカが働かずに多額の借金をこしらえたってことが問題でしょうけど、それはアメリカに頑張ってもらわなくてはならないこと。日本人が知らないよとも言えませんが、多少の防衛分担とか国内の反動勢力に対する規制などしか対応できないでしょう。現に「テロ資金提供処罰法改正案」とか遅ればせながらですが動いているようですし・・ 神様に祈っても、明日にでもすばらしい政治家が現れて経済を立ち直らせて、対中国・対韓国にバシッと対応するとか、アメリカにしっかりしろと叱りつけるとか、そんなことはありえません。 私たちが選挙でまっとうな人を選び、自分の意見を各政党や行政に発言し、できるならデモに参加して、とそんなことしかできません。できることしかできないのです。 まあ、私は愚痴をこぼす代わりにそんなことをしております。お互いに頑張りましょう。

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