Keisuke Hara - [Diary]
2001/08版 その2

[前日へ続く]

2001/08/11 (Sat.)


2001/08/12 (Sun.)

11日土曜日。午後にインフラ屋のN氏が訪ねて来て、 夜は西木屋町の居酒屋で食事をする。 さらに執事の紹介で祇園の某バーに行く。 眼鏡をかけたやけに背の高い綺麗な(多分)女の子が、 白シャツ黒エプロンの正装で手伝いをしていて、 客に「最近は男の子でも綺麗なのがいるねえ」 「彼女はいるのかい」などとからかわれていたりして、 なるほど執事好みの店である、さもありなんと思ったことであった。

12日日曜日。 午後は自宅で過して、夜はまたN氏の接待をする。 某、和食の店で夕食をとり、 その近所のCafe Rxxxxx の上階にあるバーに移動。 ウィスキーとカクテルを軽く三杯づつくらい飲んで帰宅。 それぞれに明日からは死ぬ気で働きます、 (と言うより、それくらい働かないとマズイです) と誓いあっておひらきにする。


2001/08/13 (Mon.)

早起きして、少しばかりチェロをさらって、 午前は膳所でチェロのレッスン。 午後から今まで原稿書き。もちろん、これからもである。

いつの間にか戦慄のネットワークインフラ屋N氏が消えていたが、 おそらく大阪の某所で行なわれている毎年この時期恒例の 全国規模の高校生の玉遊びのインターネット中継を支えに行ったものと思われる。 試合は明日も明後日もまだまだ行なわれ続けるので、 インフラを支えるN氏の苦労がしのばれるが、 今は人のことを構っている余裕はないのである。 遠い空から御無事をお祈りしています。

そのN氏から聞いた話。今考えると何処が可笑しいのか謎だが、 聞いた時はひとしきり笑った。 N氏の知り合いの某氏がタイ旅行に行った。 タイは結構日本語が流行っているらしい。 それはともかく、日本人観光客はカモであるから、 街を歩いていると日本語で声がかかる。 「ヤスイヨ、ヤスイヨ。オニーサンヤスイヨ」。 その方は旅慣れている方で、それを無視して通り過ぎたのだが、 その背中にタイ人が小さな声で寂しげにつぶやくことには、 「ユメノヨウ…」。 いったいあれは何だったのか、というお話。

しばらく自宅で馬車馬のように働きますので、 日記に書くべきことはほとんどないと思われます。 次回更新は来週の月曜日ということで、 このページは夏休みに入ります。


2001/08/14 (Tues.)


2001/08/15 (Wed.)


2001/08/16 (Thurs.)


2001/08/17 (Fri.)


2001/08/18 (Sat.)


2001/08/19 (Sun.)


2001/08/20 (Mon.)

一週間、がりがりと原稿を書いていたが、 予定ほどには進まなかった。 今から締切を少し延ばしてもらえないかと、 言い訳を考える毎日である。

ずっと家にいたので何の事件もなかったが、 強いて言えば、かつて話題になっていた「やまとなでしこ」 を再放送でまとめて見られたことくらいだろうか。 数学を挫折した人の話と言うのは身につまされるので、 ドラマの本筋はともかく、しんみりとしながら見ていた。 マックス・ウェーバー「職業としての学問」にもあるように、 学者にとって自分が職を得た時の前後の事情は大抵、 あまり愉快でない複雑な想い出をともなうものなのである。

ところで、中原欧介の専門は微分幾何っぽい 四次元トポロジーってところだろうか。 一瞬、論文の題名が映ったのだが読み取れなかったので、 定かではないが。 それはともかく、いくら独立事象じゃないからって、 その計算では競馬に勝てないぞ、欧介。


[後日へ続く]

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Keisuke HARA, Ph.D.(Math.Sci.)
E-mail: hara@theory.cs.ritsumei.ac.jp
kshara@mars.dti.ne.jp (for private)

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