日記



 プレッシャーからの解放(2月1日)

 研究発表会が終わりました。

 昨年5月8日に突然研究主任に指名されて以来,昨日にいたるまでの8カ月間,本当に長かったです。いえ,短か過ぎたのかも知れません。

・研究テーマの決定
・研究仮説の設定
・研究計画の立案
・研究計画の報告会
・研究授業の実施
・中間報告書の作成
・中間報告会
・プレゼン資料の作成
・研究要項の作成
・発表原稿の作成
・発表リハーサル
<研究発表会1/31>

 これだけのことを,本来の仕事の合間をぬって,わずか8カ月でやってきたのですから,我ながらたいしたものです。


 さて,昨日の発表会の出来栄えは100点でした。

 できるだけのことはしてきたし,してきたことはすべて出せました。質疑に対する応答も適切に答えられたと思います。もっと●●すれば良かったと後悔した事柄も一切ありません。

 発表とプレゼン画面が多少食い違ってしまうなどの小さな失敗はあったようですが,私達の研究メンバーは,そんなことをくよくよするタイプではないのでOKです。減点対象にはなりません。

 研究メンバーの顧問的立場であるKさんは,「私達の研究が一番先進的で優れていたと思う」と言っていましたが,まあそれはちょっと言い過ぎかも。でもうれしいです。


 発表直前に,
「今日はさすがに緊張してます。」
 と言ったら,

「がはははh。冗談でしょ。顔が笑っていますよ。」
 と言われたのですが,やはりずいぶん緊張していたのだと思います。立場上,色々配慮しなければならないことが多く,自分の世界にこもって緊張感を味わう余裕などなかったのでしょう。

 家にたどりつくなり気絶してしまいました。





 勝って涙(2月17日)

 原田選手またまたやってくれましたね。

 休み時間に他の先生から「1回目79.5m」との話を聞き,もういてもたってもいられなくなってしまい,4時間目の授業を中止して,子どもたちと一緒に団体戦を応援することにしました。

 テレビをつけたときは,ちょうど2本目の3巡目という絶好のタイミングでした。

 教室は原田コール,船木コールの大合唱で最高に盛り上がりました。

 「失敗しても笑顔の原田」は好きだけど,もう見たくありませんでした。

 「勝って涙の原田」を見ることができて本当に良かった。嬉しいです。

 感動をありがとう。



 学校から帰る途中で追突されてしまいました。がっかりです。

 信号のない交差点で,車の流れが途切れるのを待って一時停止しているときだったのでこちらの責任が問われることはありませんよね。

 相手の方(54歳の女性)も妙な言いがかりをつけてくるような方ではなく,自分の過失であることを認めてくれたので,事後処理はスムーズにいくのではないかと思います。

 こちらの被害はリアのバンパーとランプとボディだったので運転に影響はありませんが,相手の車は前輪付近が壊れてしまい動かなくなってしまいました。

 警察まで乗せて行って欲しいと言われたのにはあきれてしまいましたが,まあ仕方がないので約15分の道のりを雑談などしながらドライブしました。複雑な心境でした。




 最近だるいです。そして眠いです。

 そう言えば,このところ日曜日に睡眠不足を解消できないまま月曜日を迎えているような気がします。まだ水曜日だというのに早くもダウン気味です。

 以前は,仕事中にぼんやりしていて夜は元気だったのが,最近は仕事が終わったとたんにグッタリ状態なのでその点だけは良い傾向になってきました。




 卒業式のBGM(3月11日)


 卒業式のシーズンです。

 私の担当は昨年に続いて”放送”です。

 他の先生は,式の最中は,座席にさえ座っていれば,寝ていようが,瞑想に耽っていようが,何をしても構わないのですが,放送担当だけは緊張しまくりです。

 マイクの音量調節やBGM開始のタイミング等々,式の間中神経すり減らします。

 昨年は,「卒業生別れの言葉」の途中でBGMをフェードアウトするのをうっかり忘れてしまったし,ボケッとしていて,卒業生が退場する際にBGMを流すタイミングが数秒遅れてしまいました。


 おまけに今年はBGMの選曲も行わなければなりません。毎年毎年同じ曲ばかりなので変更してほしいとの声が挙がっています。音楽的素養が全くない私にとってはずいぶん辛いものがあります。

 というか,こんな大事のことをオルガンの片手演奏さえできない私に任せてしまって良いのでしょうか。


 手元にあったCDの中からとりあえず選んでみたのが,

 「ラフマニノフ交響曲 第2番 第3楽章」

 卒業生が小学校生活の思い出を語る場面で流そうと思うのですが,こんなので良いのかなあ。うーん,よく分かりません。


 卒業式でよく使われるBGMってどんなのがあるのかな。






 卒業式のBGM2(3月13日)

 今日も卒業式で使う曲を選ぶため,CDを聞きまくっています。

 一昨日選んだ「ラフマニノフ:交響曲第2番第3楽章」はいかにもお別れの曲というイメージの曲なのですが,ちょっと暗すぎる感じがするので,門出を祝うという感じのもう少し明るい感じの曲にすることにしました。

 それで,もう一度手元の(数少ない)CDの中から選び直して決めたのが,
「グルック:精霊の踊り」
「ヘンデル:アリア」
「モーツアルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク第2楽章ロマンス」
 です。


 それにしても,選んだ曲名を並べてみても,どんな曲だったか思い出せないのが悲しいです。





 卒業式の練習(3月18日)

 私は放送担当なので,練習中は放送室に詰めています。

 それで,放送室の小窓から子どもたちの練習の様子を覗いているわけですが,これが精神衛生上実に良くないです。子どもたちは担任が近くにいないので実にリラックスしています。

fuku「君たちが卒業式の練習をしているときに先生はどこにいるか知ってる?」

みんな「知ってるよ。放送室でしょ。」

K男「窓から顔出すのはみっともないよ先生。」

fuku「先生はみんなの様子見ていてとってもイライラしてたんだけど,どうしてか分かる?」

P子「みんながごそごそしてたからでしょ。特にTくんなんかひどいよね。」

fuku「その通り。先生がいないからといってだらだらしていた人は正直に手を挙げなさい。」

みんな「はーい!」

 はぁ〜っ。放送室の小窓から子どもたちのようすを覗くのはもうやめます。



 ところで,卒業式の「お別れの言葉(送辞・答辞)」の場面で使う曲が決まりました。いったん外した「ラフマニノフ:交響曲 第2番 第3楽章」をまた復活させませた。

 引き受けた時点では,できるだけ例年通りの曲をそのまま使ってお茶を濁そうと思っていましたが,いつのまにかのめり込んでしまいました。式の場面を思い浮かべながら選んでいく作業も終わってみればなかなか楽しいものでした。

始まり
「モーツアルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第2楽章 ロマンス」
途中その1
「グルック:精霊の踊り」
途中その2
「ラフマニノフ:交響曲 第2番 第3楽章」
終わり
「ヘンデル:アリア」


(保存版 参考資料)
読者の方からおすすめいただいた曲
・ベートーベン ピアノソナタ C minor Op.13
 第二楽章 アダージオ/カンタヴィレ Adagio/Cantabile
・モーツァルト アイネクライネ・ナハトムジーク K.525
 第三楽章 メヌエット/アレグレット Menuetto/Allegretto
・ハイドン ロンドンシンフォニー No.104 in D major
 第二楽章 アンダンテ Andante
・バッハ ヴァイオリンコンチェルト E major BWV 1042
 第一楽章 アレグロ Allegro
・パッヘルベル:カノン
・モーツアルト:クラリネット五重奏曲、第一楽章
・モーツアルト:ピアノ協奏曲20番、第二楽章
・モーツアルト:ピアノ協奏曲27番、第二楽章
・シューベルト:即興曲変ト長調 作品90−3
・シューマン:花の曲 作品19
・ブラームス:間奏曲 作品117−1
・バッハ:アリア
・ショパン:別れの曲
・エルガー:愛のあいさつ

 ご紹介いただいた際に,「しんみりした曲」よりむしろ「荘厳な曲」「春らしい感じの曲」の方が良いのではないかというご意見をいただきました。

 それにしてもほとんど知らない曲ばかりです。もう少し早い時点で教えていただけば良かったとつくづく思っています。

 ありがとうございました。






 春休みなのに(3月25日)

 今年の春休みはちょっとのんびり羽根を伸ばそうと思い,26日から30日まで休暇をとっているのですが,まだ仕事が終わりません。(号泣)

 明日から浜松の妹夫婦の家に遊びに行く予定なのですが,「何時に来るの?」という問いかけに即答できないのが悲しいです。


 せっかく休みを取ったのに明日も出勤です。

 終わりしだい,というか,もし終わったら浜松に出かけます。




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