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「あら、山田課長、私の顔に何かついてます?」
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「この沖縄の出張だけど、横山さんが岡田さんと行くようになっているが・・・」
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「岡田さんからぜひ監査に同行させてくれって頼まれていたんですよ」
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「現時点、岡田さんを監査要員として育成する予定はないけどね」
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「彼女も環境保護部に来たのですから、一応どんな仕事をしているのか知ることも必要だと思いました」
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「うーん、それはそうだが、まず岡田さんの上長である中野さんから要請を受けていない。もし監査に陪席するとしても近場にもたくさんある」
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「沖縄に行くのは旅行気分だとおっしゃるんですか?」
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「うーん、それだけじゃあないんだが。ちょっと話し合おうか」
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山田は横山を打ち合わせコーナーに連れて行った。
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● ● | |||||||||||||
「まず初めから考えよう。この会社は今回の環境監査が初回だったね?」
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「ハイ、そうです」
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「初めて監査を行う会社にはベテランを派遣することにしている。その方針は横山さんも知っているね。それで私は五反田さんを指名したい」
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「私では役不足というんですか?」
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「それを言うなら力不足だ。役不足というのは仕事に対して力量がありすぎることをいう」
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「私だって十分監査できますよ」
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「私は監査の責任者として、力量が確実な人を派遣するのが職務上の責任だ」
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「それでは私では力量がなく、五反田さんは力量があるということを説明していただけませんか」
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「それは逆のように思うよ。五反田さんは今までの監査の実績から見て力量があることを実証している。それに対して横山さんは力量がないとは言えないが、力量があることを実証していない」
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「私が過去に行った監査で問題があったということですか?」
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「そうとは言っていない。五反田さんの場合、私が見て環境法規制に複雑に関わっている会社に行ってその報告が適正と思われたということだ。 横山さんは環境法規制がこみいっているとか、通り一遍の法律だけでなくいろいろと関係している会社には行っていない」 | ||||||||||||
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「誰にだって初めてってことはあるでしょう。今回が私の初めての機会とも考えられるでしょう」
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「この沖縄の会社は、初めて監査を受ける会社であって、どんな法規制が関わるかわからない。だからベテランを派遣することは当然だ。横山さんはもう少し経験を積んでから、そういう会社に行ってもらいたい」
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横山はしばし黙ってしまった。
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「それからだ、岡田さんが同行することになっているが、これはどういういきさつがあるのかい?」
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「前から岡田さんから、ぜひ監査に同行させてほしいということを頼まれていました」
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「横山さんが初めて監査に行ったのは、どういう状況だったか覚えているかい?」
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「つまり、あれですか、監査や環境法規制についてある程度勉強してからということでしょうか?」
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「それもある。また会社は責任権限が決まっている。担当以外の仕事なら、直属上長の指示あるいは許可がないとできないよ。以前の横山さんの監査参加にあたっては、私は中野さんの了解を取っている。 横山さんに監査事務局を任せてはいるが、すべて横山さんが自由に決定できるわけではない。まずルールがあるし、今年の方針もあるわけだ。それから逸脱されては困るよ」 | |||||||||||||
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「わかりました。監査の手順に従って業務を進めるということですね」
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「そうだ、ルールは守るためにあるとは横山さんの言葉だよ」
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横山は黙って立つと自分の席に戻った。 山田はやれやれとコーヒーを注いで窓から大手町の雑踏をながめた。 ●
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「おーい、山田君、ちょっと来いや」
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廣井部長が山田を呼んだ。山田は立ち上がり、廣井のところに行く。
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「はい、なんでしょうか?」
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「ちょっとあっちで話そうや」
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「給茶機のコーヒーもなんとか飲めるけど、やはりこっちのコーヒーは美味いわ」
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山田ははて、何の話かと思いつつコーヒーを飲む。
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「横山がおれんとこに来て、お前がうるさくてかなわんから、もっと自由に仕事をさせろと言ってきたぞ」
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「ああ、そんなことがあったのですか、それは申し訳ありませんでした」
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「横山は埼玉支社にいたときも、暴走したからね。正義感とか思い込みで走り出すと危険だ。本社は特にグループ企業の司令塔だから、全体を見て判断するようにしないとね」 山田は廣井から言われて赤面した。部下の指導がなっていないということだ。 | ||||||||||||
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「山田君が営業からこちらにきたときは環境の初心者ではあったが、企業人としては一人前だったわけだ。だけど横山にしても以前いた森本にしても環境も素人だし、企業人としても半人前だ。だから、そういうことも含めて指導しなければならない。 山田君は営業でなんとなく会社の中での考え方というのを身に付けたのだろうけど、やはりそれは先輩がそれとなく教えてくれたわけだ。まあ、今回は山田君がおかしな行動を止めて指導したということなんだろうな」 | ||||||||||||
「もっと横山さんをはじめコミュニケーションを密にするようにします」
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「そうだね、山田君、藤本さんや五反田は大人だから山田君と意見が違っても抑えているというか、君に合わせていることも多いんじゃないか。たった4人なんだからもっとグループの運営方法を考えた方が良いね」
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「ありがとうございます。考えます」
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山田は自席に戻って考えた。● ● 山田のグループは環境監査と工場や関連会社の指導が仕事なので、グループのメンバー全員がそろうということは週に1度あるかないかというところだ。特に藤本と五反田は週に3日は出張している。監査日程は監査を受ける会社や工場の希望を基に設定しているので、曜日を決めてグループ内の会議をするということもできない。毎月、出張しない日を調べてグループ内の打ち合わせ日を決めて行うしかない。 それと横山とは、監査員の人選と派遣者数について、ルールを再確認しておかなければならない。裁量とはルールがあってのことだ。そういうことは教えたつもりなのだが。 いつのまにか岡田が山田のそばに立っていた。 | |||||||||||||
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「山田さん、お話があるのですが」
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「はい、なんでしょう?」
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「ちょっと、あちらでいいですか?」
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岡田は山田を打ち合わせコーナーに連れて行く。
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● ● | |||||||||||||
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「あのう、私が監査に同行することについて、山田さんが好ましくないとおっしゃったと聞きましたが」
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山田は、オイオイまたかと思った。横山がどう話を伝えたのかわからない。
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「岡田さんと横山さんがどういうお話をしていたか私は知らない。 まず監査を実施するにあたっての流れだが、監査の実施前に横山さんが作成した計画書を私が見て、その計画で実施して良いか否かを判断している。 好ましいという意味もいろいろあるだろうが・・今回は三つ問題があると考えた。 ひとつは今回初めて監査を行う会社にはベテラン監査員を派遣したいということがある。横山さんでは力不足かなと考えた。 もうひとつは環境監査に大勢参加するのは好ましくない。複数の人が行くには、それなりの理由がある場合に限る。監査対象の組織の規模が大きくて複数の監査員が必要な場合、監査員として養成中の人、監査が適正に行われているかを評価する立ち会いなどだ。単に見学という理由であれば相手先の事前了解がいる。 最後の理由は、会社は職制で動いている。私は中野さんから岡田さんを参加させてほしいという要請を受けていない。岡田さんの上長は中野さんだからね。 ということを考えて、私は派遣者を横山さんから五反田さんに変更し、岡田さん同行は不要と判断した。そういったことは横山さんから聞いたかい?」 | |||||||||||||
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「理由は聞きませんでしたが、私が行けなくなったということは聞きました」
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「私たちの仕事は当社グループの環境遵法がしっかりしているかどうか、環境事故が起きる恐れがないかどうかを点検することだ。そして相手もあることだから見学者などが大勢行くことは避けなければならない。そんなことはどの仕事でも当然だろうけど」
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「横山さんがこちらに異動した時は、環境担当者として教育をしたと聞きました。私の場合はどうなのでしょうか?」
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確かに岡田を体系立った教育をする計画はなかった。これは手落ちだなと山田も思った。もっとも山田がそこまで気を使って廣井や中野に提案するべきだったのだろうか? それは廣井や中野の仕事ではないのだろうか? | |||||||||||||
「確かに岡田さんの育成計画は廣井部長から指示を受けていない。それについては部長と中野さんと相談することを約束する。ただ岡田さんを横山さんのように監査要員として育成するのかどうかは私は知らない。それは部長と中野さんが決めることだからね。環境教育をするにしても、岡田さんにどんな仕事をしてもらうかによって内容は決まる。 とりあえずはそういうことで良いかな?」 岡田がうなずいたので山田は立ち上がった。 ●
● ● 数日後、環境保護部の部長と課長の打ち合わせで、山田は岡田の教育の話を持ち出した。 | |||||||||||||
「廣井さん、岡田さんから環境保護部に異動になったので教育をしてほしいという話がありました。中野さんの方はなにか考えてらっしゃるのでしょうか?」
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「うーん、特に時間を取ってすることが必要とは考えてなかったよ。日常の仕事そのものが教育だと思っていたんだがね。今まで他社の環境報告書の比較検討、同業他社の環境パフォーマンスの比較表まとめ、広報発表の下働きをしてもらっている。そういうことは、ものすごく勉強になっていると思うんだがね。俺が若いときはそんなことばかりで文句も言わなかったし、そういう仕事を愚直にすることがためになるものだけどね、 まあ、時代が変わったとしか言いようがない」 | ||||||||||||
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「そうだなあ、横山と森本の前例があるから岡田がそういうのも無理はない。といっても岡田一人をわざわざ教育するのもなんだなあ〜、いっそのこと五反田も合わせて教育するか」
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「はあ、五反田さんは十分一人前だと思いますが」
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「そうじゃない、五反田にチューターをさせるんだ」
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「それを聞いて安心しました。私もお役御免ですね」
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「バカ言っちゃいけない。五反田に教師が務まるように山田君が教育するんだよ」
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「うへーー」
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「五反田が来て何か月になる?」
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「8か月になりますか・・・・逆出向は1年間でしたね?」
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「彼が持って帰る環境ビジネスは目鼻がついたのか?」
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「画期的というのはありません。今まで検討した結果では、グループ内教育と法規制情報の提供ですね」
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「お前、他人事(ひとごと)のような言い方をするなよ。山田君がそのビジネスを経営するつもりになって、どういうビジネスをするのか、その成算とリソースを確実にしてほしいのだが」
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「廣井さん、私はそのようなことを指示されたとは思っていませんよ」
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「山田君は森本並みでは困るぞ。五反田がここに逆出向した理由と、山田君に預けるということを合わせれば、そう考えるのが必然だろうが。 大きな声では言えないが、藤本さんも五反田を戻すときに一緒に行って新事業を立ち上げることに決まった。それは藤本さんも五反田も知っている。 そんなわけで、ぜひとも事業になる新ビジネスを構築しなければならん」 山田はヤレヤレと思った。雑用はすべて俺かよ・・・ そんなことを考えて、廣井の話の続きを聞き漏らした。 | ||||||||||||
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「山田君、聞いてんのか?」
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「ハイ、なんでしょうか?」
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「というわけで、五反田に岡田の教育を担当させろ」
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「森本と横山さんの時は、教育する前提としてどのような仕事をさせるのかということが明白でしたが、岡田さんの場合、どのような仕事をさせるのかということがわかりませんが」
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「なるほど、教育のニーズというわけか。中野君のところで岡田をずっと使うということはいいんだよね? 岡田も開発部門でも使えず、環境保護部でも使えないとなると、行くところがない」 | ||||||||||||
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「はい、私も手足がないと仕事になりませんから。 しかしそうなりますと、五反田氏に環境広報とか業界団体との交渉ごとの教育などができるのかという疑問がありますね」 | ||||||||||||
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「これからビジネスとして環境担当者を教育していくとなれば、監査員の教育はできますが、環境広報担当者の教育はできませんじゃ商売にならないよ。 中野君が岡田がこれができるようになってほしいという仕様書を書いてくれ。それを基に五反田と藤本さんに教育計画を立てさせる。そして教師の指導を山田君がすること。 五反田がいるのはあと4ケ月だから、岡田の場合、正味二ケ月で教育を終えることが必要だな」 | ||||||||||||
「藤本さんが五反田さんとビジネスを立ち上げるとなると、事前にその旨を説明して、計画を立てておいてもらわないといけませんが・・」
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「そうだね、山田君、これからの進め方について計画を立てて、順調に移行するようにしてくれ」
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山田はヤレヤレまたかと思った。 廣井はそれを見透かしたように言葉を継いだ。 | |||||||||||||
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「山田君よ、職階が上になればそれなりに行動してくれないと困る。君は、横山への期待と彼女の行動の差に不満を感じているだろう。俺は山田君への期待と行動の差に不満を感じている。部長級ともなれば、何が期待されているのかを感じて、言われる前に動く、そして成果を出すことが必要だよ」
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山田は黙って聞いていた。確かにそうだろうけど・・・ 山田はオフィスに戻って室内を見回した。藤本さんも五反田もいなくなる、横山はあの調子、困ったものだ。 まあ、当たって砕けろ、関係者に実情を赤裸々に話して協力してもらわなければならない。 しかし、廣井さんもなんでもかんでも俺にやらせるのも困ったものだと思う。 ●
● ● 翌週、山田は全員出張がない日を選んで会議を招集した。
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「えー、まだ公にできない内密の話だけど、みなさんの協力を得て実行しなければならないことが多々あります。それでグループ内には秘密を持たないことにします。 まず、五反田さんは4か月後に出向から戻りますが、そのとき藤本部長も一緒に行って新規事業を立ち上げることになります。藤本さん、五反田さんは既にご存じと思います。 それでこの事業計画をまとめなければならないのがまず一点。仕事の内容、損益などの詳細を確実にしたい。 それで本日以降、お二人の監査の仕事を減らして、新ビジネス検討を行うこととする。横山さんは、そのように計画してください。 それから岡田さんを環境広報の担当者として教育することになりました。教育担当は五反田さんになってもらいます。教育のニーズといいますか、何を教えてほしいかは中野課長から出してもらいますが、それに基づいて計画を立てて行います。これはこれから立ち上げる新事業のひとつである環境担当者教育のトライアルと考えてください。 横山さんは、次年度以降、藤本さんも五反田さんもいないので、私と横山さんの二人で環境監査を仕切ることになります。ですから、お二人がいる間に、その監査の技を盗んで一人前になること。 なお、藤本さん、五反田さんが立ち上げる新事業には環境監査を含まないとします。ただ、監査要員が工数的に不足する場合は、監査員の派遣を依頼することはあると考えています。 今述べた方向で行くことになりますが、ご質問ありますか?」 | |||||||||||||
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「人事の話は前日までわからないというのがあれだから、今からばらしてはちょっとまずいのでは?」
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「おっしゃることはわかりますが、これからかなり具体的計画を立てなければなりませんし、横山さんにもそれなりの覚悟を持ってもらわないとならないので・・ まあ、ここにいる方は情報を漏らすことはないと思います」 | |||||||||||||
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「岡田さん教育というのは初めてお聞きしましたが、これはこれからのビジネスの目玉になるかもしれませんね。工場の環境担当者教育というのは、世間一般で良く見かけますが、工場以外の環境担当者の教育というのは楽しみです。ありがたいことです」
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「そう言っていただけるとうれしいです。何事にもチャレンジしてほしいと思います」
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「なにしろ売り上げ規模を確保しなければなりませんので」
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「私個人としてはどのようなことを期待されているのでしょう」
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「簡単だよ。監査計画を立てるとき、いろいろと配慮してほしいということだ。私がチェックして文句を言わなければ合格だよ。 今までいろいろと私に言われてきたからもう十分インプットはあるだろう。そういうことを踏まえて計画を立て、また監査報告書のチェックを行ってほしいね。 それからこれからの4ヶ月間は、藤本さんと五反田さんの助手として監査を数多くこなすこと。沖縄の件だけど、五反田さんを正として、横山さんがアシスタントとして行くことにしてくれ」 | |||||||||||||
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「分りました、がんばります」
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さて、これからすべてうまくいくのでしょうか?
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「不熟につき」というテレビドラマを覚えている方は、いらっしゃいますか?
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自立して動くヤツは暴走しやすいし、暴走しないヤツは自立しないし・・・「帯に短し、タスキに長し」
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鶏様 現実にもそのどちらかしかいないようです 私はもちろん暴走族 自立しない人を見るとオムツが取れていないのかと・・ |
おばQさま 横山さんの暴走すごいですね。 当人が決めてしまった事を修正するのは上司の仕事ですが、やる気を削がないように処理するのは面倒です。 私も暴走族だったので、山田氏の苦労は、何やら他人事に思えません。 暴走族を活かすには、大変な仕事をやらせるか、山田氏のように責任を負わせる事ですね。 今まで文句を言う立場が、言われる立場になると、文句言う立場が気楽だった事が判ります(笑) 文句と責任がバランスした所に、企業人としての中庸があるのかもしれません。 |
外資社員様 毎度ありがとうございます。 自主的に動くのと暴走するのと、程度問題であろうかとは思います。同様に消極的でやる気のない人、いや良く言えば遠慮深い人にも困ります。 何事においても、外資社員様のおっしゃる中庸でないといけませんね 実は私も暴走族で、人の仕事に首を突っ込み、おれにやらせろというおせっかいばかりしてきました。ただ、自分の仕事を放ってそんなことをしたことは一度もなく、自分の仕事をした上でのことです。 でもそういうお手伝いの心は理解してもらえず、おせっかいであこぎな奴だという評判が・・・ 人間バランス、政治もバランス、外交はもっと強気でお願いしたいところですが・・・ |