アート織田の週末画廊日記
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2004年2月3日

タイトル: ジャケシャ音楽小話
作家: Stephane Pompougnac Hotel Costes 6
場所: Made in France


 

 ジャケットで中身のイメージをいかにあらわすか。レコードのジャケットというものは、常にキャンバス以上にアートをしてきたはずだ。絵であれ写真であれ、音楽ほど多様性に満ちた、人の心を捉える、メッセージ性の高さという点で、越える事は不可能だろうにもかかわらず、不断の努力を重ねてきたレコードジャケットというものを、この総合アートサイトで書かずにおれようか、(いや、べつにおれますけど。)
 というわけで始めた新シリーズ、いまさら買ったホテル・コステスの6であります。
 このシリーズを見ておりますと、ハイヒールの足元とか、目元が隠された女性の顔の構図とかが多いです。はっきり言ってエロイです。
 で、中身はと申しますと、二つ前の日記で書いた通りなんですが、勝手ながら「プラハ的」と言わせていただきます。もちろんプラハなど、行った事ありませんが、先生の申しますところ、「外を歩いていても、ずっと換気のされていない部屋のよう」とか「いつも烏が何羽も飛びまわっているよう」とか、そんな鬱々としたエロさ、そんな街はプラハしか思い浮かびません。中州とはちょっと違うような。
 まさに、私の人生のBGMにふわさしいじゃないかと、独りツボって、聞き倒しております。

 最近月曜休みという勤務が多い。月曜休みには不都合なところが幾つかある。1.画廊にいけないこと(まあいいけど)。2.散髪に行けずノビボーズになっていること。3.憩いのオアシス図書館に行けない事(重要)。などである。
 1の理由から出来心でこんなシリーズも初めてみたけど、続かないようなら止めますね(笑)。
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