電脳生活日誌


 ガーガーキュルキュル(1月5日)

 最近愛機「PC9821NA12」の調子が悪いです。3日に1度はガーガーと大きなうなり声をあげるようになってしまいました。

 バッテリとの排他利用なのでいつもは取り外していますがFDDの調子も悪く,たまにセットしてみるとキュルキュルとお腹が空いたような変な声を出します。

 ついこの前は電源アダプタが壊れてしまったし(→新品に交換した),その前は,メモリボードがしょっちゅう外れていたし(→接着剤で固定した),購入してからまだ1年8ヶ月しかたっていないのに,そろそろ寿命かなという感じです。

 私はノートパソコンしか持っておらず,仕事も遊びもこれ1台です。しかも夜は起きている間はほとんどずっとつけっぱなしにしているので,少々酷使しすぎなのかもしれません。

 しかし今は新しいPCは買いたくない気分です。お金もありませんし。

 愛機「PC9821NA12」はスペック(Pentium120MHz)は,すでに一世代前のものですが,システム的には安定しているし,処理速度の面でも別に不自由は感じていません。

 それに今無理して中途半端なものを買うと,Windows98が出た後できっと後悔するような予感がします。Win3.1が出たときも,Win95が出たときも,当時快適に使っていたパソコンが一夜にしてうすのろマシンに成り下がってしまいました。

 とにかくあと半年ぐらいは「PC9821NA12」に何とかがんばってもらいたいです。


 それにしても,今壊れてしまうと本当に困ってしまいます。もうすでにNEC98シリーズは存在しないので,もし壊れてしまったら,現在使っている周辺機器が使えなくなってしまうのでは? 内臓HDのデータは,もしかしたら永久にとり出せなくなってしまうのでは?

 発表会が間近(1月31日)に迫っている社会科教育研究会の原稿が消えてしまったら,それこそ取り返しがつきません。

 ああ,そうですね。早速バックアップをとっておかなくては。

 バックアップというと最近よく使っているのはフラッシュメモリPCカードです。ちょっと値段は高いですが,ノートパソコン愛用者にとっては,FDよりも断然便利です。

 現在FD代わりに使っているのは15MBタイプのもので,HDと比べるとわずかな容量ですが,日頃のデータ保存にはこれだけあれば十分です。


 さて,バックアップを済ませました。とにかくこれで一安心です。

 いつ壊れても最悪の事態だけは免れそうです。





 物欲(1月15日)

 所用で近所の某ディスカウントショップに出かけたら,店頭で「MobileGear MK-1(キーボードが大きいヤツの初期型。いわゆる青モバ)」が26400円で売られていました。

 私はそれを見た瞬間,不覚にも意識を失ってしまい,気が付いたときには,小脇に青モバの箱を抱えて店を後にしていました。

 それで,早速車の中(笑)で箱を開け,電池をセットして,基本設定を行い,いろいろいじってみたのですが,これは本当に楽チンです。

 キーボードが大きくてとても使いやすいです。

 テキストを入力するためだけのツールと割り切れば,これほど便利なものはありません。それに「国語辞典」がついているのが何といってもありがたいです。

 携帯端末というよりは携帯キーボードという感じです。



 愛機PC9821NA12の調子が悪いのは相変わらずで,やたらにガーガーうるさいし,特に最近は,HDのモーターが壊れかけているのか,CPUか何かの回路が切れかけているのか分かりませんが,アプリケーションの動きが一瞬止まってしまうような不審な態度を見せています。本当にもう駄目かも知れません。


 Win98が出て,評価が定まってから買うのが正解だとは思いますが,それだとまだ1年近く先の話になりそうなので待ち切れません。

 一時期はMACに興味もありましたが,takeiさんの悪戦苦闘,七転八倒ぶりなどを拝見していると,やはり今まで使ってきたWindowsの方が安心です。(もちろんそれだけが理由ではありませんが)

 それで,パソコン雑誌を買いあさっては読み,PCショップに出かけては色々物色しているのですが,ノートPCの値段の高さにため息です。

 とりあえず,「PC98規格」なるものに準拠しているものにしておけば大丈夫だろうと,「MMX Pentium200MHz」「メモリ64MB」クラスのパソコンを物色しているのですが,このクラスはまだ50万円前後するのですよね。ディスクトップなら2台買えてしまいます。

 今後もずっとWin95を使い続けるなら,133MHzあるいは166MHzクラスでも十分ですし,私がやりたいことの大半はそれで済むのですが,Win98が発売されたら即座に購入してしまうことはもはや分かりきっているので,悩みはつきません。

 50万円ですからね。ふぅ。

 パソコンに50万円出せますか?





 物欲−その後(1月23日)

 もはや自分自身を説得するための購入理由を探している段階まで高まってきています。

 今のところは,「どうせあと1年待ちきれないのなら,いっそのこと一日でも早く買ったほうが,それだけ長く快適なパソコンライフを送れる」という理由を考えています。

 ところがこの理由だと,「Windows98がまともに動くといわれているMMXPentium233MHzクラスのノートPCはまだまだ高すぎるので,あともう少し待ったほうが良いのでは?」という理性が邪魔をしてしまい,購入に踏み切れません。

 何か良い理由はないでしょうか。


 それにしても,166MHzクラスのノートPCが30万円前後で買えるのに,233MHzクラスは50万円ですからメチャメチャな価格設定だと思います。166MHzと233MHzとのCPU単体の価格差は4万円程度のはずなのに,本体の価格差は20万円にもなっています。


 それで,直販ならずいぶん安くなるという噂を聞きつけて,直販関連雑誌を読んだり,直販メーカーのサイトをうろついたりしたあげく,たどり着いたのが「Gateway2000JAPAN」です。

 「Gateway2000」というと,金丸優子さん(現在は平田さん)の「牛飼い日記」を思い出します。優子さんの語り口が楽しくて興味深く拝見していました。当時の私はNEC98ユーザーだった(今もですが)し,サポート面の心配から通販で買うことにはずいぶん抵抗があり,購入対象にはなり得なかったのですが,仕事仲間で私と同じNECユーザーだった”みにてち”氏が先日「Gateway2000」のディスクトップを直販で購入したので,話を伺ってみると,地方都市に住んでいてもサポートは大丈夫とのことなので,購入対象として急浮上してきました。


 価格を調べてみると,

「MMXPentium233MHz,XGAカラー液晶(TFT),32MBメモリ,2.1GB HDD,モデム内蔵」クラスのノートPCは,店頭で買うと実売50万円程度もするのに,「Gateway2000」SOLO2300シリーズなら40万円程度です。

 私が欲しいと考えている「MMXPentium233MHz,XGAカラー液晶(TFT),64MBメモリ,3.0GB HDD,(モデムなし)」なら41万円です。

 この価格を見たら店頭で買うのがばからしくなってしまいました。


 それでも40万円ではまだまだ高いなあ。



 それにしても,NEC98にこだわる必要がなくなったことで選択肢が格段に増えました。


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