「Keisuke Hara - [Diary]」
2004/12版 その2


2004/12/11 (土)



2004/12/12 (日)


2004/12/13 (月)


2004/12/14 (火)

三人のペンローズ (chess, science, math)

Barnes の二手プロブレム傑作選の中に、 L.S. ペンローズ作の問題が出ていて、 解説にはライオネル・ペンローズ教授と書かれていた。 さらに、ブリティッシュ・チェスチャンピオンに何度もなった、 ジョナサン・ペンローズ博士の父でもある、と解説されていた。 そして、昨日、 偶然にロジャー・ペンローズの "The Road to Reality" を読み出したら、序文のところに、 「私はチェスに興味を持たなかったが、 両親と兄弟たちには人生の大きな部分を占めていて…」 と言う一節があった。 (趣旨は、だけど自分は棋譜は飛ばしてチェスの本を楽しんでいたので、 読者も数式に恐れず私の本を楽しんでくれ、という感じ。)

ということは、この三人は家族なのか? 確かペンローズ一族は、ベルヌーイ一家のように、 超秀才揃いだと聞いたような微かな記憶があるのだが、 そうだとすれば非常にもっともらしい。 ロジャーがチェスに興味を持たなかったのは残念なような気もすれば、 あるいは人類にとって大変に結構なことだったような気もする。



2004/12/15 (水)



2004/12/16 (木)

数学者は二週間休む (日常, chess, math)

学期が終わったあとの二週間を概ね、 ゆるやかな休暇ペースで過している。 (私はリトルウッドの「数学者の休暇は二週間」説を信じているため。) 大体、朝、遅く起きて翻訳の仕事をし、 午後は研究所に来て軽い仕事、 例えば論文の検索とコピーとか、 翻訳の手直しとかをする。数学は考えない。 三時過ぎに喫茶店に行って、 カプチーノを飲みつつ読書か、プロブレムを解くかして過す。 この喫茶店にあまりに毎日行くせいで、 ついに店の女の子が時々、カプチーノをおごってくれるようになった。 四時に戻ってきて(丁度この頃日没)、 またしばらく軽い仕事をしてから帰宅する。

最近のニュースは特になし。研究所の人気もほとんどない。 テレビはすっかりクリスマス休暇モードに入り、 「フレンズ」の再放送と映画がやたりに目立つ。 ロンドン数学会から入会のお誘いが来ていた。 研究所が勝手に報せるのだろう。 もし日本数学会が提携していれば、帰国してから入会しよう。 入会と言えば、最近、 BCPS(英国チェスプロブレム協会)に入会した。 早速、先日に会誌 "The Problemist" と "The Problemist Supplement" の最新号が届いていて、嬉しい。 自分へのクリスマスプレゼントに、 アガサ・クリスティの「書斎の死体」 ("The body in the library")、と書かれた、 マグカップを買った。 「偉大なるギャツビー」とどっちにしようか、少しだけ迷ったけど。 いずれにせよ、我ながら、とてもつつましやかだ。



2004/12/17 (金)


2004/12/18 (土)


2004/12/19 (日)


2004/12/20 (月)



この日記は、GNSを使用して作成されています。