Keisuke Hara - [Diary]
2003/05版 その2

[前日へ続く]

2003/05/11 (Sun.) X-308

少し寝坊した。朝は「確率解析」を読む。 Wiener 汎関数の定める分布の滑かさの章を終へて、 いよいよ次からはこの本の最終章にしてメインディッシュ、 Hormander 型の準楕円性の問題ヘの確率論的アプローチ。 昼食は梅炒飯と赤ワイン。 午後は烏丸に珈琲豆を買ひに行き、 ついでに珈琲を飲みながら論文を読む。 これはちやんとフォローした方が良ささうだ。 スーパーでバジルの葉が安かつたので沢山購入して帰宅。 夕方帰宅して少しチェスの勉強をし、 夕食はだし巻き、冷奴、葱と油揚の味噌汁。 夜はチェロを弾いたり。 バジルでジェノヴェーゼ・ソースを作り、明日のお弁当の仕込みをして、 今日の業務は終了。


2003/05/12 (Mon.) X-384

朝 8 時起床。 おむすびのお弁当を持つて出勤。 午前中は Williams の翻訳について Y 田先生と打ち合はせ、 さらに別件でもう一人の Y 田先生と打ち合はせ。 慌ててお弁当を食べて、正午からは修士の自主ゼミ。 エクセンダールを読む。伊藤積分の定義へ。 続いて、卒研 A チーム。色々な離散分布。 幾何分布、負の二項分布、ポワソン分布など。 続いて、卒研 B チームの Dym-McKean ゼミ。 ギブスの現象、等周不等式、Jacobi の等式など。 今日の卒研は A, B チーム両方とも、 私には大変勉強になつて良かつた。 ただ、一般二項定理と言ひ、Jacobi の等式と言ひ、 その持つ内容が非常に深いので、 力不足で十分なコメントが出来なかつたのが残念だ。 どのゼミも学生側の耐性を見つつ、 徐々にディシプリンを厳しめに移行しつつある。 いずれは殺し屋ゼミに…

ゼミをやつてゐて不思議に思ふのは、 僕もついこの前(?)までは今と逆に黒板の前で、 先生に怒られては立往生したり、 後で一人ひつそりと可憐に悔し涙を零したり してたのになあ…と(笑)

帰宅は 8 時頃。 ジェノヴェーゼ・ソースで適当にパスタを作り、簡単な夕食。 白い皿に緑色が爽やか。 爽やかと言へばそろそろ素麺の季節だ。嬉しいなあ。


2003/05/13 (Tues.) X-494

朝は「確率解析」の勉強。 昼は「確率過程論」。伊藤積分のマルチンゲール性、 伊藤の公式など。 伊藤の公式を証明すること自体はそんなに難しくないが、 深い数学的内容を内包してゐて、 こればかりは時間をかけて色々なことを知らないと分からない。 私も昔、学生の頃、同じやうなことを先生に言はれたことがある。 しかし、いまだ完全に分かつたとは思はれない。 続いて「計算機数学続論」。指数、平方剰余など。 続いて、W 辺先生、Y 田先生とともに来年度の 国際シンポジウムの第一回打ち合はせ。 続いて、M ゼミ。多次元ブラウン運動の再帰性。 少し雑用をして帰路につく。 帰宅は八時頃。だし巻き卵を作り、 冷やしておいただしを薄口醤油と味醂で割つたつゆに、 生姜と九条葱で二把ほど素麺を食す。 料理は練習すればするほど確実に上手になるから良い。 だし巻きのことです。夜はチェロを弾いて心を癒やす。

帰宅するとキッチン兼の居間に、 カサブランカだらうか大輪の百合が生けてあつた。 執事が会社からの昼休憩がてらメンテナンスに来たらしい。 最近、生活に潤ひを与へるためと、 執事がカーネーションを買つてゐたのを見て、 「私は百合が好きだな」と言つたのを殊勝にも覚へてゐたのであらう。 月末の精算に生花代を計上するやうに、言ひつけておかねばいけないな。


2003/05/14 (Wed.) X-516

朝は Malliavin 解析のノート作りをして、 午後は「積分論I」の講義でスタート。 可測関数、単関数による近似など。 少し年配の学生が聴講してゐるな、と思つてゐたら、 経営の先生だつたやうで、 講義の後に挨拶に来てくれた。統計方面のことが専門で、 ルベーグ積分が勉強したいとのこと。ありがたし。 続いて、修士の暗号ゼミ。平方剰余とか。 発表者はオイラーの公準なんか講義でやつたかだうかも覚へてゐない、 と発言してゐたが、後で K 川先生に聞いたら、 代数の講義でばつちり証明したさうだ。駄目じやん。 続いて、緊急の教室会議までの数分を研究室で待機してゐると、 情報の N 尾氏から内線電話。

「閑?」
「閑と言ふのは、まさにこの今、閑かと言ふことですか?」
「いや、今夜あたり閑?」
「これから緊急の教室会議で、続いて、カリキュラム改訂委員会で、 終了時間のエスティメイトは上から7時です」
「会議に貢献してるとはね(苦笑)。じやあ終わつたら連絡して」
「どこにですか?」
「ずつと研究室で仕事してるから内線で」
「さうですか(苦笑)。」
などと言ふ会話を交わし、教室会議に急ぐ。

会議二つの終了後、N 尾氏とアクロスで待ち合はせて、 京都は三条大橋近くの江戸前風の寿司屋で食事。 久しぶりに本格的な寿司を食べて美味しかつたのは確かだが、 東京のこれはと言ふ寿司屋に比較して、 どこがどう良くないと言葉にはし難いのだが、 何と言ふか…切れ味の面でもの足りなく思へた。 その後、河原町の「味味香」でカレー饂飩で〆めて、 四条河原町より帰宅。やつぱり「味味香」は旨いな。 お寿司も美味しかつたし、 久しぶりにゆつくり話せて楽しかつたです。 また誘つて下さいまし。


2003/05/15 (Thurs.) 読了

八時起床。紅茶を飲んで一息ついてから、即、出勤の仕度。 午前にある学生たちの数学研究会主催のコロキウムを聴講するため。 家を出るまでに数分ほど余裕があるやうだつたので、 数理科学科のホームページの訂正作業を行う。 メイルで担当 TA の K 田君に送る。 5分で済むはずだつたのだが、もう少しかかつたので、 電車に一本乗り遅れてしまひ、 キャンパスに到着したのはコロキウム開始ぎりぎりだつた。 講演は T 山先生による「可換環論の世界」。 どういうことが問題なのか易しく話してもらへて、 すごく勉強になつた。 私はかう言ふ入門的な易しい話を聞くのが好きだ。 研究室で昼食のパンを片手に食べながら、 学科ホームページの英語版の方を訂正。再び、K 田君に送る。 午後は三日間でたまつた事務用を一気に片付ける。 伝票を出し、あれこれの書類を作り、印鑑をどんどん押し、 学生の推薦書を書き、注文してゐた本を受けとる。 時間が少し余つたので、キットカットで糖分を取りながら、 math review を書く。 いつかの会議中に当該の論文に目を通して考へてあつたので、 後は書くだけである。しかも AMS のサイトでは、 その場で直接 review が作成できるやうになつてゐて便利。 TeX で書くと即座に pdf 形式に変換され、 ブラウザの中で完成版まで確認できるのである。これが進歩と言ふものだ。 気付いたら夕方。キャンパスを後にする。 バスと電車の中の読書で、プルースト再読計画完遂。二回目の読了。

夕食は豆腐の卵とじ、納豆、胡瓜の糠漬、若布の味噌汁。 食後は Malliavin ノートの作成。

今日の講演で「シジチー」(syzygy)と言ふ数学用語が出てきて、 それは一体、本来はどう言ふ意味なのか、と質問したのだが、 その場では分からなかつた。 後で、A 井先生がお調べになつた所では、 「(1)正反対で対になるもの、(2)三つの天体がほぼ直列すること、 (3)二詩脚併合」と言ふ意味らしい。 (3)は良く分からないが、詩脚は多分英語の "foot" で、 詩のリズムの型のことだつたと思ふので、 二つのリズムの型を合はせて使ふことだらうか。 しかし、今日聞いた数学用語のシジチーとの関連が良く分からない。 少なくとも上の(1)から(3)のどのイメージとも関係しなささうなので、 もつと根本的な語源から来てゐるのかも知れない。


2003/05/16 (Fri.) 無駄骨・黒いこの三角・シジチー問題

いつものやうに起床。 珈琲を淹れて今日一番のメイルを読むと、 TA の K 田君からサイト更新とサーバ調整作業終了の報告が来てゐた。 昨日私が変更した日本語版の html が全く使へず、 当初の状態から変更作業をして徹夜になつた模様。 助けにならず、申しわけないことをした。 彼は最近、超多忙(いつものこと?)と聞いてゐるので少し心配。 昨日、必要箇所だけ変更すれば良いはずと思つて、 ラインエディタなみの局所的な変更作業を 5 分で行なつて、 確かめもせずそのまま送つたのだが、それは嘘で、 本当は html 全体を読んだちやんとした変更が必要な作業だつた。 それに、IE を通してダウンロードすると、 勝手にソースが改変されるんだねぇ(< …)。

それはともかく、退職した教員の箇所を削除するだけで、 そんな面倒な作業が必要なデザインだと、 いずれにせよメンテナンスに凄く手間がかかることになつてしまふ。 この手の作業は実働は TA の負担になることが多いし、 何か抜本的な解決法はないだらうか。 私自身は学科のサイトなんて、 これ(~kshara) くらいのデザインで十分だと思ふが、世間的にはさうも行かないのかなあ…

その後、朝は来週の講義ノートを作り、 「確率解析」の続きを読む。 午後は Williams の翻訳の編集作業。 Y 田先生の校正を一章分反映して、丁度今、一段落ついた。 月末締切のつもりで最後まで校正したい。 Williams はとても良い教科書であることに異存はないが、 本のデザインがかなり変てこで、TeX での作成に非常に苦労する。 章立てが独特、定理や命題、定義の書き方が独特、 しかも途中で恣意的に書き方が変更されたりで、 工夫のし甲斐のある所が満載。 おそらく著者本人は TeX でこの本の原稿を作つてゐない。 または S 大の O 部君くらい TeX ハッカーかどちらかだ。 普通の人は余白に黒三角(*1)を出さうなんて思ひもしない。 夕食は納豆とか胡瓜の漬物とかあるもので済ませる予定。

もう一つ昨日のフォロー。 「シジチー問題」について。
O 大学の兄弟子、S さんの情報によると、 ユング心理学や細胞生物学でも使はれる用語であるとのこと。 そもそもプラトンに「人間はそもそも完全な球体だつたのだが、 半分半分ずつに分かれてしまひ、 再び完全にならうと今は残りの半身を探してゐるのだ」 と言ふお話があるが、 その原初の球体の状態を "cyzygy" (syzygy, xyzygy) と呼ぶらしく (読み方はシュジュギュイ?)、 心理学や生物学ではその文脈で用いられてゐるらしい。 この意味は、昨日、A 井先生から教わつた語義で言ふと、 (1) の 「正反対で対になっている二つのもの」に分類されると思はれる。 また、T 山先生の新しい情報によると、 普通は英語で cyzygy と言えば、 昨日の語義の (2) の天文学の意味で用いられることが多いらしいが、 数学の世界では主にヒルベルト以来、 環上の同次線型方程式系を表すやうになつたとのことである。 語源はギリシャ語で単にペアリングのことのやうだ。 これでようやく分かつた気がしたのだが、 つまり全て、(原初は一体だつたかも知れない) 異なるものが融合することなのだ。 天体が三つ直列するとその内の一つからは 残りの二つが重なつて一つになるのが見える。 二つの異なる詩のリズムが融合して一つの詩になる。 以上の情報を総合するに、 相反する複数の方程式が組み合はされ融合して完全なものになつて行く、 と言ふ感じで、数学用語のシジチーが生まれたのだらうか。

*1: 余白の黒三角: この Williams の教科書では、 重要な主張が書かれてゐる箇所が、 欄外に横向の(?)黒三角マークで示されてゐる。 三角の数で重要度が表されていて、三つが最大。 ブルバキの「危険な曲り角」よりマシだとは思ふけど。


2003/05/17 (Sat.) パンチェッタ

ずいぶん寝てしまつた。11 時頃起床。 少しチェスの勉強など。昼食は錦糸卵を作って素麺を食す。 午後は Williams の編集作業。 これから一日一章やつても間に合はないので、目標は一日二章。 今日で、第0章から第2章まで終了。 「(確率について)哲学者は我々数学者が正確に述べる所を尊大杜撰に扱つてゐるのに、その故に深い思考だと思はれてゐる」 か…

居間で編集作業をしてゐたら、昨日で既にヘコんでゐるのに、 また執事(月曜 ROM 提出を前に休日も出勤らしい)に、 「IE でダウンロードしたら絶対にソースを目視確認しないと駄目ですよ」 と注意される。

近所でパンチェッタを手に入れたので、夕食はカルボナーラ。 でも既に薄くスライスされてゐたのが不満…

夜はチェロを少し練習して、一時間ほど来週講義する内容をさらう。 「確率過程論」はいよいよ次回で微分を導入して、 Malliavin 解析らしくなつてくるので、準備も楽しい。 私も少しずつ Malliavin 解析が分かつて来た(笑)。 その後、チェスを考える。 ほぼ一年間に渡つて続いてゐる通信戦のトーナメント予戦 の残り 2 ゲームの内の 1 つ。 いつリザイン(投了)しやうかと常々思ひつつも、 良いタイミングがなくてずるずる続けてしまつてゐたのを、 つひに今日リザイン。 ポーン2つ分不利なエンドゲームで余程のミスがない限りドローにならないが、 相手は IM (*1)なのでそんなことはあり得ない。 IM 相手に善戦したと納得しよう…

*1: 通信戦は層が非常に薄いものの日本人が結構、頑張つてゐて、 国際通信チェス連盟の IM が数人ゐる。 GM のタイトルは多分、まだ誰も持つてゐないはずだが、 近い内に誰かがなると思ふ。


2003/05/18 (Sun.) 今日は今年に入つて何日目?

土日はやはり早く起き難いなあ… 9 時半くらいにようやくクロに起こされて起床。 身体に 7 日間のリズムが染みついてゐるのだらうか。 全く恣意的な社会的約束と思はれる一週間 7 日制にも、 実は少し生物学的な(と言ふか天文学的な?)理由があるのかも知れない。 12 進法と約 30 進法と 7 進法が混つてゐるのはあまりに滅茶苦茶だと思ふので、 それがこんなに続いてゐるのは、余程根深い理由があるのだらうか。

さう言へば、「超整理手帳」には、 毎日の欄に1月1日からの通し日数がついてゐて、 すごく便利だつた。 例へば今日、9 月 9 日締切の仕事がふつて来たとしても、 引き算をするだけで正確に何日使えるかが分かる。 そんな先の締切は「大体4ヶ月弱」くらいの認識で良いじやないか、 と思ふかも知れないが、 すぐ正確に分からないものだから「ずつと先だな」 くらいの感じで放置してしまひ、 気付いたら夏休みが終わらうとしてゐるのである。 それもこれもみんな暦のデザインが悪いからだ。(そう?)

昼間は三章分 Williams の編集をして、 Malliavin ノートを少し作成した。 御近所がリフォーム工事のために、 家の前のスペースか駐車場に車を置かせて欲しいと挨拶に来た。 沢山、貢ぎものも貰つて恐縮。 我が家には駐車場もあるのだが、 そもそも狭い路地に家があるので余程小さな車で、 かつ、かなりのドライヴィングテクニックがないと、 使ふことが出来ないと思はれる。 大家さんがこのスペースでもう一部屋作つておいてくれてれば、 と思ふことしきり。 昼食は作業の途中でお腹が減つたとき焼きそば UFO を食べたので(まただ)、 それが多分昼食。 夕食はいつものやうに納豆、胡瓜の漬物、味噌汁などの粗食。 食後はチェロの練習など。これまたいつものメニュだが、 オマケにバッハの無伴奏一番のプレリュードの最後のあたりを ちよつと弾いていい気持ちになつてみたり。

一日自宅にゐると、猫つて本当にほぼ一日中寝てゐるのに感心する。 寝疲れないのだらうか?


2003/05/19 (Mon.) 効用と効用関数

いつものやうに8時頃起床。 珈琲を飲んで、朝は「確率解析」の勉強。 本筋から少し離れて必要事項のおさらいの章。 確率微分方程式の逐次近似のソボレフノルムによる評価など。 京都駅で昼食用のパンを買つて出勤。午前中に少し事務用をして、 正午から修士のエクセンダール自主ゼミ。 部屋がまだ空いてゐなかつたので、 廊下のつきあたりでキャンパスを眺めながら食事を取る。 内容は伊藤積分の定義。続いて卒研 A チーム。 離散的な場合の期待値、分散、相関係数。 続いて卒研 B チーム。ワイル変換の一様分布性、 二階微分作用素と固有関数展開、Green 作用素など。

優れた数学者が (優れた数学者であるが故に可能なのだが)、 重要な概念を本質を失なはない形の易しい例で説明してゐる。 しかし、初学者はそれを読んでも実際簡単なので重要と思はない。 そんなときに、先生が「これは簡単さうだけど、すごく大事で深いんだよ」 と一言コメントする。これはゼミの効用の一つ。

他に、ゼミの最中や移動中にあれこれ他の先生方と立ち話で相談。 6時過ぎくらいにキャンパスでの業務終了。 amazon から届いてゐたチェスの本を車中で読みながら帰宅。 盤上に自分と敵の王様二つがあるだけの盤面で、 このマスに辿りつけますか?と言ふ問題の解説があつて、 その精妙さに電車の中で鳥肌がたつた。 これはまさに数学だが…分野は何になるのだらう? 組み合はせ論的位相幾何?

夕食は自宅で。 葱と油揚とちりめんじゃこと卵で炒飯を作る。 食後の焙じ茶を飲んで、チェロで少し運動をしてから、 Williams の編集作業。2 章分進んだ。 現在、原著で 75 ページのあたり。


2003/05/20 (Tues.) 効果抜群、多忙ダイエット

朝は必要書類などを読んで出勤。 研究室で早い昼食を取りながら、 書類を書いたり、メイルを書いたり、 電話したりで事務用を片づける。 午後は「確率過程論」でスタート。 H 方向への微分、Malliavin の部分積分公式。 続いて「計算機数学続論」。 群や環など簡単な代数でこれまでの所を整理。 講義の後、物理の先生と委員会の仕事でしばらく協議して、 続いて、夕方から M ゼミ。 そろそろ研究らしいことに入らなくてはいけないので、 これからの方針を相談。 今夜は科研費に当たつた若手の激励会があつたらしい。 何をどう激励してくれるのか興味があつたのだが、 多忙のため欠席。

帰宅して夕食は生ハムのパスタ。上出来。 ところで、二三日前から水道水が非常に不味い。 シャワーを使つても匂ひで分かるくらいだ。 とりあへず、一度煮沸すると変な味はなくなるやうで、 料理の味には影響ないが、気持ち悪いことには確か。 水道管が壊れてでもゐるのだらうか…不安である。 夜はチェロを少し練習してから、Williams の編集作業。 原書で 92 ページまで終了。


[後日へ続く]

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Keisuke HARA, Ph.D.(Math.Sci.)
E-mail: hara@theory.cs.ritsumei.ac.jp
kshara@mars.dti.ne.jp (for private)

この日記は、GNSを使用して作成されています。