「Keisuke Hara - [Diary]」
2005/01版 その1


2005/01/01 (土)


2005/01/02 (日)

計画 (math, 日常)

年末に同室の代数幾何おたくのロジシャンから、 彼がフランスの高等研究所にいたときの話を聞いていて、 ああ、もっと真面目に数学に取り組まねばと思った。 グロタンディークが一日に 16 時間研究している一方で、 なんで私が 3 時間でよかろうか。

今は外留中だから時間を自由に使えるが、 帰国した後にはいつもの日常が待っていると思うと、 今年の、そしてさらに来年にかけての目標は、 日常生活の設計し直し。 能力と根性がない分、十分な時間をコンスタントに、 しかも長期的に、自然に仕事に注ぎ込めるように生活を見直そう。

長期的に一番大事なことは「偉くならないこと」、 超長期的には、できるだけ早く引退することだが、 短期的には色々課題がありそうだ。



2005/01/03 (月)


2005/01/04 (火)

レトロスペクティヴ (日常, chess)

三日がバンクホリディで、今日四日から研究所も動き出した。 年末年始に講演の準備をしようと思っていたのだが、 どうしてもやる気になれず、他のことばかりしていた。 今日からやります…いや明日からかも。

郵便物もようやく今日になって届き、 楽しみにしていた Problem Paradise 最新号も到着。 ヘルプメイトがかなり分かってきたので、 次はレトロに照準を定めようと思っていたところに、 今回は大量のレトロ問題があって嬉しい。 しかし、締切りが今月末なのが痛過ぎる… 研究所のクリスマス閉鎖が恨めしい。

取り敢えず、お茶の時間に喫茶店に行って、 カプチーノを飲みながらオーソドクスの二手問題を二題解いた。 チェスプロブレムは絶対、日本人に向いてる芸術形式だと思うなあ。 既に凄い日本人作家が何人かいるが、 もっと沢山の人材が流入しても良さそうなものだ。 私は普段は特に愛国心を持っていなくて、 例えば、数学の成果はどこの国の誰があげようが、 同じく喜ばしいことだと思う。 しかし、外国にいるとどうしても、 知的な分野での日本人の活躍をとりわけ、嬉しく思ってしまうものだ。



2005/01/05 (水)


2005/01/06 (木)


2005/01/07 (金)


2005/01/08 (土)


2005/01/09 (日)


2005/01/10 (月)



この日記は、GNSを使用して作成されています。