SqueakでWikiをたちあげよう!!


Wikiとは

概要:

Webコンテンツの編集、追加をすべてWebブラウザ上からインタラクティブに行なってしまう魔法のようなツール。それがWikiです。

Webブラウザ上から直接に、コンテンツの更新、追加を次々に行なっていくことができます。

掲示板は、特定トピックについてのページが縦につながっていくだけなのに対しWikiは、ユーザが自由に新たなページやリンクを動的に追加していくことができ、横への広がりをサイトに持たせることが可能です

コンテンツはデータベースで管理され、最近編集されたコンテンツの一覧、キーワードサーチ、特定ページの逆参照の検索などの機能も提供しています。404 File Not Foundは完全にサイトから根絶されます。

派手なコンテンツを作成するというよりは多人数で特定知識の共有や、ブレーンストーミングを行なうときに非常に大きな威力を発揮します。

由来:

もともとは、(あの)Ward Cunninghamが発明したものです。

自分のところのサイトhttp://c2.com で 使用しているのはもちろんのこと、様々な大学、研究機関で、Web上のグループウェアとして使われています。

Wiki本:

Wiki使用サイト例:

Swikiとは

もともとのWikiがPerlのCGIスクリプトなのに対し、SwikiはSmalltalk(Squeak)で実装されています。

Swikiを使う理由:

SwikiはPerlのスクリプトに比べて、より柔軟性を持っています。

SwikiはSqueakの上のWebサーバプラグインとして実装されています。 PWS, ComancheといったSqueak上のWebサーバは、Wikiに止まらず様々なアクションを容易にPlug inできるように設計されています。通常のWikiがCGIスクリプトの範疇を超えられないのに対し、Swikiであればそれ以上の拡張が考えられるわけです。

また、インストールなどがしやすいこともお勧めできる理由です。この気軽さで、本家をしのぐ勢いで使われ始めています。

Swiki紹介サイト:

Swiki利用サイト例:

Swikiインストール手順:

SmallWikiとComSwiki、元祖Swikiのインストール手順を載せておきます。

何はともあれインストール:

Swikiに関する論文

Mark Guzdialさん (Swikiの作者)が以下のような論文を書いています。CollaborativeなWebサイトとはどのようなものなのか。コンセプトを理解したい方はどうぞ。

CoWeb:

 


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