国籍で罪の重さが違うのか

2018.03.15
最近気になるのは外国人犯罪、それも出稼ぎに来た外国人、あるいは日本に犯罪をするために来た外国人のことである。
金の密輸では韓国人が毎月のように捕まっている。西欧人のユーチューバーが犯罪的(犯罪そのものか)な撮影をして人や交通に迷惑をかけている。宝石店強盗も珍しくない。中国人や南米人による強盗殺人事件も多発している。
そういうことに気づかない人はいないと思う。
最近、そういった強盗殺人事件の判決があった。

熊谷6人殺害:ペルー人被告に死刑判決 さいたま地裁(毎日新聞 2018年03月09日)
埼玉県熊谷市で2015年9月、小学生2人を含む6人が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われたペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(32)の裁判員裁判の判決公判が9日、さいたま地裁であった。佐々木直人裁判長は被告の完全責任能力を認め、検察側の求刑通り死刑を言い渡した。【内田幸一】

公判では被告の責任能力の有無や程度が争点となった。判決理由で佐々木裁判長は、「被告が人の生命を奪う危険な行為と分かって行っていたことは明らか」と殺意を認定。被告は公判で事件について具体的に話すことはなかったが、現場から被告とDNA型が一致する唾液などが検出されていることから「被害者たちの死亡に直接関与したと推認できる」として3件の強盗殺人罪などの成立を認めた。

事件では、さいたま地検が精神鑑定のための鑑定留置を行い、16年5月に責任能力があるとして起訴。一方、弁護側の請求による地裁の精神鑑定では統合失調症と診断された。
公判で検察側は被告に被害妄想や追跡妄想があったとしつつ、事件後に遺体を隠すなど「自己の行為が犯罪だと理解し、対処する行動を取っている」などとして完全責任能力があると主張した。これに対し弁護側は被告が事件当時、統合失調症の影響下にあり「善悪の区別がついていなかった可能性がある」などとし、心神喪失を理由に無罪を主張した。
地裁の鑑定を担当した医師は公判で「被害妄想や精神的不穏が影響を与えた蓋然(がいぜん)性が高い」と証言した。

判決によると、ナカダ被告は15年9月14〜16日、金品を奪う目的で3軒の住宅に侵入し、田崎稔さん(55)と妻美佐枝さん(53)▽白石和代さん(84)▽加藤美和子さん(41)と長女美咲さん(10)、次女春花さん(7)の6人(年齢はいずれも当時)を包丁で刺して殺害した。

客観的にみて6人も殺せば死刑は妥当だろう。いや、死刑にしてほしいと切に願う。
しかし不思議なことに、アメリカ兵が強姦や殺人をすると、極刑にしろ、アメリカ軍は帰れ、首相は辞めろという声が大声で叫ばれる。しかも首相が遺憾声明をだしたりする。
しかし、このようにアメリカ兵以外が殺人をしても、市民団体(?)が騒いだり、野党が騒ぐことはない。しかも首相が遺憾声明を出すこともない。
不思議と思わなければ不思議である。
更に、人権と称する団体や弁護士が、犯人をいかにして無罪にするかを考え頑張るのである。今回も精神分析とか何か、だいぶ時間を費やしたようだ。
不思議と思わなければ不思議である。
納得いかない そして国民はこの違いを異常と考えなければならない。
国籍で犯罪の重さが違うのかといいたいが、これは私も下心のある言い方である。
犯罪に政治を絡ませてはいけないということを言いたいだけである。罪の重さが国籍で違ってたまるものか。人権とは真の人権ではなく、主義思想で汚されてたまるものか。

 本日書いたわけ
数日前に判決の報道を見てから、ずっとオカシイゾと思い続けていた。
そしてその疑問をMIXIに書いたのだが、あちらはいつ消されるか、あるいは運営会社がなくなるか分からない。
それでここに転載する。ここは一応お金を払って開設しているからね。
私は別にペルー人が憎いわけでも、韓国人が憎いわけでもない。アメリカ人を弁護するつもりもない。しかし国籍によって弁護したり攻撃したりする人は憎いです。
世界市民の大好きな日本国憲法では「法の下の平等」を謳っています。憲法9条を守るなら憲法14条も守りましょう。
とはいえ、この憲法14条そのものも論理的に破綻しているようでツッコミどころ満載なんですよね


ひとりごとの目次にもどる