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05年1月 大分・由布院旅行1泊2日 Vol.2
その後、ふらふらと歩き、宿に戻るともう夕方。とりあえず、浴衣に着替えて外風呂に向かう。外風呂は宿泊客のみしか利用できないので、ゆったりとしている。庭を眺めながら露天風呂につかる。うー、気持ちいい。
6時前、食事の準備がととのったが、お迎えにあがってよろしいですか、と電話が入る。待ってました。これを楽しみにしてたんだよー。食事は部屋でも取れるのだが、私達の部屋は厨房から一番離れているせいか、今日はフロント近くにある個室に案内された。掘りごたつ式の広いテーブルのある立派な和室だった。
料理は、山里料理といっているだけあり、地元の食材を中心にしたシンプルな料理なのだが、味はどれもとても洗練されている。極めつけは、メインの豊後牛の炭火焼。私もYUKAちゃんも一口食べて、「う、う、う、うまーーーー!!!」と叫んでしまった。
はい、今までの人生で最高にうまい牛肉でした。
かなり分厚い肉なのに、フォークもナイフもなくてどうするんだろうと疑問に思っていたのだが、全然必要ありません。箸で切れるくらいやわらかい肉だった。
特筆すべきは、食事に対するサービス。旅館の食事はどこも量が多いのが普通なんだけど、ここはメインを5種類くらいから、しかも2人別々のものを選べるのだが、その場合にも結局各々のメインを2人分用意してくれるのだ。ステーキ、地鶏鍋と選んだ私達に当たり前のようにそれぞれを運んできてくれた。更に満腹の場合には、最後のごはんをおにぎりにして夜食として部屋に持ってきてくれる、ということもやってくれる。まさに至れり尽くせりである。
夕食を2時間以上かけて食べたあと、外に出ると雨が降っていた。冷たい雨。
チェックインのときに利用したラウンジに行く。ここでは夕方からセルフサービスのコーヒーが飲めるので、食後のコーヒーを飲むことにする。
ラウンジでは夕食のデザートをここでとっている人たちもいた。部屋食だった人たちだろうか。暖炉のそばでは、読書にふけるおじさんもいたりと、くつろいだ雰囲気。コーヒーのほかにも、クッキーも置いてあったが、さすがに満腹なので食べられなかった、残念。