ななし様よりお便りをいただきました。(2003.12.08)
第7条について
まずは、本文の誤記の訂正をお願いします。
「しかし、今だか『っ』て天皇陛下が『交付』されなかったのは憲法改正であります。」(『』の中です。)
ご存知かと思われますが、衆議院の選挙は「総選挙」、参議院の場合は「通常選挙」と呼ばれます。国会法第2条の3に書いてあります。
本題ですが、衆議院の場合は、戦前から存在していたので、昭和22年4月25日に行われた戦後初の総選挙は、回次は「第22回」となって戦前までの回次を引き継いでいます。第1回の総選挙は調べましたが、1890年(明治23年)7月1日に行われたとのことです。
あと、過去に衆議院と参議院とで同じ日に行われた選挙は、中曽根内閣時代の昭和55年6月22日に行われた一件のみで、それぞれ回次は、衆議院が「第36回」、参議院が「第12回」になります。このときは、「同時選挙」と呼ばれて、総選挙とは呼ばれていないのではないかと思います。(なにせこのときは、私は生まれたばかりでしたので。)
結局、『衆参総選挙』は今までもこれからも無いかと思います。
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