毎日、キムチ、寄生虫 2005.12.02

woman5.gif 三題話である。
このところ、韓国製あるいは中国製のキムチに寄生虫卵が多々見つかったことが報道された。といってもここでは、毎日キムチを食べていると寄生虫になるなどというつもりはサラサラない。
【毎日新聞】が【キムチ】と【寄生虫】についてデンパを飛ばしたことについての反論である。

以下新聞のカラムからの引用である。
寄生虫の卵 感染、ラッキーかも=猪飼順 /東京
鍋物の季節がやってきた。我が家の定番はキムチ鍋。冷蔵庫にあったキムチは、寄生虫の卵が検出されたと話題の某国製だったが、炒めたキムチを使うのがおいしさのコツというから、卵があっても問題ないだろう。
子どものころ、野菜を洗っていて「虫がいる」と大騒ぎして怒られたことを思い出した。行商に来る農家から買っていた野菜は、虫食い跡は当たり前。菜っ葉類を洗うと、必ずといっていいほど、元気な虫に遭遇したものだ。慣れてしまえば、「虫がつくほどおいしい」と思えてきた。
寄生虫に感染するとアレルギー反応を抑制できるという学説を唱える藤田紘一郎・東京医科歯科大名誉教授は、自らもサナダムシを体内に共生させていたことで有名だ。花粉症が抑えられる上に、いくら食べても太らないなどと聞くと、魅力的とすら思う。
とはいえ、さすがに自分から卵を飲む勇気はない。「キムチで感染したら、ラッキーかもしれない」と頭をかすめ、深夜に鍋を平らげた。感染よりも、まず食べ過ぎに注意すべきかもしれない。(毎日新聞 2005年11月19日)

この文章を読んで、入試の小論のモデルにしようなどと考えてはいけない。
なぜか? 本日はそれを考えたいと思う。

いろいろな問題点がある。
まず、野菜を食べる害虫と、寄生虫はゼンゼン別物である。
よくエセ無農薬野菜で野菜に虫の食った跡があると、「ふつうの野菜は農薬漬けだから虫も食わないのさ、これは安全だよ」というセリフがある。エセ無農薬野菜とは実際には農薬を使っているらしいし、出荷するときに害虫をわざとおまけするとも聞く。
oioi.gif 更に言えばこの害虫がいかなる悪さをするかといえば、人間様が食べるとき気分が悪いという程度のことではないだろうか? 私が二十歳くらいのとき野菜炒めに虫の炒め物が入っていてお値段をただにしてもらったことがある。しかし、昆虫がいても私に甚大な悪影響があったとは思えない。
しかし、この論は野菜の害虫・・それはほとんどが昆虫である・・と寄生虫を混同して書いている。
いや混同させようとして書いているとしか思えない。この記者はここを故意に誤解させるように書いている。
だって、寄生虫と害虫の違いを知らないで、新聞記者になれるとは思わない。

誰だって昆虫とサナダムシの違いはわかるだろう。いったいサナダムシが畑の白菜やだいこんを食べていると考えている人はこの日本や韓国に何人いるものだろうか?
少なくとも毎日新聞には1名いたことは明白である。

第二点として、寄生虫病の危険性を明確にしていないこの記事は、日本国民の健康に対して重大な悪影響を与えた。サナダムシがアレルギー反応を抑えるという学説があるのは知っている。それが正しいかどうか私は知らないが、仮にアレルギー反応を抑えたとしよう。
寄生虫が国民病という状況下で花粉症がいないのと、寄生虫病がいないで花粉症がいるのとどちらがいいのか? 良く考えていただきたい。
私は何度も書いているが、子供の頃は寄生虫がいて当たり前、海外に行って寄生虫病になって大変なめにあった。花粉症になりたくないから寄生虫を体内に飼おうなんて簡単に言えるようなものではないのだ。
この新聞社は国民の健康意識や保健の知識の低下をたくらんでいるのであろうか?
食べすぎより寄生虫の害が少ないことを説明したいただきたい。

第三に「キムチで感染したら、ラッキーかもしれない」とのこと。
寄生虫病に感染することがすばらしいことなのか? なぜラッキーなのか? ここがイマイチわからない。
「寄生虫になる心配より、おいしいものを食べたい気持ちが強い」というのならその論理というか気持ちはわかる。しかし、感染することがラッキーであるとはどういう論理なのだろうか?
超論理なのだろうか?

今まで、製品の瑕疵によって多くの企業が倒産あるいは壊滅的な状況となった。特に現在は市民の知る権利というのが認知されたことでそれが顕著となった。それは良い傾向である。
そして報道機関は国民を代表して、あたかも神のごとくそういった企業を追及し、国民から快哉をあびてきた。けっこうなことである。

じゃあ、その価値観、行動をおのれの行為についても同じく適用すべきではないか
man4.gif この記事は雪印並み、三菱自動車並みである。
雪印をあれだけボロクソ叩いたマスゴミが、自分が何を語っているかを再確認すべきだろう?
この記事はリコールものではないだろうか? 日本中に配達した新聞を回収する気はないのだろうか?

もし、この記事を読んで寄生虫の卵のあるキムチを大丈夫と信じて食べた人が寄生虫病となって苦しんだとき、どのような責任をとるのだろう。
経験者として語る。
寄生虫病は楽しいものではない。


本日の疑問

キムチで感染したら、ラッキー♪
 とはブラックジョークなのか?


寄生虫経験者として、この記事は許せない





大国主命様からお便りを頂きました(05.12.02)
どうも、管理人さん。大国主命であります。
はー。毎日新聞だけに毎日盛んに電波を飛ばしているんですな。(麻生氏非難記事を「あっそ!」と一蹴された管理人さんにあやかりました)
記事をかいたのは、多分韓流におぼれたウン○野朗なんでしょう。
小生は、キムチは小学校時代からずっと「朝鮮漬け」として食ってきたんですが、例の反日デモ以降食うのをやめました。
弟も寄生虫がいたと聞いて食うのをやめ、冷蔵庫でキムチはさらに熟成(賞味期限切れで腐敗臭をだしています)しており、アウトブレイク状態です。
まあ、衛生観念の存在しない国の代物には手をださないのが一番であると考えておる次第です。当然、その国を擁護する新聞にも、アダムスミスがのたまう「神の見えざる手(市場原理)」で手を出さない(不買運動をする)のが一番であるのではないのでしょうか。
小生のすむ地域の新聞は、ここ10年余り中韓よりになっております。今年からは「68歳のピーターパン」が毎月市民大学で講演しにきており、新聞社にしきりに電波をだして感染させている状態。ただ、やつの講演会は最初県民会館を借り切った時で、たった40名しか集まらず、現在は10名程度のプロ市民や左翼県教組の集まりと化している状態。
やはり、小生のすむ地域は、小学校に二ノ宮尊徳像がしっかり立っている場所が残っているだけあり、左翼の影響は非常に限定的。当然、左翼化した地元新聞は、ここ10年で販売数を大幅に減らし、販売員が泣き落としにくる有様。隣県4県に支局を構えていますが、情報はショボイものばかりで、相当ャバイ状態らしいです。
今日の結論:寄生虫キムチを擁護しなくても、サヨク化した新聞は、現在のネット社会の前にはもはや風前の灯。これに思い切り息を吹きかけて消し去るのは、賢明な思想をもつものである。この健全な思想を保つため、反中反朝反韓反露、反朝日、反毎日、反TBS反NHKの関連本や情報を日々摂取し、サヨク基地外電波に対する抵抗力と反撃力、理論武装をしましょう!
相当ながい結論になりましたが、みなさん、どうぞキムチと餃子、輸入食品、韓流の摂取はおやめください!以上であります!
大国主命様、お便りありがとうございます。
私の叔父叔母には朝鮮にいた人が何人かいました。敗戦までは日本だったのですから商売とか軍人として向こうにいた人はめずらしくなかったのでしょう。
私が子供であった昭和30年頃、そういった人々は大国主命様がおっしゃるとおり【朝鮮漬け】と呼んで自分で漬けて食べてました。時々私の家でもおこぼれを戴き食べてました。私の母は苦手だったようですが、父と私たちはおいしいおいしいと食べてました。なにしろ食べ物がない時代ですから、食べられれば何でも良かったというのが真相でした。
朝鮮漬けが日本で市民権を得て広まったのは、味付けが変わったというか変えたのではないかという気がします。当時はすっぱさが強かった記憶があります。単に古かったのでしょうか?
いずれにしても寄生虫は笑い事ではなく、また政治思想と関係ありません。ここはひとつ土井さんに復活していただき怒鳴っていただきましょう。
だめなものはダメ!



Tama様からお便りを頂きました(05.12.05)
毎週?楽しみに拝読させていただいております。
さて、何がラッキーなのか、についてですが、愚考するに以下のようなことではないかと思われます。
まず、筆者は花粉症がおさえられることを魅力的としながらも、自ら卵を飲む「勇気はない」としているのですから、寄生虫に感染するのは勇気がいる、すなわち害があると熟知していることが明白です。自己責任で感染する勇気は無いのですから、キムチで感染したらラッキーであるというのは、「キムチで感染すれば自分の責任ではない、キムチメーカーに全責任を押し付けられるからラッキー」ということだと思います。
損害賠償を請求する気なのか、単に責任が他者にあればそれでいいのかはわかりませんが、この様子だと記事を叩かれても「載せた毎日が悪い」「読んで信じた読者が悪い」と言いかねませんね。
なお、ご存知かとは思いますが、東京新聞もすごいです。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/hissen/20051124/col_____hissen__000.shtml

源平富士川の合戦でもあるまいに、鳥の羽音に驚くような、最近の鳥インフルエンザ騒ぎを苦々しく思っていた。
そこへ今回のタミフル騒動だ。パソコンまでが「民降る」と誤変換するほどの情報パニックから、そろそろ醒(さ)めてはどうか▼今回の騒ぎは、米食品医薬品局(FDA)が副作用で死亡した十六歳以下の服用者十二人は全員が日本人だったと発表したのがきっかけ。本紙特報面によれば、スイス・ロシュ社の調査で、過去五年間にタミフルの処方を受けた日本人は二千四百万人、世界の77%を占め、子どもへの処方量では日本は米国の十三倍だった▼医師も患者も、日本人の薬好きにはあきれるが、タミフルは本来インフルエンザ発症後の治療薬。それをこんなに大量に“予防内服”に使えば「免疫力が弱まって耐性タイプの新型ウイルスをつくりかねない。とんでもない話だ」と専門家も指摘している▼厚生労働省はタミフルの備蓄目標を従来の一・七倍、二千五百万人分に増やしたが、世界各国が必要とする時にこの大量消費は国際批判を招きかねない▼だいたい日本ではまだ人への感染が確認されていないのに、そんなに怯(おび)える必要があるのか。普通の風邪なら、栄養と睡眠をとって休めば済むのに、高価なインフルエンザ専門薬を予防服用する必要はなかろう▼かねて風邪気味のときは、ニンニクをこってり利かせた焼き肉を食べるに限ると教わり、以来、風邪対策の特効薬代わりにしてきた。キムチは最近、寄生虫卵騒ぎで不評だが、なあに、かえって免疫力がつく。

我が家の定番がキムチ鍋だとか、風邪には焼肉が一番とか、どう考えても一般的な日本人の文化じゃないと思うんですけれど・・・・・

「なあに、かえって〜〜〜」「〜〜ラッキーかもしれない」および朝日が耐震偽造問題でほざいた「だが心配のしすぎではないか」を組み合わせれば、誰でもなんにでも無責任に対応出来るとのことで、ネット上にはガイドラインもいくつか出来ています。流行語大賞になるかもしれないですねw

例えば・・・
『キムチ寄生虫問題で妙な記事が出ていると評判だ。だが心配のしすぎではないか。受験生はもとより市民がいろいろ考えるきっかけになればいいし、どこか(他社)の記者のblogが炎上すればラッキーかもしれない。しばらく妙な記事が乱立するかもしれないが、なあに、かえって読解力がつく』
Tama様、お便りありがとうございます。
なるほど!自分にはそれほど勇気がないから、万一のことがあっても偶然のせいにできるということですか?
なんともはや・・・いわく言いがたし
ご案内いただきました、東京新聞の内容、前半は私の知る限りまともなようですね?但し、日本のタミフル備蓄は足りないというのが昨今報道されています。どちらが正しいのでしょうか?
おっと、後半、最終行は、難解でございます。
原文解釈??
キムチは最近、ここまでは特段コメントなし
寄生虫卵騒ぎで不評だが、寄生虫卵騒ぎで嫌われている
なあに、これは【なに】の俗表現であり、「それがなんであれ」「一向に構わない」ことを意味する
かえって反対に、あべこべに
免疫力がつく。語の通り
ということをまとめますと、
「キムチが、最近寄生虫卵で不評であるが、それがなんであれ、あべこべに免疫がつく」
あっつ! やっぱだめだ、これは



タイガージョー様からお便りを頂きました(05.12.07)
拝啓佐為様
いつもありがとうございます。先日の小泉首相の発言に対する朝日新聞の反応です。
http://www.asahi.com/paper/editorial20051206.html
小泉外交 対話の扉が閉じていく【社説】2005年12月06日(火曜日)
戦後日本が近隣国との信頼関係を深めようと積み上げてきた外交の努力が、またひとつ、崩れてしまった。
今月中旬にマレーシアで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓による会合の際に予定されていた、恒例の日中韓3国の首脳会談が実現できないことになった。
今回の議長役をつとめることになっていた中国政府が「現在の雰囲気と条件」を理由に、延期を発表したのである。小泉首相の靖国神社参拝と、参拝に対する内外からの批判を「わからない」などと頭からはねつけている首相への抗議の意図があるのは明らかだろう。
3国首脳会談は、99年に故小渕恵三首相の提案で実現した。消極的だった中国を日本がねばり強く説得し、史上初めて3国の首脳が一堂に会して語り合う場を設けたのである。
欧州連合やASEANのような地域レベルの連携が北東アジアには乏しい。冷戦時代は体制の違いが障害になったし、日本が「地域」に乗り出すことへの警戒感もあった。だが、多国間で地域の安全や繁栄を話し合う枠組みは、2国間外交を補うだけでなく、グローバル化が進むなかで大きな意義がある。
その後、定例化された3国首脳会談は、そこへ向けての大切な芽だった。まず首脳同士の信頼関係を築き、徐々に次の段階に進んでいこうという戦略だ。その信頼関係がずたずたになってしまったことを、この「延期」が物語っている。
ASEANとの会合に出席する中国の温家宝首相は、小泉首相との2国間会談もしない。外相同士の会談もできないようだ。韓国も日韓首脳会談は「検討していない」(潘基文外相)という。年末までの盧武鉉大統領の訪日も絶望的だ。
民間交流や経済関係は続いていても、政治関係の異常な冷え込みは来るところまで来てしまった。
中韓には大人の対応を求めたい。首脳の相互訪問は難しいにしても、これまではこうした国際会議などの場でかろうじて対話を保ってきた。せっかくの3国会談までやめてしまうのは失うものが大きすぎないか。
韓国はマレーシアでの日韓外相会談には応じ、日本に対する自国の怒りを伝える方針という。中国にも少なくとも外相会談の扉は開けておく冷静さがほしい。
とはいえ、これほどまで両国に強硬な姿勢を取らせた一因は、首相の外交的配慮に乏しい言動にある。会談延期についても首相は「結構です。もう靖国は外交のカードにならない。中韓がいくら外交カードにしようとしても無理だ」と、妥協を探るそぶりはまったくない。
もともと過去に侵略や植民地の歴史を持つ国同士の関係は難しく、それだけに注意深さが必要だ。歴史を政治化させず、中韓が「反日」で結びつくのを防ぎ、3国協調の土台を広げる。そんな外交が求められているのに、首相のやっていることはまさに逆ではないか。

http://www.asahi.com/paper/column20051206.html
【天声人語】2005年12月06日(火曜日)付
年末恒例の流行語大賞に「小泉劇場」が選ばれた。劇場型政治家などと言われるご本人も、いろいろな劇場に出かけるのを好んでいるようだ。
任期の延長論が出ても、次の総裁選までと「楽日」を示すのも小泉劇場流だが、このところ一段と耳を疑うような発言が続いている。きのう、日中韓の首脳会談の延期を中国政府が発表したことについて述べた。「私はいつでもいいですけどね。向こうが延期する。それでも結構です」
イソップ物語の狐(きつね)と鶴を連想した。狐が鶴を招き、スープを平らな皿に入れてすすめる。飲めなかった鶴は、今度は狐を招いて、首の長いツボに入ったスープを出した。相手がいやがり、傷つくことをしていれば、いつか逆の立場に立たされかねない。
小泉流の対応には「外国の圧力に負けない」という点で評価する見方もあるのだろう。しかし、圧力に負けないのと聞く耳を持たないのとではずいぶん違う。
先月末には、靖国神社への参拝について、「思想及び良心の自由」を規定した憲法19条を引き合いに出して、「まさに精神の自由だ」と述べた。首相の参拝については裁判所の見方が分かれているが、大阪高裁などでは違憲判断が示された。首相は、憲法によって憲法を尊重し守る義務を負っているのだから、慎重に構えるのが国の最高責任者の態度ではないか。
今年の、もう一つの流行語大賞は「想定の範囲内(外)」だった。やがて楽日になって小泉劇場がはねた時、日本はどうなっているのか。「想定」の内か外か、心配な段にさしかかっている。

まるで悪い冗談を見ているようです。「自分のしたことはいつか帰ってくる」とは朝日新聞がかつて靖国神社のことを中国にたきつけた事を言っているのでしょうか?中国と会話の窓口を閉ざしてしまうことでデメリットがあるならば、いったい何のことなのか新聞社として具体的に述べるべきです。むろん中国のことは専門外であるというならばそれでよろしいのですが、貴社はあの文化大革命のときすら中国に特派員をおいていたではありませんか。
佐為様、医学の書物によりますと人体に寄生虫が感染したとき、人体の好酸球というアレルギーに関連した細胞が増殖するのだそうです。人体と同じように日本国でもおかしなアレルギー反応をする団体には寄生虫が住み着いているのでしょうか?
一度ドクター銀田一に御講演を頂けないでしょうか?(笑)
 タイガージョー拝

わしが銀田一である。
ワシを評価しているタイガージョーとやら、お前は見込みがある。
doc.gif しかしちょっと間違っとるぞ
 それはだな、好酸球というのは白血球の一種であって、人間様の体に寄生虫が入ってくるとそれを守らんとして増加するわけで・・・ちょっと例えが違う・・・
正確に言えば朝日が寄生虫でタイガージョーとやらが好酸球にあたると言えばよい。
好酸球が増えるということは、寄生虫が暴れまわっているということであろう。
タイガージョーとやら、しっかりと白血球の役目を果たし、寄生虫を打ち取るのだよ。
ところで、白血球の最後は死んじゃうんだよね
まあ、体が守られれば良しとしようか



Yosh様からお便りを頂きました(05.12.31)
アメリカ産牛肉は危険?
とうた様、アメリカ産牛肉は危険とは、何が根拠なのでしょうか?
常時食べている私達はどうもないのですけど。

Yosh様 お便りありがとうございます
【アメリカ産牛肉は危険で中国産野菜は危険でないのか?】とはアメリカ産牛肉が危険であるという意味ではありません。 反語的使い方です。
日本人なら「そうだ、おかしいぞ」とすぐにお分かりいただけるかと思いますが、アメリカでは日本の国内事情が報道されていないので勘違いされたなら申し訳ありません。
今まで日本はアメリカ産牛肉を輸入禁止していました。BSEが危ないという理由です。
おっしゃるとおりアメリカ人はそれを食べているわけで、しかも報道されている範囲ではアメリカで病気になった方、亡くなった方はいないようです。
ちょっとニュアンスは違いますが、日本での食中毒はどうかといいますと、次の通りです。
食中毒死者そのうちふぐによる死者
2000年4人0人
2001年4人3人
2002年18人6人
2003年6人3人
2004年5人2人
02年は病原性大腸菌で大騒ぎをした年でした。
食中毒のなかでふぐの死者が多いからふぐを禁止しろという話は今までありません。食べる人が危険を認識してそのwillで食べているからでしょう。もちろんふぐの調理免許など国も安全についての規制もしています。
BSEは食べる人が明確な意思を持たずに、知らないうちに食べるから危険であるという理由で禁止されてきました。今ここで、BSEの危険性について議論するのは省きます。
私の言いたいことは、それに比較しての問題です。
韓国のキムチは寄生虫卵が入っていると韓国でも大騒ぎになりました。それは事実でした。でも日本では輸入規制をしませんでした。
中国の野菜の多くは日本で禁止されている農薬や重金属を含んでいると報告されています。それは事実でした。でも輸入規制はされていません。
寄生虫や農薬あるいは重金属は明確に危険です。
私はそういった中国や韓国におもねる日本の厚生労働省の規制を揶揄しているだけです。
もしYoshさんがアメリカの農務省を動かして、日本に中国の野菜、韓国のキムチの輸入規制を求めるなら歓迎です。アメリカにとっては自国の農産物の危険性より韓国や中国の農産物の危険が大きいのに規制しないのは、不公平であり貿易障壁であると主張すべきです。
ということで私の趣旨が伝わりましたでしょうか?
来年もまたよろしくお願いいたします。




SLEEP様からお便りを頂きました(06.01.14)
寄生虫と狂牛病について
はじめまして。
韓国キムチの寄生虫騒動ですが、毎日はこんな狂ったことを書いていたんですね。じゃあなぜオマエラはあんなにアメリカ産牛肉輸入に反対するのか、と。
実際はアメリカ産牛肉で狂牛病(正しくは変異型BSE)に感染した人間はまだ確認されていませんし、脳や小腸のようなたいていの日本人(アメリカ人も?)なら食しない危険部位を除けば感染リスクはほとんどありません。
アメリカ人からしたらフグを食べるような民族がそんなものに恐怖を覚える方が不思議だとなるんではと思います。
それとTama様ご紹介の東京新聞ですが、あれは大カトー流ですねw
演説の最後には絶対「カルタゴは滅ぼさなくてはいけない」と、それこそ公衆浴場の建設のような議題でもそう発言したとか。また先日は投資ブームについての記事で締めの言葉が「浮ついたブームであり、このような状況は小泉政権の危うさに似ている」とか書いてました。いや関係ないですからw

SLEEP様、お便りありがとうございます。
世の中には危険がたくさんあります。でももちろん危険性に大小があり、対策するにも優先順序というのがあるはずです。 ダイオキシンが危険だと騒いだのはつい最近ですが、ダイオキシンの濃度は20年以上前から減少していたそうです。
狂牛病も危険だし、ふぐも危険だし、中国さん野菜も危険だし、キムチにも寄生虫がいて、食の安全を確保するのも大変ですが、対策には優先もあるでしょうし、また政治的に対策を決めるのもおかしいですよね。
冷静に客観的に危険を見極めて、規制して欲しいと思います。


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