だまされたい女 2005.06.18
ワシは悪人じゃ
悪人が多すぎる
振り込め詐欺が広く知れ渡っているが、とにかく最近は詐欺が多い。テレビでは、年配者を狙って地震対策とか防虫とかいって、家の改修に数千万もお金を出させるというひどい奴らが話題になっている。
困ったものだ!
本日の話題はそのような深刻、切実なテーマではない。
我が家の愚妻の物語である。

愚妻とか豚児とかいうとその表現がひどい言い方であると受け取る方がいる。そうではない。日本人は謙遜の美学であるから、本当は美人で賢くやさしい妻のことを愚妻(愚かな妻)といい、賢く背も高く顔もイケメンである息子を豚児(豚のような子)というのである。
呉 善花(オソンファ)さんによると、日本で「父はおりません」という場合、韓国では「うちのお父様はいらっしゃいません」という言い方をするという。尊敬語にもさまざまな形態があるようだ。
反日を大声で唱えるのは、本当は日本を批判しているのではなく褒め称えているのかもしれない。
相互理解ということはらくだが針の穴を通るように困難なことなのであろう。

話がそれてしまった。
いつもだろうって? それを言っちゃいけません 
私の家内は性格が優しく(大いに怪しい)花が大好きである(真実)
花といっても生け花とか一輪挿しといった密やかなものが好きではない。何しろ豪放なおなごである。なんでもよいから大きいとか大量にあるというのが大好きなのである。
チューリップであろうとラベンダーであろうと桜草であろうとだいこんの花であろうと、多いことが大好きな女である。
幸い浮気の気はないようだ・・・
見渡す大地一面の○○というのがだ〜い好きな人なのである。
それで広告や本、あるいは中吊広告でそのようなものを見ると、もういても立ってもいられずにそれを見に出かけるのである。
花を見に行こうといっても、ちょっと百花園までというときと、ちょっと北海道までとかちょっと宮城県までというときもあるので、まじめに話を聞かないととんでもないことになる。
そして多くの場合、正確に言えばほとんどの場合、だまされて帰ってくるのである。 家内は今日もまた新聞の記事や、織り込みチラシをみて、「ねえ、ここでは○○が満開だそうよ」と話しかけてくる。
学ばない女なのか? だまされたい女なのか? 忘れやすい女なのか?
などと愚妻の顔を眺めつつ考える。
いや、そうではあるまい。

きっと純情可憐なのであろう 


佐為ジジイの奥方は、夫がこのようなことを書いているのを知らないのだろうか? などと疑問を持たれた方々へ
そのようなことがあるはずがありません。なにしろ私はお釈迦様の手のひらの孫悟空のようなもの
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すべてお見通しですよ






アラマキ様からお便りを頂きました(05.06.20)
だまされたい奥様へ
初めまして、いつも楽しく読ませていただいております。
私も「検証」が大事な仕事に就いているために佐為様の考え方には共感するものがあります。
まぁ、そこら辺のことはまた今度にいたしまして・・・
伊豆大島に「紫陽花ロード」というところがあるのをご存じでしょうか?
大島の三原山に向かう何本かの道の一本で、左右に広がる紫陽花たち!と言った目標を掲げて作られた雰囲気があります。 と言うのも、
「あぁ、確かに言われてみれば紫陽花が多いいねぇ」
というレベルでありますが、「だまされたい」奥様にはたまらないのではないかと。
ちなみに、椿も「まあ、そこそこ」です。
なんか支離滅裂な話になりましたが、「いつも楽しく見ています」というファンメールとして受け取っていただければ幸いです。 m(_ _)m

アラマキ様、お便りありがとうございます。
しかしアラマキ様のお便りは悪い便りでございますよね。
家内は当然このホームページをチェックしていますから、明日にでも「行きたーい」というのがミエミエではございませんか!
アジサイ!椿!いずれも危険な香りがいたします。

うーん



あらま様からお便りを頂きました(05.06.23)
これ以上だまされたくない男
調べものをしていたら、道草してしまいました。
最初、右翼のHPかなと思いましたがそうでもなさそうですね。
ちょっと腰掛けてもいいですか。
だまされたい女を読ませていただきました。
私の可憐な家内も「イ」さんとか「ペ」さんとか言って、心を奪われています。
日本男児、隣国なんぞに妻の心を奪われて悔しいと思わなくてはいけません。
そうです。家内が読んでいないとここまで大きく言えるものですね。
見ていなければこっそりできるネット社会の恐ろしさ。
その顕著な例が、アメリカでのカード情報の流出事故。
その甚大な被害額に驚きます。
わたしはカードなんか持っていないから関係ないとタカをくくっていたら、関係ないこと全然ないのですね。
カード会社が被害者を保障するといっても、そのカード会社は保険会社が保証して、その保険会社は国家が補償して、国家は国債や国民の税金で保障されている構図ですから結局は我々の負担に帰するわけで、悪いことをやった者勝ちという風習は直りそうもないですね。
社会にだまされ、女にだまされ、子供にもだまされている情けない自分。
でも、自分がだましたことはすっかり忘れているのですよね。

あらま様、お便りありがとうございます。
右翼かサヨクかという論議は、まあ比較の問題ですからね・・・とりあえずおいておいて
あらま様の奥様が韓国ドラマにはまってしまったとは!それはテレビドラマをたくさん見ていないからです。
私の家内のレベルになりますと、腹を抱えて笑いながらいかに臭い芝居かを解説してくれます。
もっともよその奥様との話題のためにはやはりフユソナをはじめとする寒流(誤字ではありません)ドラマを観なくてはならないのですが・・

ところでアラマキ様とあらま様似ているのですが同一人物ではないですよね?
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