・バッテリー交換 (戻る)
購入後セルモータの力が弱くなり、充電してもあまり状態が変わらなかった。
これが、レンジオーナがいう「バッテリがすぐ駄目になる」事かと思い、これ以上の充電を諦め、国産のバッテリーに交換した。ちなみに充電しても元気にならないバッテリーは「ACデリコ」、交換するにあたり、取り付けられるバッテリーに合うサイズがあるのか、知り合いの自動車電機店に確認。常備在庫でGS(当時)の115D31Rの在庫があると言うことで、すぐに持ってきてもらった。
交換して既に2年半が経つが、バッテリー弱りなど、今のところは何ら問題無い。 |
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・エアーサス交換 (戻る)
レンジを購入後時間が経つと自然に前下がりになり、エアサス制御が「カチカチ」と上がり下がりしていた。
まだ、エア漏れで完全に使えない状態では無かったが、いずれこの先大きな故障に繋がる不安は隠せないため、社外品(Arnott)のエアサスをアメリカより取り寄せて交換した。
しかし、レンジの各先輩方も言うように、Arnottは耐久性に問題があり、フロント側左のエアサスが突然パンクし、使い物にならなくなった。現在はフロント側のみ、純正のOEMであるダンロップ製の物に交換した。 (出先でパンクして懲りた。以降予備を常備している)
画像等はこちらにアップするが、交換手順などは色々なHPに出ているので割愛する。 |
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・HID取り付け (戻る) |
ヘッドライト外側というのか、H4バルブの付いている側のバルブをHID化した。
HIDはRAYBRIG(スタンレー)製のもので、取り付け自体はさほど難しいものでは無かったが、ヘッドライトのバルブを保持する金具が取り付け辛かった。
また、HI/LOともに正常作動するが、HI点灯時にバルブ切れアラームが発生するため、HI/LOコントロールリレーのある部分にレジスター(数Wのセメント抵抗)を挟み込みアラームキャンセルを行った。
レンジローバはバルブ切れを通電もしくは電流値でCPUが計測しているようで、抵抗を挟んだ所、見事にキャンセル出来た。
一般にアラームキャンセラーとか結構高額で販売されているが、原理的にはH4バルブのフィラメントに流れる電流(通電)計測しているだけなので、ダイオードで規制され動作しているリレー部分にレジスタを割り込ませれば良いだけ。秋葉原で適当なセメント抵抗などの高容量のもので通電部分を作れば500円でおつりが来る。 (少なくてもBeCMは騙すことが出来た) |
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・フロントウィンドスクリーンの異音 (戻る) |
高速道路を走行中にウィンドスクリーン周辺から振動?ビビリ音?が発生した。暫くは場所の特定が出来ず、とりあえずはエンジン振動から来るものと断定して、あれこれとボディー関係の部品などを取り外して部品を吟味し原因の特定を行っていたが、一向に問題が解決せずに時間が過ぎていた。
ある日、雨の日に限っては、スピード、エンジンの振動に影響なく異音が出ない事が判明し、原因の一部としてエンジン振動は関係ない事が判った。
エンジン振動が異音の原因で無いとすると、高速道路で残る要因としては「風」と断定。
風が異音を起こすとしたら、「風鳴り」であり、風で振動を起こしそうな箇所に、板金塗装用の大きなマスキングテープを貼り、少しずつ原因を追い詰めて行った結果、ウィンドスクリーンの上側にあるウィンドスクリーンアッパフィニッシャ(モール)とボデーのほんの僅かな隙間が出来、そこに圧の掛かった風が通過する事で、フィニッシャがハーモニカの原理で振動している事が判明した。
原因の特定ができたものの、このパーツ交換は、技術的にも部品的にも単純交換が出来ないと判断して、付き合いのある板金工場経由で、自動車ガラス店に外注して部品交換と更に今後のフィニッシャが経年変化を起こしても異音が出ない様に恒久対策を実施。修理完了した。
自動車ガラス店の職人曰く、ガラス業界ではP38のレンジでは何件も同じ事例が有るとの事。
業界では情報共有が出来ているらしく、新しいフィニッシャ取り付けの際に風鳴り防止のリペア方法も、事例にあったとの事。 早く相談すればよかったと、少し後悔・・
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フィニッシャに隙間が出来る |

高速で風圧が上がるとフィニッシャの隙間を空気が通過しハモニカの様に振動する |
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・純正メガネケース取り付け (戻る) |
過去に乗っていたディスカバリーの運転席頭上には、運転席にも関わらずアシストグリップが着いていた。
今回乗り換えたレンジローバの運転席頭上には、単なるメクラ蓋が付いていただけで、何となく「無いのか・・」と思っていたが、ローバコネクションにオプション品があったので取り寄せた。
私は視力が悪く、サングラスも度付きのもので無ければ全く運転できない状態になるので、サングラスと普通のメガネを取り替えるのに便利なケースだ。
この手の親切装備はオプション品でなく、純正扱いにすれば、ユーザーにも喜ばれる装備だと思うのだが。
取り付けに関してはメクラ蓋を外し、ネジ4本。 ネジはポジドライブ |
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・ピラートリム張替え (戻る) |
私のレンジは2000年登録ではあるものの、MYは1998年であり、後期型のピラーではないため、糊に植毛の様な生地で熱と経年によってボロボロに剥げてしまった。ある時、衣服に剥げた植毛が付いており、修繕を行った。
各ピラーを取り外し、マジックリンなどの洗剤で植毛を浸し暫く待つと簡単に古い植毛は取れてしまった。
新しく張り替えたのは、CAR DIYなので売っているシール式の人工皮革。多少は安っぽいものの、前の植毛の様に剥げたみすぼらしさは無くなった。一応は満足。 本当はアルカンターラとか入れたいけど、自分じゃ出来ないだろうなとか思っている。 |
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・Cマフラー交換 (戻る) |
排気音がアメ車のように「ドロドロ音」が出始め、最初はあまり気にならなかったが、次第に音が大きくなりエキパイのフランジか、テールのタイコかと思っていたが、リフトに上げて点検したところ、センターの消音機に錆び穴が出来ていた。
何となく部品代が高そうな感じがして、最初のうちはバンテージでも巻いてその場しのぎしようかと考えたが、部品の見積もりを取ると3万ちょっとで買える事がわかり、即交換した。
フランジのボルト部が熱で焼きついてしまい、インパクを使わないとボルトが外れなかった。 (画像ありません) |
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・FRブレーキロータとパッド交換 (戻る) |
Discoveryの時もそうであったが、ランドローバは車重があるためブレーキには相当な負担があるらしく、パッドの減りは早い。
走行が500000kmを超えたため、点検してみるとロータに深いスジがあり、フライスも考えたが今後の事も考慮に入れ、パッドとロータを全交換することにした。
パッドとロータは社外のEBCを入れた。
ロータは大きなポジドライブで固定されているので、一番大きなポジを購入した。メタルヘッドでは無かったため、叩くのは気を使う。
ハブの中心部分に錆があると、ロータはハブから抜けてくれない。その場合は、どうせ古いロータは捨てるのだから、ハンマーで均一に叩き少しずつせり出させて抜き取る。外れたら、ハブ部分はベルトサンダー等で綺麗に錆をとり、スレッドコンパウンドを塗布しておくと良い。
ブレーキパッドについては、DISCOの友人が「EBCはブレーキダストが少ない」との事だったので、EBCを購入。鳴き止めのため面取りして組み込み。 パッドの材質の違いか、レンジでは普通にブレーキダストが出る。 効き味には不満は無い。 (画像ありません) |
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・オルタネータOH (戻る) |
レンジ購入から1年後エンジンルームから「ウィーンガラガラガラ」と異音が発生。友達の居る整備工場へ行き、自動車用の聴診器を借りて、異音箇所を探ってみたところ、オルタネータから発生していることがわかった。
オルタネータの異音は、多くの場合スリップリングかベアリング不良の為、とりあえずはばらしてみる事とした。
分解したところ、スリップリング側のベアリングにガタがあり、予防整備の為、稼動部分は全て交換することにした。
ベアリングの内径外径をノギスで測定し、国産のNTNを注文した。
NTNは自動車修理工場や通販などで買えるので、自分で探してください。
ベアリングの取り外しには、特殊工具のベアリングプーラが必須なので、借りるなり買うなりして下さい。探せば安いものもあります。
ブラシに関してはDIYセンターの電動工具・保守パーツにあるカーボンブラシを現物あわせで購入し交換した。 元のものより短い感じはするが、買える事がわかっているので気にしないでいる。
消耗品の交換を行い、異音は消えて電圧もちゃんと出ている。
オルタのO/H後にベルトの暴れ(テンショナー)が気になったので、テンショナーのプーリを外し分解した。ベアリングを交換しようと思ったが、一体型なので断念。ベアリングのシール部分を分解し、古いグリスを洗浄。新たにリチウムグリスを封入したところ、スムーズに回りテンショナーの暴れが消えた。
ベルトも手持ちの新品に予防交換した。 |

ベアリング部分に到達するためには大容量の半田ごて(コテライザーなど)で半田部分を取り外す必要があります。
(失敗すると元には戻れませんので自信の無い人はリビルトに出すか、諦めて新品を買ってください) |
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・バルブブロック&コンプレッサーOH (戻る) |
前に交換した前後のエアサスで暫くは安心していたが、時間が経つと前下がりの傾向があり、バルブブロックをO/Hすることにした。
Oリングは海外のサイトで手に入れることが出来るが、最近では国内のオークションで簡単に手に入るため、時間と手間を考え国内オークションから購入。
O/Hの手順は海外のサイトを参考に行った。手順や注意点はサイトの通りに従って進めば問題ないが、念のためOリングを組み込む際にラバーグリスをOリングに薄く塗り組み込んだ。
また、同時にエアコンプレッサーのピストンリングとOリングも交換しO/Hした。こちらの作業も同様の海外サイトを参考にした。
念のためドライブボックスもLP60Dモデルの解体車から外した予備品に交換
パーツに関してはバルブブロック同様、国内のオークションで簡単に手に入れることが出来る。 (O/H手順等は他のサイトに沢山あるので割愛)
※参考サイト Range Rovers http://www.rangerovers.net/ |
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・ABSセンサー交換 (戻る) |
メッセージコンソールにABSとETC(トラクション)のエラーを示すメッセージが不定期に出るようになり、インターネット上に同じような事例が無いか探したところRange Roversに同じような現象と対策が出ており、それに従ってみた。
が、結果としてはエラーは消えなかった。
これ以上は診断機でBeCMのステータスを読み込み判断しない限り、手探りも無理と感じ、ローバ八王子サービスでテストブックにかけて調べてもらった。
診断料金は、以降、修理に出す約束で一般的に言われている価格よりも遥かに安く診断してもらった。
テストブックの結果、ブレーキブースター内のインレットソレノイドが不良と判明した。
交換したABSセンサーは、交換前のものも正常に動作しているため単なる予備品となってしまった。
ABS問題の、ブレーキ修理は次の項目へ続く。 |
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・ブレーキブースタ&ABSポンプ交換 (戻る) |
ABS/ETCのエラーに始まり、原因がブレーキブースタ(STC2778)でディーラで交換した場合、部品代だけでも軽く40万円を超えると言われた。とりあえずその場では修理を頼まずに、何とか自力で解決できないか模索していた。
最悪の場合でも、ABSが効かない単なる普通のブレーキに成り下がるだけなので超緊急性は無いものと思っていたが、乗っている本人にとっては動くものが動かない気持ちの悪い日々が続いていた。
ブレーキブースタ本体はWABCO(ウェスチングハウス)のユニットなので、海外でリペアしている事例は無いかと色々検索してみたが、丸ごとの交換事例は有るものの、中身のソレノイドの部品販売やブースタを分解しているものすら検索では出てこなかった。
単体でのO/Hは諦め、解体パーツから部品を調達するしか安く上げる方法が無い・・とインターネット検索したところ、運良くレンジの解体車を見つけ問い合わせした。かなり良心的な安い値段でブースターとポンプを提供してくれた。
ちなみに、解体車は同年式のもので程度はまぁまぁであるが、オークション相場よりは遥かに安かったので、即購入。
部品が到着するのを待ち、約束していたローバ八王子サービスでスワップしてもらう事となった。 (工賃もかなりお値打ちで)
パーツの取り外し時に、オートクルーズと連動しているブレーキスイッチの取り付けツメを破損してしまったため、これも交換してもらった。
今回の交換時にアキュームレータは手持ちのスペア新品に交換してもらった。
この作業にて、ABSもETCも復旧。ディーラにこの重整備を全て任せたら、おそらく50万は超えてしまうだろう。恐ろしい。
WABCOもリペア用のソレノイドか、自動車用のリビルトやってくれたら良いのにな。 |

STC2778
WABCOがユニットを供給している。WABCOはWestinghouse Air Brake Companyの略。
ウエスチングハウス系ってあの原発の会社かな? |
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・ETC取り付け (戻る) |
色々な所要で高速道路や首都高速を利用することが多く、今まではETCカードを料金所に手渡して清算する(キャンターはETCを装備していた)方法が煩わしく、レンジにもETCを取り付けることにした。
ハードの選定においては、利用料金を目で見て確認できるタイプが良かったので、三菱重工のMOBE-450を購入した。ゲート通過時は、音声と同時に表示パネルに料金を表示してくれる。聞き逃しても目で確認できるので、とても便利。
またアンテナも分離型のため設置レイアウトも不自由無い |
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↑表示パネルはルームミラーの上に取り付けた。 表示パネル右側がETCアンテナ |
↑見えづらいが運転席ハンドル下に本体を取り付け(緑のLED) |
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・アーシング (戻る) |
アーシングというと、大袈裟なキットやどこぞのプロショップに施工してもらったようなイメージがあるが、私の場合は、廃棄した大型サーバの筐体アース線を廃品利用して、かねてから気になっていた箇所に追加した程度。
まず、オルタ本体はブロックへしかアースしていない点で、マイナスは鉄やアルミのボデーを通してしか伝わらないため、アース線を追加した。
アース追加後、カーナビのメンテナンスパネルの電圧で見る限り電圧は今までより高めに推移し安定した。
アース配線がかなり良いものなので、圧着端子も日立モバイルの大電流に使う良いものを入れた。
アーシングは「ふむなるほど」というものや、オカルト的なプラシーボ効果みたいなものまで様々。
自分で理屈を良く考えてやったほうが良いと思う。 |
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↑オルタの取り付け部分に丸型圧着のアース線をつけ、レンジ標準のアース集合箇所に落とす。そこからバッテリマイナス端子へもアース追加。
レンジはセンサーが多いので怪しげな箇所には誤動作対策として効果があるかもしれない。 |
↑オルタの取り付けボルト部分から、ヘッド系の電装部分の通りを良くする為、プレナムチャンバーの六角ボルトに1本。そして、左側のレンジ共通アース部分に1本追加。
ABSのポンプやブースタ、エアコンプレッサーにもアース線を通してやると効果があるかもしれない。 |
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・テンションプーリー (戻る) |
オルタ関係のO/Hで一区切り付いたかと安心していたが、数ヶ月過ぎた後に、エンジンをかけたままボンネットを開けると「ゴトゴト」と言う感じの低い異音と共に、テンションプーリーが暴れていた。
ランドローバのV8エンジンはテンションプーリーが弱く定期的に交換が必要だと言われるが、どうやらテンションのバネのヘタリがあるようには思えない(ベルトを外すときに特にヘタった感じがしない) ので、プーリ本体を外して調べてみた。
プーリー本体は樹脂で出来ていて、ベアリングは本体一体型になっている。
つまり、ベアリング単体での交換は出来ない構造になっていた。
ベアリングのシール部分には「KOYO」と文字がプレスされおり、光洋精工が (光洋は今のJTEKT) 製造に絡んでいる事がわかった。
KOYOのベアリングは結構色々な物に使われていて、ベアリング本体のシール部分を剥がして、グリスを入れ替える等、少々乱暴な事をしても壊れないので、今回のプーリも図の様に分解し、グリスの入れ替えを行った。 グリスに関しては、手持ちのリチウムグリスを封入した。
封入後のプーリを手で回してみると、グリスの粘度で重い感じはするが、最初のような引っ掛かりは無い。
組み戻して、エンジンを始動すると、最初のような振動や異音は消えた。
つまり、定期的にテンションを交換(2万〜3万)するのでは無く、定期的にプーリーのベアリングにグリスを詰め替えてあげれば、バネがヘタるまでは経済的に再生が出来るみたいだ。 ※確実に異音は消えスムーズに回る
15mmのオフセットの浅いロングメガネを持っていて、ベルトの交換が自分で出来る人ならば、プーリーのグリス入れ替えは簡単に出来ます。
ショップの受け売りで言われるがままにテンションを交換してしまいそうだが、新しい発見である。
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@プーリを外す。テンションの力はヘタって無い |

A外したプーリ。シールにKOYOとプレスされている。手で回したところ、ベアリングに引っ掛かりがある |

B小さなマイナスドライバを使い、シールを剥がした所。シールを曲げないように注意!グリスはカラカラだ |

C古いグリスをパーツクリーナーで全て洗い流してしまう |

Dリチウムグリスをグリスガンで封入していく |

Eたっぷりグリスを入れたところで、ダストシールを戻してく。ゴムのめくれに細心の注意が要る |
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・ショックアブソーバ交換 (戻る) |
純正のショックアブソーバも50000km超え、抜け気味であったが、乗り心地に関してはDISCOで慣れてしまっていたので、差ほど気にせずにいた。
ある時、海外のサイトでBILSTEINが安く売られていたため、通販で購入。
当然、交換は自力で行ったが、リアショックの頭側ボルトが通常のソケットでは合わないサイズのため、自動車工具屋さんでセミディープとエクステンションを購入した。(確か18mm)
取り付け後、暫くしてから後ろのほうから「コツンコツン」と何かが動く音がする。
暫くは場所の特定が出来なかったが、リアショックの頭ボルトと判明。
インパクで活を入れたいところだが、場所が場所なのでブレーカバーで親の敵
ほどボルトを教育。以降音は出なくなった。
乗り味は、より普通の道に適したスタビリティになったと思う。DISCOよりも伸びない足ではこの程度で充分だと思う。長距離でも不満は無い。 |
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・テールゲートワイヤー交換 (戻る) |
ある日テールゲートの上下を開けたところ「ブッツン」と鈍い音がした。
息子が「あ〜〜お父さんひもが切れてる」とワイヤーを指差す。
レンジでもやっぱりなるか・・・と思いつつ、この程度の部品なら新品でなくても品質は同じと、大衆自動車のジャンクパーツを物色。電話で確認を取ると、ジャンク車があるとのことで、その日のうちに大衆自動車へ行き、ジャンク車から自分で取り外し、その場で交換。値段は外しを自分でやったので\500で良いとのこと。良心的な大衆に感謝感謝。
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・純正ナビアップデート&ビーコン取り付け (戻る) |
元々このレンジにはランドローバ純正のカーナビが取り付けられているが、この純正ナビの中身はパナソニックのDV2000シリーズで、周辺オプションが取り付けられると考え、早速オークションで路車間ビーコンを購入。
配線して接続したところ、見事に動いた。
その後、パナソニックが発売したアップデートDVDを購入し、地図とソフトを新しくした。
地図はゼンリン地図が一番見やすいが、まぁ満足できる範囲。今となっては古い機種であるが、モニタをこのままに新しいハードに交換するのは無理なのか・・本体だけHDDに・・ |

純正パネルはウッド。リアルか
フェイクかはよくわからない |

矢印右側がビーコンアンテナ、
左側ピラー横はGPSアンテナ |
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・エアコンブックマーク! (戻る) |
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ついに恐れていた定番ものの、エアコンブックマークが点灯。
フラップモータか?ブレンドモータか?手順は・・分解は・・と頭の中をよぎる。世の中のレンジ乗りには「悲しいお知らせ」「お財布のマーク」とか呼ばれているが、 自分には銀行通帳に「!」マークが付いている様に見える。
私のレンジの場合、常時ブックマーク点灯ではなく、エンジンをリスタートさせると消える。冬の寒い日に多く出る。エアコンの冷風やマニュアルの温度調整は出来たので、何が悪いか想像出来ないまま、時間は過ぎていた。
ローバサービスでテストブック診断してもらったところHEVACからヒータコアセンサーのエラーを出しているらしい。
パーツ代も3000円ちょっとだったので、交換し事無きを得る。 ブックマークだけでも数種類の故障があるので、ステータスをパネルに表示して欲しいって思った。
※海外の情報によるとプジョー406も同じブレンドモータを使っているらしい。ピンコンタクトについては不明 |
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・ルームミラー交換 (戻る) |
これもレンジ乗りには定番のトラブル。
レンジローバの防眩ミラーは液晶に通電しミラーそのものの透過率を変化させるタイプで、この液晶を封じ込めている部分が、熱等により経年変化を起こし、液体を外部に漏らしてしまうもの。
この液晶は、内装のダークグレーの樹脂部分に対して強い侵食性があるため、塗装を犯してしまう。
自分の場合、発見が早くナビパネルのウッド部分に少しだけ液漏れしたが、ウッド塗装は分厚いクリア塗装ベースがあるので、何とか被害は最小に留まった。
ぬれた雑巾で軽く拭い去ると、比較的綺麗に戻る。
ミラーは同じものに交換した。(またいつか・・) |
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・ヘッドライトワイパーモータ交換 (戻る) |
レンジローバのヘッドライトにはワイパーが付いている。この動作はライト点灯時にウィンドスクリーンのウォッシャーを作動させた時にのみ動作する仕掛けになっている。
たまたま左側のみヘッドライトワイパーが変な位置に止まっている事があり、点検してみると、正常に動かないで、最後の動作が終わる途中でさぼってしまう。 手でちょっと押してあげると元に戻る。ランプサポートごと取り外し、分解して調べてみると、モータの内部の電気接点に問題があるようで、内部のグリースもパッキンから外部に染み出ていた。
モータ自体を交換し、正常復帰。ついでに左右のヘッドライト内部を洗浄し綺麗にした。DISCO時代にも同じ洗浄を行った事があるが、HID化してあるので、更に見た目のライトは明るくなった。 |
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・ルームランプ考 (戻る) |
レンジローバの室内は室内天井3箇所、足元3箇所、ドア4枚下部に両口金タイプの12V5Wの電球が多く使われている。 (フロントの室内灯は10Wかもしれない)
たまたま、右後ろの電球が切れたため、近くのカー用品店(オート××)に行ったが、このタイプは10Wの物しか置いてなかった。ちなみに国産メーカである。
最初から付いていた電球はフィリップス製の5Wタイプ。仕方なく10Wのものを買い交換したが、夜になりその違いに愕然とした。 明るすぎるのだ。例えるならば便所の100W。不必要に明るい。 これが嫌になり、別のカー用品店(スーパーオート××)でフィリップス製の5Wを見つけて、電球を6個購入した。
元々付いていた5Wの物は明る過ぎず、かといって暗過ぎず、ちょうど良い雰囲気なのである。夜のお店のムーディーな間接照明に近いかもしれない。レンジはこんな所まで拘って設計しているのか・・
と関心したのだが、昨今はこの電球をLED化し、蛍光灯の様に白色で明るくする傾向があるが、車の中を通勤電車の蛍光灯の様に真っ白に明るくして何を見るのであろうか・・
ムードも台無しだし、明るいにも時と場合があると思う。 LEDによる明るくする改善は私には理解できない。(せいぜいマップランプの照度アップ位か・・)
設計者の思想と意思を尊重したいと思った。 |

5Wタイプを見かけたら余分に予備品を買っておく事をお勧めする。何処にでも有りそうでそうでもない。
最近の工業品質はフィラメントの寿命さえ均一化しているので、切れ始めたら次々に玉切れとなる。
バルブ切れは運が悪いのでは無く、フィラメントの寿命到達であり、同じ時間だけ点灯したフィラメントは遅かれ早かれ同じ様に寿命を迎える。 |
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・内装関係 (戻る) |
内装関係はウッドパーツを増やしていきたいが、既に新品はディスコンと言われており、オークションなどで運良く落とせたものだけ。
シフトレバー、サイドブレーキレバーはLP60Dの革巻のボタンがメッキになったものに取り替えた。
シール式のものは曲面処理が丁寧に出来ておらず、フェイシアやカービ等のパネル全体を覆わない。あくまでも前面上部に貼るだけで痛々しく感じ、安易にやらないことにした。
手に入るものからウッド化していく。 |
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純正のナビパネル付きウッドフェイシアフェイクかリアルかはわからない。質はわりかし良い |
リアルウッドのカービボックス、ウィンドスイッチパネル。シフトノブ、ハンドブレーキはLP60Dのレザータイプ。 |
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・外装関係 (戻る) |
外観上は純正のバイザーとサイドステップだけ。
サイドステップは子供と年寄りが乗り降りするので付けている。
あと、解体屋さんでオマケに貰ったリアゲートのメッキボタンに付け替えた。
そのうち、純正のルーフラックは欲しいと思っている
元々のデザインが良い車なので、変に社外パーツでゴテゴテと外観を崩したくない。
18インチは乗り心地が悪くなるので今の所やらない予定。 |
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・アンサーバック設定 (戻る) |
レンジローバでもMY96あたりまでは、リモコンでキーロックと解除を行うと、ハザードが点滅する。私のMY98ではBeCMの中身が違うらしくリモコン操作を行っても、ハザードの点滅はしない。
これも、BeCMに対して設定できるとか出来ないとか噂があり、ABSの故障のときにローバー八王子サービスでテストブックに設定項目が有るかどうか調べて貰ったところ、項目無しとの事。 テストブックでは設定できない事がわかった。
ディーラ系では殆どがテストブックなので、違うテスターを持っているLAYBRICKさんに問い合わせたところ、テスタはAutoLogicとの事で、設定可能と回答を頂き、BeCMの設定変更をやってもらった。 リモコンでキーロック操作したとき、車から離れた場所だと、ハザードの点滅でロックの確認が出来るので、とても便利である。 ※画像無し |
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