お断り |
このコーナーは「推薦する本」というタイトルであるが、推薦する本にこだわらず、推薦しない本についても駄文を書いている。そして書いているのは本のあらすじとか読書感想文ではなく、私がその本を読んだことによって、何を考えたかとか何をしたとかいうことである。読んだ本はそのきっかけにすぎない。だからとりあげた本の内容について知りたいという方には不向きだ。 よってここで取り上げた本そのものについてのコメントはご遠慮する。 ぜひ私が感じたこと、私が考えたことについてコメントいただきたい。 |
書名 | 著者 | ★出版社★ | ISBN | 初版 | 価格 |
法の臨界(3) 法実践への提言 | 井上達夫他 | 東京大学出版会 | 9784130350334 | 1999/03/30 | 3200円 |
国名 | 人口(2010) | CO2排出量(2017) |
中国 | 13.5億人 | 1位 90億トン |
アメリカ | 3.1億人 | 2位 50億トン |
インド | 12.2億人 | 3位 21億トン |
ロシア | 1.5億人 | 4位 15億トン |
日本 | 1.3億人 | 5位 11億トン |
世界全体 | 70億人 | 329億トン |
注1 |
持続可能性という語句が法律で使われているかというと、環境関連では使われていない。使われているのは年金関係7件の法令で使われているが定義はされていない。京都議定書、アジェンダ2030などでも定義はない。 ブルントラント報告書(我々共通の未来)において「将来世代のニーズに応える能力を損ねることなく現在世代のニーズを満たす発展」と定義されているのが援用されている。 それが実現可能かどうかはもちろん検証されていない。 | |
注2 |
大学教授の定年は大学によって違うそうだ。早いところは63歳、遅いところは67歳くらいだそうです。ただ一般企業の定年延長に合わせて、これからは68から70歳くらいになりそうとのこと | |
1970年頃「月の家圓鏡」は大喜利などで真っ先に手を上げて「早いのが取り柄の圓鏡」と称された。本人は自分が恥をかいて他の出演者が回答を考える時間を稼いでいるのだと語っていた。 | ||
注4 |
釈迦に説法であるが、地球温暖化とは地球の気温が上昇することではない。「地球温暖化対策の推進に関する法律」では第2乗第@項で地球温暖化を「人の活動に伴って発生する温室効果ガスが大気中の温室効果ガスの濃度を増加させることにより、地球全体として、地表、大気及び海水の温度が追加的に上昇する現象」と定義されている。翻訳のせいか多少の言い回しの違いはあってもIPCCなども同じである。 つまり地球温暖化と言えるには、「人為的であり」かつ「温室効果ガスの作用によるものであり」かつ「地球規模の大気や海水の温度上昇」である。人間でなく火山など自然現象による温度上昇は非該当、人間が起因でも化学反応や電気的な温度上昇も非該当なのである。 | |
注5 |
氷河期が悪で間氷期が善というつもりはない。ただ過去の農耕革命や文明の発達はすべて間氷期に起きた。氷河期は食うにもことかき学問も技術も停滞する。 地球温暖化によって農業生産は増えるかどうかは、海面上昇によって農耕地が減るかどうかに関わる。もし海面上昇によって農耕面積が変わらなければ食料大増産間違いなし。 | |
注6 |
予防原則とは本来は重大かつ不可逆的な影響を及ぼす恐れがあるものは、科学的に因果関係が十分証明されない状況でも規制しようという考え。 しかし現実には疑わしきものは罰するという運用がされている。まさに推定有罪である。 | |
注7 | ||
注8 | ||
注9 |
岩本素白によるとエッセイと随筆は異なるものである。「随筆とは、本当にあった出来事の見聞や感想を自由に描いたもの。エッセイとは、出来事の描写ではなく、書き手のパーソナルな心の様子を描いたもの、告白的なものである」そうだ。 | |
進化とは生物の形質が世代を経る中で変化していく現象。進歩とか向上する意はない。 | ||
注11 |
エジプト文明を作った人たちは黒人だったそうだ。同時代のモーゼやソロモン王も黒人だったという。古代ローマ帝国皇帝セプティミウス・セウェルスは黒人だった。 イエスキリストも黒人だったという説もある。1世紀のことは文書があると思うけど、どうなんだろう? | |
注12 |
ホモサピエンスの後継者はシリコン生物……電気回路と機械で作られたロボット……だろうというSFなども多い。我々が作り育てたものなら、それは我々の子供であると考えてよいだろう。自分の弟子は我が子と同じだ。 cf.「国立博物館」岡崎次郎、小学館、1997 |